雲ノ平…なんて素敵な名前だろうと思いません?雲が地と平らに流れる場所?雲の上に乗れる場所?どんなイメージを持つかは人それぞれだけど…名前惚れしちゃうじゃん!って感じのネーミング!名付けた方センスいい〜!で、今回で人生2度目の雲ノ平キャンプ場でした。
前回の記事は…
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押してもらえると見てくれている人がいるんだ〜!って嬉しくなるの。
雲ノ平キャンプ場
さて、昨日18時前にはシュラフに入って寝た。
とにかく寝た。
夜中に何度か目は覚めたが、星空を見るのもかったるく……そのままひたすら…寝た。
流石に8時間ほど寝ていると…
とも、思う。
私のTwitterをフォローされている方はご存知かもしれませんが、私はよく寝ます。
テント泊でも寝ようと思えば、いくらでもシュラフにくるまり寝ていられるのですが…。
起床時間が遅くなると、日中の行動時間が短くなるので…3時半頃、起床。
まず、湯を沸かし、湧いた湯でアルファ米をふやかしている間にテント内でできるる限りのパッキング。
ほら!見て!下の写真…朝ご飯以外になにもない!
そして、この日の朝ご飯もコレ以外になにもない。
荷物をコンパクトにしてテント泊をするということは…こういうことなのだよ。
アルファ米を食べ終わったら、テント撤収のためにテントから出てみれば…あら〜!空には満点の星空!
ほら見て!
…アレ〜?おかしいな〜…全然写真に星空が映らないわ!
今期からiPhone12で夜空を撮っているんだけど…ネットで見るようなすっごい星空が取れないのはナゼ?
下の写真は…月が主張し過ぎだし…。
難しいですね、夜空写真。
まあ、私のブログは写真技術については全く探求する気はないので、この程度の写真でご勘弁を。
時間は4時…まだまだ寝ている人も多いようだ。
下の写真はテントに付いた結露を拭いている途中のもの。
ペラペラな灰色のタオルで結露を拭いては、その水滴を絞り…を繰り返す。
おかげで手は冷え冷え。
冷えた手は…私の段々腹の間に挟み…お腹の脂肪で温めます。
テント内の荷物、テントをザックに収納したら…いよいよ出発。
下の写真の空き地が私が今回テントを張った場所。
忘れ物がないよう、写真を撮るついでに最終チェック。
私がテントを張った場所から、雲ノ平キャンプ場エリアを出るまでに7分ほど歩く。
それほど広いよ、雲ノ平キャンプ場。
5時25分雲ノ平キャンプ場を出発
雲ノ平キャンプ場から登山道へ合流する前に、雲ノ平キャンプ場を振り返る。
多分…年齢的に…テント泊ではもう訪れるコトはないだろうな…と思うと名残惜しいわ。
テントを張った場所から雲ノ平エリアの登山道に戻るまで8分ほどかかりました…。
さあ、雲ノ平山荘へ行って、幕営料金を払いましょう!
雲ノ平山荘
雲ノ平キャンプ場から雲ノ平山荘までは片道20分。
元気なら、風景を楽しみながら楽々歩ける水平道だ。
朝日は見れないが、周りが朝焼けのお陰で空はキレイなグラデーション!
そのグラデーションと共にそびえ立つ雲ノ平山荘がめっちゃカッコいい。
この風景が綺麗すぎて、何度も足を止めて見惚れていました。
5時50分雲ノ平山荘に到着
雲ノ平山荘って建物のデザインもカッコいいよね!
雲ノ平で売っているビールもドライや一番搾りではなく、クラフトビールの「よなよなエール」も売っているだとか。
場所はこちらになります。
あら、雲ノ平山荘も富山県なのね!
マスクを装備して雲ノ平山荘に入り、幕営費を払う。
まず、受付で…開口一番。
支払いに来ませんでした。
本当にごめんなさい!
今、お支払します。
支払い前にテント泊をしてしまって、
大変申し訳ありませんでした
私は、自分が悪いことをしたな〜…って時は、まず謝る。怒られるの嫌なんだもん。
受付の方は、あ〜そうですかー。では幕営許可書にご記入ください。ですって、怒られなくってよかった!
一泊後の私でも、ドコから来たのか、ドコへ行くのかを幕営許可書に記入します。
そして、昨日着けれなかった幕営許可書も貰った!
貰ったのに…大事にお財布にいれたのに…家に帰ってデータとして取り込む前に家のどこかへやっちゃった。
雲ノ平山荘は外観、ビールだけでなく…全体的にとってもオシャレ!
テラスも用意され…
おしゃれな談話室も見えるわね!
雲ノ平山荘には泊まっていないので、内部の写真は一切とってない。
いつか、雲ノ平山荘に泊まったら…許可を得て、たくさん写真を撮らせてもらおう!うん!
雲ノ平山荘から高天ヶ原温泉へ
雲ノ平山荘で心の重みを下ろしたので、ここから先は足取りも軽く、高天原山荘へ向かって歩けるわ!
雲ノ平山荘から雲ノ平キャンプ場方面へチョットだけ戻った場所に高天原の分岐点がある。
分岐点の道標は足元に、銀色看板で設置されているので…
周りの人は、薬師沢方面や祖父岳方面へ行かれる方ばかりで、たった1人…高天ヶ原温泉方面へ向かう自分…。
なんだか不安な気分…。
足元には道標と共にこのような注意書きが
人間のエンジンブレーキは…心構えかしら?
調子に乗ってポンポンポーンと下ると…危ないわね。
過去にやらかしてますし…
この分岐点から雲ノ平エリアを守ってきた木道ともさようなら。
岩とハイマツの道を登ります。
ココから先の道に誰もいないので……なんだか不安になってきて、今回の山行で初の熊鈴装備。
ブナ平尾根登山道、野口五郎岳、水晶小屋…今までの道のりは人の気配ムンムンだったのに…
これから先はちょっと人が少なくなるエリアになる…。
私の人が少なくなるエリアへの不安ベスト3は
3位 滑落・道迷い
2位 怪我
そしてなにより
1位 熊
皆様はどうですか?
そして〜ハイマツに付いた朝露で…濡れる〜。
やーん!
その朝露で滑ったりしないようにユックリユックリ上り、
時には途中で振り返ると、雲ノ平山荘と笠ヶ岳がキレーに見えてる〜。
雲ノ平山荘を見ながら…
って自分にファイナルアンサー…そして答えは…進む。
朝露で濡れた岩場の道は滑る。
ちなみに木道も滑る。
なので、どこでも滑るもんだと開き直り、接地面に足をフラットに置くことを心がけて進むが、何度か岩の上でツルッとを経験。
途中にあった土の道。
多分…夜から明け方にグイグイ育った霜柱が、太陽の熱で溶かされて…。
グチョグチョ。
実は…ここでストックの先につけている石突をなくしました…。
無くしたとき、すぐに気がついたので探したんだけど…見つからない…ゴメン…。
でも大丈夫!
ここに来る途中で、誰かが落とした石突をゲットしていたので…それをハメて…リサイクル。
だから…ここで私がなくした石突…誰かが見つけて、使ってくれているといいな…。
そのまま登っていくと…。
らしきものの直下に着いた。
なんだろう?これ?
6時35分観測所下に到着
今回の記事を書くために検索したら「コロナ観測所」って場所らしいですね。
ん〜…これに関して詳しく書いてあるサイトはなかったのですが…北アルプス乗鞍岳にもコロナ観測所という場所がある。そこは太陽のコロナ・紅炎の観測を行っているそうなので…。そちらの親戚かしら?
上の写真に写り込んでいる変な歪みは…もちろん、水滴です。
写真を撮る前に拭きなさいよ…ねぇ…。
さて、雲ノ平山荘からの出だしはこんな感じ。
この先、下るってわかっているに…登るっていうのがちょっと辛いわ。
ココまでは雲ノ平のマッタリエリア。
そして、ここから先は…目的地の高天原山荘まで一気に下りますよ!
次回「鈍足・単独・テント泊が歩く裏銀座縦走(13)」に続きます。