とりあえず…三ツ峠山の代表格である「開運山」は登った。残る2山のうちの「木無山」はこの後通過するから良しとして…もう1山の「御巣鷹山」へは、ちょっと回り道しないと登れません。ネットで検索してもあまり話題に出てこない「木無山」は…いったいどんな山だったでしょうか……。
前回の記事は…
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開運山から御巣鷹山へ
視界も良くないし、わざわざ回り道をして御巣鷹山へ行く事もないのかな〜?と思いつつも…登山を開始してまだ2時間チョイ…下山にモードになるにはチョット物足りないし、この三ツ峠山に来るのも最初で最後かもしれない…後悔なくこの山を楽しむために
行っとこ!御巣鷹山!
登ってきた階段道とは違う道を使って下っていきます。
下りに使った道で開運山を振り返れば…NTTの電波塔がドドーン!
いやあ…ご立派だね。
こんなの立っているなら、ドコモユーザーの私の携帯電波はばっちりだわ。
で、開運山からどんどん下っていく。
すると分岐点が現れた。
三ツ峠山荘と御巣鷹山のそれぞれを指しています。
御巣鷹山方面へ進むと、さらにガスが強くなってきた。
進行方向もモヤモヤ…でも…なんかうっすら塔っぽいの見えない?
道は徐々に登りになっていきますが、特に厳しい登りではない。
そこらの公園にあるような登り道。
鷹って文字がつくんだから、鷹が止まりやすい山?
御巣鷹山に対して過剰に期待しながら登っていくと…
見えたよ!
電波塔!
…え?
えーと…地図を見ると…ココらあたりが御巣鷹山のハズなんだけど…どこ?
この電波塔の建つエリアから先の道は下り道になってる。
地図を見てもここら一帯のピークはまさにココ!
電波塔の脇に道があったので、まさかココじゃないよね?って思いながらのぞき込んで見ると…細い道が…
これは…電波塔を囲む細い道だから、登山道じゃないわよね…と思いながら、進むと行き止まりだ。
う〜ん…結局御巣鷹山は謎のままで終わるのかな?と引き返そうと思ったら……木になにかプラプラしている。
なんだろう?
え…まさか…
やだぁ…
そう、それは……
御巣鷹山の標識!
もうちょっとアップで見てみましょう!
10時33分御巣鷹山に到着
御巣鷹山 標高1775m
と、しっかり書かれている。
だが、これ以外になにもない。
眺望も広場もこの山の由来を書いた看板など一切ない!
私の微々たる山の履歴の中でも…なかなかに寂しい山頂ですわよ、ココは!
って来た道をもどっていたら
あら、まあ、三角点。
名前は立派なのに…なんか…物悲しい。と思いながら御巣鷹山を後にしようとしたら、男性がこの小道に入ってきた。
と、聞かれたので…先程の木を指差し。
と、答えると…そちらをみやって…
先程の私と同じく
ガビーン!
って表情をしつつ、木に向かっていった。
御巣鷹山…想像を越えた…山すぎた。
まあ…こんな感じの山頂なので、わざわざ遠回りして訪れる必要はないかもしれないけど……私が初見の友達を三ツ峠山に登りに来たら、御巣鷹山ショックの顔を見たくて…登りに来ちゃうかも。フフ。
四季楽園・三ツ峠山荘
さあ、御巣鷹山から開運山方面に戻るぞ!
と、戻る方向に見えるのは開運山の電波塔。
あ〜〜〜〜!電波塔!
山なのに電波塔!
電波塔が立つ前の三ツ峠山って何年前ー!?
この山を開拓したお坊さんも、20世紀以降こうなるとは思わなかったろうな〜。
電波塔…うん、たしかに日々携帯でお世話になっているありがたい存在だけど…
とか思いつつ歩くと、先程の分岐点に戻ってきた。
さっき通った道が向かって左手、まだ通ってない道が右手。
歩いたことがない道を歩きたい派の私は右手を進んだ。
そしたらさー。
なんか道がネチョンネチョ!
三ツ峠山は登山道以外に車でも来れる(一般車はダメ)ぽっくて…車の轍がね、あるの〜。
この無駄にヌチョヌチョ道を越えて…四季楽園近くまで戻ってきたよ。
10時47分四季楽園に到着
四季楽園…なんか高級料亭みたいな名前だね〜。
四季楽園前には有料の休憩場所があります。
料金は1人100円
ただ…四季楽園から広場まで1分もかからない場所に見晴らしがよく、ベンチが設置されている広場あるので…
ここで休憩しちゃう人が多そう〜。
でー…展望は…?先程通過したときよりも改善した?
イマイチスッキリしないな〜。
三ツ峠山からの富士山を見ることを諦めて進もう。
先ほど通過した三つ峠山荘の方へ戻ります。
三つ峠山荘の看板、右から書いてあってちょっとかっこいい!
三ツ峠山は上り時間が2〜4時間ほどで登れちゃうため、この山小屋に泊まるのは…反対に難しいのかもしれないけれど…この小屋に泊まって、夜明けの風景を見たら最高なんだろうね。
三つ峠山荘からは甲府の街並みが見下ろせました。
富士山は…全く見えないんですが…。フフ。
三つ峠山荘の前にはテーブルとベンチが設置されていて、複数のグループがそこでワイワイと楽しそうにしていました。
う〜ん…三つ峠山荘を利用して登る人って少ないんだろうなぁ、営業大変だ。
そう思うと先程の休憩場所に一人当たりの休憩料金を請求しちゃうのも…わかるわ。
三つ峠山荘からちょっと降って次の木無山を目指します。
木無山へ
三ツ峠山荘から下ってすぐに分岐点。
さて、どちらの道へ?
次に進むのは木無山。
でも道標に書いてある文字は…下山口方面のみ。
こういうとき、ちょっと悩みません?
とりあえず…今回の登山の下山は母の白滝なので…母の白滝方面へ進もう。
で、道なりに進む。
進むけど…山のピークらしきものは見えないね〜。
道の途中にあった山座同定盤。
ちょっと読みづらい。決して私の老眼・近眼・乱視のせいではない。
道なりに歩く…。
木無山ないね〜…もういいか…と諦めていたら分岐点だ。
ああ、もう分岐点に着いちゃった。木無山はナゾのままか…と思ったら…。
11時05分木無山に到着
木無山 標高1732m
山というからには…ポッコリ出ているハズ…だけど、えっとードコらへんがピークなの?
風景も…周りは見渡せるけど…展望!って程じゃないかな…?
三ツ峠山…遠くからみたらポコポコポコと3つの山の形が見える感じだけど…
実際歩いてみると、御巣鷹山の電波塔…そして木無山の無し加減に…ちょっと肩透かし気分も…。
ま、いいわ!後は下山のみ!
こういう山は下山時に道を間違えるコトがおおいから母の白滝方面へ向かって道を間違えずに降りていきたいと思います。
次回「日帰り単独縦走三ツ峠山(5)」に続きます。