さあ、長くなってしまった八峰キレットレポもこれで終了です。今回の記事はさしたる盛り上がりもありませんが…旅の終わりは、そうであってほしいものですよね?
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過去記事
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(1)
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(2)爺ヶ岳編
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(3)鹿島槍ヶ岳編
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(4)八峰キレット編
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(5)八峰キレット小屋編
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(6)五竜岳編
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(7)五竜〜唐松編
唐松頂上山荘から迂回路分岐点まで
さて唐松頂上山荘から八方尾根スキー場のリフト降り場までは、下り道一色だったはず。
と八方方面へ向けて歩き出す。
え?唐松岳は登らないのかって…
うん!登らなーい。
11時44分下山開始
もうね…唐松岳ピストンする体力が残ってない。
また、帰りのバスの時間の出発時間は15時半!現在12時チョット前!そのコトを考えると、時間にちょっとでも余裕が欲しいの。
幾度か通った唐松〜八方間の登山道へ向かう
が!
なんと通行止め!
八方はこちらへの看板が指す方向を見るとね
なんと上り道じゃん!
※この写真にある(八方尾根→)道はロープが張られていて進めません。
どうやら、過去に通ってきた道は石が崩れたかなんかで通れなくなっているらしい…。
あとは下りだけ〜と思っていた私の前に立ちふさがる上り道。
ってことで歩きだしました。
で、登りつつも…後ろ髪を引かれて…ついつい振り返ってしまう。
さようなら白馬連峰!
遠くに見える剱岳もまたね!
昨日からず〜〜〜っと見てきた山々の風景ですが…全然見飽きない!
さすが!山!そして昨日からずっと歩いてここまで来た私すごくない?
と、わけのわからない優越感?に浸りながら歩く。
そして、唐松頂上山荘の裏手からの上り道を登った先に現れたのは…。細い稜線道。
幾度か唐松頂上山荘へは来ているのですが、この道を歩くのは初めて。
結構細い道、しかも両側が崖。
すれ違うのも初心者同士だと難儀しそうな道。
その先に現れたのは岩の階段。
ここの階段は一人で歩くのが最適な幅のため、上ってくる人とすれ違うのに時間がかかりました。
本来なら怖い道を避けたい方は迂回路を通っていたのでしょうが…迂回路が通行止めのため、コチラのルートを通らざる負えないため必然的に時間がかかっちゃうんですよね…。
平日の昼ですれ違い待ちが発生するようでは…休日はどれだけ混むのかしら?
岩の階段を降りた先に現れた見晴らし良いポイント!
この下山道はまず白馬村が町並みがグーッと見えるのが気持ちが良い。
途中にあったゆずり合いポイント。
冬になると月に1、2度はスキーで訪れる白馬村…。
ああ、温泉行った行ったな〜、あそこのセブンイレブンも行ったな〜あのスーパーに買い出しに何度も行ったよな〜と過去の思い出を振り返り
今日の登山の思い出、そしてこれから訪れるスキーシーズンに思いをはせながら下山を進める。
八方尾根スキー場から唐松岳は比較的お手軽登山コースのせいか?平日でも登山者が多いです。
そして迂回路との分岐点まで降りてきました。
迂回路への道は封鎖されていますね。
遠くからしか見れないんですが、確かにがけ崩れしていそう…。
最近は丹沢も南アルプスでも山の崩壊の知らせを聞くことがあるので、心配だ〜。
02迂回路分岐点から登山口まで
先程の分岐点を過ぎてしばらくすると、不帰岳をじっくり見れるビューポイントへ!
不帰岳は一度歩いたので、もう行かないかな?と思いつつも…
こうして見ちゃうと…
そんな欲がムラムラと…
三大キレットの一つ不帰ノ嶮…怖かったし、通過するのは大変だったけど…楽しかったんだよね〜。
来シーズン…また行ってみようかしら?って思いながら、どんどん下山。
ふと、右手を見ると遠見尾根が見えます。
こうしてみると小さなアップダウンがハッキリわかります。
とにかく見晴らしの良い八方尾根スキー場への下山コース。
楽しみながら下山できるのが嬉しい。
でもね、ちょっと思っちゃうの。
スキーでちょこちょこ来ているから…
雪があってスキー板があったら…あっという間に下山できちゃうのに〜ってね。
下山も含めて楽しめよ〜って思われるかもしれませんが…ゴメンナサイ!でも…でもね!私は登山も好きだけど、スキーも好きなの!
ちょっと木に囲まれ、視界が阻まれると…ほんのチョッピリだけテンションが下がる。
すると…一気に足に疲労を感じてきました…。
で、このコースを歩くたびに、ちょっと脇道の入って見に行く…
定番の雪渓を必ず見る。
あ〜雪渓の雪も残りわずか!
でも一ヶ月半後ぐらいには、また雪が降ってくるだよね〜。うんうん。
その後もどんどん下山。
晴れている日ならば、まず、道に迷うことも少ない登山道。
その安心感からか、心もすっかりだらけていて…
って思いながら、後半は下山していました…。
13時14分八方尾根登山口に到着
あ〜〜〜!やっとココまでたどり着いたよ!
この先も八方尾根スキー場のリフト降り場まで距離はあるのですが…ここ迄来ると…登山が終わった気になっちゃう…。
バスの出発時間まで残り2時間ほど…のんびり歩くか?せかせか歩くか?う〜んどうしよう?私の足。