実は今回登るまで知らなかった大岳山。ここからの眺めは想像して以上に素敵でした!地図を見れば今日の一番高い場所はここまで、残りの行程は奥多摩駅に向かって下山するだけです。
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楽しい登山道が続く…大岳山から鋸山まで
ああ、それにしても大岳山からの眺めは素晴らしい〜!
大岳山山頂にたどり着いた人たちは、到着した途端に「キャー!」とか「わー!」とか大歓声!
私も、声には出さなかったけれど
って心の中で大歓声!
しかも今日はすっごく視界がよくって
富士山バーン!
ああ〜…やっぱり登山ってイイな〜!楽しいな〜!大好きだー!!!
この大岳山山頂で休憩する人も多く、みなさんバーナーを出してラーメンを作ったり、コーヒーを淹れて楽しそう!
私もここでコーヒーでも飲みたかったけれど…手持ちの液体はハイドレーションの水しかないよ。
なので…風景だけがっつり頂いて次の目的地鋸山へ向かいます。
大岳山山頂からチョットだけ下った場所に、鋸山方面への道標が立ててあったので安心して進む〜。
でも、鋸山って…なんだか激しそう山頂を予感のする名前…やっぱり…
石や岩が盛りだくさん?
…どんな山なのかしら〜?とウキウキしながら歩き始めることに。
大岳山から鋸山方面は激しめの下り道から始まります。
まあ、御岳山から大岳山までの登りも岩っ岩っしていたんだから当たり前ですね。
岩場は…登るのはシンドイけど、登る行為自体は楽。
でも下るのは大変、転ばないよう、体に負担をかけないように常に注意を払いながら下る。
下りで楽なのは呼吸だけって感じですよね。
時にはケツをつけながら、時には後ろ向きになって岩場を下りました。
こうして岩場を下り切ると道は穏やかに変わり…心も身体も穏やかゾーンへ。
木に囲まれた気持ちの良い登山道を歩いて行く。
もう鼻歌まで出てきそうなほど、気持ちの良い道。
するとね、再び出てきたよ〜!
岩場〜!
大岳山のピークが終わって、あとは穏やかな道になるのかな?って思っていたのに…手強い場所が現れるなんて、なかなか楽しいじゃない!このルート!
それに分岐点には道標も立っているので心強い。
今度は笹に囲まれた道。
ここら辺で男性三人組とすれ違うことに。
随分手前で私とのすれ違いスペースを確保してくれています。
あらあら、申し訳ない〜!
とそそくさとすれ違いスペースまで行ったところ…なんと彼らは
山岳救助隊!
そりゃあ、待つにふさわしい場所に待機して道も譲ってくれるよね〜。
すれ違い時に「どこまで行くんですか?御前山ですか?」と、聞かれたので…もちろんドヤ顔で
と、今回のルートを無駄にハキハキと説明しましたよ。
その後も快調に歩みを進める…だが…すれ違う人は居ても、後から追い越してくる人がいないのよね。
みんな大岳山山頂でまったりしているのかな?
歩きながら空を見ると、左手に山が見える。
コースタイムによると後40分ほどで鋸山に着くんだけど、あの山のピークには、とても後40分ではたどり着けないわよ。
あの山が鋸山だったら…まずいなぁ…。
その後も適度なアップダウンが続く道が続いて行く。
穏やかな登りを上ったと思ったら…こんな急な下りが現れて、コースの表情がコロコロ変わる飽きが全く来ないルート。
すると、分岐点が現れました。
ここが御前山への分岐点なんですね〜。
見落とさないようにと、ピンクのテープが「俺だよ俺!」と、かなりの主張!
私は鋸山へ向かうので鋸山方面に足を進めます。
うん、さっき見上げた山は…やはりきっと御前山だ!方向が違うもん。ね???
いつかはここから御前山コースへ向かうのもしてみたいな。
鋸山に向かって登って行くと、だんだんと岩が出て来たよ!
チョット踏ん張りが必要そうな石の登りを上がって行く。
でも、鋸山って言う割には結構穏やかな道だったかもね。
ノコギリっていうと…ギザッギザをイメージしちゃうもん。
こうして、この尾根を登りきった先が…
10時59分鋸山山頂に到着
こちらの山頂の展望は木々に囲まれて…少なめでした。
ギザギザハートの…鋸山から愛宕山まで
鋸山山頂にはベンチが3〜4つほど設置されています。
こちらの鋸山山頂でお昼をとることにしました。
腹具合的には食べなくても良かったけれど、地元で買ってきたコンビニおにぎり。
と思い、おにぎりを食べた。
ああ、もう下るだけなのに…結構食べちゃったな〜って思いながら行動を開始。
下った先には再び御前山との分岐点が現れました。
奥多摩駅から来た登山者も鋸山を登らずに御前山に登れるんですね。
さあ!ズンズン、ドコドコと奥多摩駅方面に向かって下っていきます。
途中にあった三角点。
ここら辺から階段も現れはじめました。
あとは下るだけジャーンって思っていたのに、結構岩場道が多くて…ワクワクする。
穏やかな道、ワイルドな道を繰り返しながら歩いていますが、あまり高度を下げている感じはないかな?
道標があったので、残りの距離を見ていると…えっと〜奥多摩駅まであと3.9キロもあるのね…長いなぁ。
でも、登山のラストを感じさせるような階段も出てきたし。
遊歩道のような穏やかな道だし。
もう、ここら辺から下界の音や時には車も見え始めた。
そう思うと…
下山したらビールを飲もう!
ビールはうまいぞ!
ビール!ビール!!
と、ビール音頭が脳内で流れはじめちゃう。
そう思いながら歩いていると木の根っこ階段。
さらに、その先に現れたのが岩場。
あらあら…街も近いのに、なんてワイルドな登山道!
さらに、さらに現れたのは鎖場!
そしてハシゴ〜!
最後の下山になってくると、道はつまら…いいえ、単調になってくるケースが多いのに…最後まで飽きさせない今回の縦走ルート。
最高!
ここらで現れた石。
天狗様が掘られていて…何か伝説でもあるのかしら?
その後もどんどん下って行くが、街が見えるのに岩場たっぷりの贅沢コース。
ハシゴもまた登場したよ!
ああ、そうか。
奥多摩駅側から来ると、鋸山はノコギリみたいにギザギザしているから鋸山なのかしら?
え?もしかして、皆さんとっくに気がついてた?
木が崩落し、左は転がったら落ちる。そんなポイントを通過したら…
樹林帯に突入だ!
時間もお昼近くなり、すっかり日も高くなったので、木陰が嬉しいんです。って思ったらさ〜!
激しい日差しポイント!
カメラ越しの写真でもぱっきり分かれている、日陰ゾーンと日向ゾーン。
太陽を避けるかのように、そそくさとココを通過。
すると再び樹林帯に入って…
おっとこの先に分岐点が現れたよ。
でも大丈夫!マイフレンド道標が登場だ!
その先にも現れた分岐点が示す、奥多摩駅方面は下り階段。
そこを降りると、道は完全な遊歩道モードに…。
そのまま歩いてスグに舗装路に出たよ!これで今日の登山道もおしまいか!
ん〜あれ?でも愛宕山山頂は???
そうそう…愛宕山、なんて読むか知っていますか?
アタゴヤマ
ですってよ!
実はず〜っと読み方がわからなくて
なので…途中ですれ違った山岳警備隊の方々にもドヤ顔で「アイガンヤマ」って言っちまったよ。
やだー!恥ずかしい〜!
舗装路を挟んだ向かい側に大きな鳥居がある。
あの鳥居をくぐった先に愛宕神社があるのかしら?
目指す場所はどこ?…愛宕山から奥多摩駅
鳥居をくぐった先には階段が。
一回舗装路を挟むと…もう、山道はお腹いっぱい…舗装路へ行ってもいいかな〜?と思ったりもしちゃうんですけどね…。
御岳山、大岳山、鋸山をクリアした今…愛宕山も登っておきたいわ!
この階段を上った先に愛宕神社があるようです。
私も上ってみたんですが、先客2名様が熱心にお参りされていて…場にそぐわない私はそそくさ退散。
愛宕神社を回り込んで、奥多摩駅方面へ向かうと…立派な五重の塔が…ドーンと!
すごいですね〜!
…で…愛宕山山頂はどこ?
最後の最後に愛宕山山頂の場所を確信できなかったのが…無念!
そんなモヤモヤを抱えつつも歩みを進めたその先に現れたのが…階段!
しかも半端な〜〜い長さなのよ!この階段!
それに急なの!急!
私が降りようとした時にちょうど上って来たオジサンがいたんですが…超、息を切らせながら登ってきました。
私は降りる立場なので、辛くはないが…怖いぞ。
足の置き場もちっちめなので、蹴つまずいて転んだら、…下まで転がり落ちていきそう!
今回の登山コースの中で一番の恐怖ゾーンだったかも。
この階段の長さってどれだけあるんだろうか…。果てしない。
また、単調な階段を淡々と降りていくと…なんだか降り方がわからなくなる瞬間がありませんか?
右、左、右…右?いや右足?う〜ん?
降りるタイミングがだんだんにわからなくなっていく。
さあ!最後の難関の長い長い階段も降りきったぞ。
あとは…多分公園を突っ切って降りていくだけど。
奥多摩なのに海って名前が付いた場所もあるのね
もう間もなく登山道の出口は公園につく。けれども道には小石や木の根っこが転がっている感じ。
この公園に遊びに来た人が、ちょっと上も見てみるか〜?とうっかりサンダルで来たら、親指の爪が石にぶつかって痛い!ってことになりそう。
関東から行ける山って最後のルートが延々と樹林帯で単純だったりして…チョットだれちゃうコトも多いんですが、今回は最後の最後まで飽きるコトなく歩き通せました。
12時46分鋸山登山口に到着
こうして御岳山から始まり大岳山、鋸山を越えた縦走は終わりました。
しかもこの登山口から奥多摩駅までは歩いてスグ!
登山口から駅までって結構歩くことを覚悟しているので、この距離は疲れた体に嬉しかったな!
この登山、実は前日にどうしても登山へ行きたくなって決めた登山。
なので、登山コースの詳細を調べず行ったので…メジャーな御岳山からの縦走コースだから平坦な山歩きだろうな〜ってあまり…期待してなかった。
けど…
いい意味で裏切られたので、かなり満足度の高い登山となりました。
では、今回のルートで一番の難所ってなんだろうって振り返ってみると…
電車に乗り遅れたら大変。
バスに乗れなかったらどうしよう。
ケーブルカーにも乗れなかったらどうしよう。
そんな危惧だけで疲れた部分も…。
秋にでも再び歩いて見たいこのコース、登山をするに会うたびにオススメしてます。
以上で今回のレポはおしまいです。
お付き合いいただき有り難うございました。