真夏の表銀座を単独テント泊で縦走(4)大天荘〜大天井ヒュッテ

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02大天荘から大天荘ヒュッテ

すっかり日も登り、周囲も明るくなったので、さあ!お日様を背に槍ヶ岳へ向かって出発だ!

5時10分大天荘を出発

大天荘から出発
大天荘から槍ヶ岳へは、テント場の奥からスタート。
まずは…チョット下る。
朝だし、一人だし…あ〜熊鈴をつければよかったかな〜?と一瞬不安になるが、遠くに人が見えるのでそのまま歩く。
まずはトラバース
今日も進行方向に槍ヶ岳がバッチリ!
槍ヶ岳が見える
うんうん、今回の表銀座縦走コースを調べた時に常に槍ヶ岳を見ながら歩けるって書いてあった!その言葉に偽りなし!
大天荘からの出だしは斜面を横切るように進む。
トラバースが続く
しばらく歩いていると、後ろにも人が…さすが人気の表銀座縦走コース。
平日金曜日でも人がいるので、なんだか安心!
大天井を振り返る
すぐに木でできたハシゴが現れる。
たいした段差でもないのでヨチヨチと降りる。
ハシゴが現れる
そういえば今日は東鎌尾根って名付けられたルートを通って槍ヶ岳を目指すのよね〜。
まあ、こんな感じの道が続くってことかしら?
ハシゴを降りる
大したことないハシゴなんだけど、寝起きだし、テント泊装備だしで注意深く降ります。
ハシゴを降りる2
このくらいのハシゴだと、つい面倒臭がって後ろ向きになるのも面倒だから進行方向の前を向いて降りようかな〜?って思うけど…
うん!ハシゴはちゃんと向き合って降りないとね!
再びハシゴ
ハシゴを下る…
うん、下るの〜。
再びハシゴ2
今日の目的地はココより標高が高い場所なのに、今は下る…嫌だなぁ。

肝心の表銀座縦走コースの歩き心地はは道は手が入っていて、あっちこっちにペンキでマークがつけてあるので歩きやすい。
そしてトラバース
写真で見ての通り、ひたすら山を横切るように進んでいく。
そしてトラバース2
道もたくさんの人が歩いているせいか、すっかり慣らされて歩きやすいわよ。
そしてトラバース3
すると、また現れたよハシゴとペンキマーク!
ペンキ印も豊富
大天荘から大天井ヒュッテへ向けて…なんだかドンドン標高を落としています…よね?

ちっ。

不満そうな表情のイラスト
これから先登るとわかっているので、気持ち的には標高を落としたくないよね…。
大天井ヒュッテを目指す
そういえば大天荘をでてからソロソロ30分じゃない?
山と高原地図によると大天荘から大天井ヒュッテまで30分のコースタイム。

えー?暑くもないし、疲れてもいない今なのに、コースタイムを既に超えているなんて…

登山中の困っている顔
コースタイム信者の私の心が凹む…。
大天井ヒュッテが見えてきた
コースタイム通りに歩くのが正解ではないって知ってはいても…やはり、コースタイムより早く到着すると嬉しいし、なんだかソレが自分の実力!って思っていたので…昨日から今日にかけてコースタイムより遅く歩くなった自分に正直凹んでます。
大天井ヒュッテまでもうちょっと
大天井ヒュッテが見える場所まで来たら、標識が…。
うーん、今日はあと7.5キロも歩くのね〜…。
先は長いや!

5時45分大天井ヒュッテに到着

大天井ヒュッテに到着
コースタイムから遅れること15分で大天井ヒュッテに到着しました。
ちなみに大天井ヒュッテではテント泊はできません。

大天井ヒュッテの側にあった標識はローマ字…。
大天井ヒュッテのローマ字の標識
うん、今シーズンになってから感じていましたが…外国人が山にも増えたね…。
大天荘を出発してから、ずっと私の後ろをワイワイと歩いていたのもアジア系外国人でした。

山小屋もこれからの経営がワールドワイドワイドになっていくんですかね〜…大変そう…

不安を感じているイラスト
国よ…外国人を誘致するのは勝手だが…対応する方のフォローも頼むよ!

こうして、大天荘から大天井ヒュッテまでの平和なトラバース歩きが終わりました。
これから先…槍ヶ岳へ向けて、ハードかつ絶景な山歩きが始まります!
次回「真夏の表銀座を単独テント泊で縦走(5)大天井ヒュッテから水俣乗越」に続きます。

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