室堂・雷鳥沢キャンプ場でテント泊登山(04)立山黒部アルペンルート編

室堂立山テント泊登山の立山黒部アルペンルート編タイトル画像

黒部ダムまで来ましたが、まだこの先に3つの乗り物が待っています。乗り物に乗って上がっていくんですが、乗ったり降りたり、順番待ちをしたり…と、結構疲れます。

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暗いトンネルを経て…ケーブルカー

黒部アルペンルートの移動区間1

黒部ダムでのんびりしていたら…あらあら、次のケーブルカー乗り場の列の最後尾に並ぶことになりました。

ケーブルカー手前のトンネル

進む先は暗い。
トンネルなので当たり前か。
これから乗るケーブルカーは自然保護豪雪による被害防止のため、全線トンネルを走るんですよ。
全線トンネルを走るケーブルカーってココだけなんですって。

あ!壁に黒部ダムの周辺マップがあったよ!
黒部立山アルペンルートはあっちこっちにイラストマップや案内看板や説明看板があるので、どこを見ても飽きない。

ケーブルカー手前のトンネルのイラストマップ

ちなみに…上の写真に白い立体的な点々が所々に付いているのがわかります?
これ…

このトンネルの壁にたくさんの蛾が張り付いていたのでビックリするのと同時に感心。
ダンナと、どの蛾が一番大きいのか探しながらケーブルカーの順番を並んで待ちました。
さすが自然あふれる黒部で育った蛾…サイズがまじデカいんですよ!

他には…こんな怪しい扉。

ケーブルカー手前のトンネルの謎の扉

なんか…この先にジェイソンとかブギーマンとかバタリアンとか居そうじゃない?

列が動き出したので、じりじりと進む。

ケーブルカー手前のトンネル内部に入っていく

ケーブルカー乗り場の看板下には…

ケーブルカー内部のトイレ

トイレとゴミ箱。
そして向かって左手にある分かれ道に進んでいく登山者もチラホラ。

え?室堂へ向かわないの?
そこからどこへ行くの?
何だか気になるじゃない?

指差す登山者のイラスト

今回の登山から家に帰ったら調べてみよう!
※その好奇心が2019年9月の黒部湖発水晶岳への登山を誘いました。

黒部湖への分岐点

また、この先のトンネルには遊覧船ガルべの乗り場もあるんですが…。
この雰囲気…このトンネルの先にそんな陽気な場所があるなんて…

黒部湖を回遊するガルベ

全く思えない。

私が子どもだったら怖い!行かない!って騒ぎそう。

不安そうな登山者のイラスト

さあ、ケーブルカー乗り場まできた。
並ぶ列は一回一回で乗れる人数で区切られています。

ケーブルカー乗り場まで来た

プラス、ココで次に乗るロープウェイの乗車整理券も渡されました。

札を渡される

こちらのケーブルかーは連休などの混雑時は臨時便も運行されます。

ケーブルカーを待つ

多分私たちが乗ったのは臨時便だった気がします。

ケーブルカーを待つ2

そのおかげであまりキュウキュウな乗車ではなかった。

ケーブルカーが来た1

けれども…この急斜な階段にミチミチの人プラスザック達の中でケーブルカー待ちは辛っ!

ザックが重いから後方に重心が…!

辛そうな登山者のイラスト

後ろの人にぶつからないようにバランスを保つのが辛い…。
お!いよいよやってきたぞ!

ケーブルカーが来た2

ケーブルカー、レトロな感じよね〜。
それもそのはず…昭和44年、開業時のままの黒部ケーブルカー。
私より年上なのね!
一度も車両の更新をせずに運行しているなんて…すごいね!

ケーブルカーが来た3

ケーブルカーに運転席はあるが…

ケーブルカーの運転席

車両には運転手は乗車していません。
ケーブルかーの運転自体は黒部平で行っているんです。

ちなみに私たちが乗り込んだ時点ではキッズは乗っていませんでしたが、後からキッズが乗り込んできて…スルスル〜と運点席側ににじり入る…。
こういう時にイイ場所は子どもたちに譲ってあげるのが大人なんでしょうが…私は何だかモヤっちゃう…。

単調な日々ばかり過ごして居る中高年。
新たにワクワクする刺激がないとボケちゃうYO!!

動揺する登山者のイラスト

黒部湖(1,455m)から黒部平(1,828m)までの駅間標高差は373m、距離にして0.8Kmを走ります。

ケーブルカー出発

周りがトンネル、それを照らす照明の効果で写真がめっちゃ早そうに写ってる!

走るケーブルカー

つるべ式ケーブルカーで、トンネルの中間地点で上から降りてきたケーブルカーと下から登ってきたケーブルカーがすれ違いポイントがある。
出発しておよそ5分ほどで、黒部平に到着!

ケーブルカー到着

ケーブカーが黒部平に到着すると、乗客たちは次のロープウェイ乗り場方面へ向かってドドドッとまっしぐら。

ケーブルカーが名残惜しい

でも…ダンナは私の気がつかないところでケーブルカーの写真をやたら撮ってたようで、写真フォルダにはケーブルカーの写真だらけ。

ケーブルカー出口へ向かう

そんなダンナに気がつかずサッサと登る私の後ろ姿…。

だって!重いし、急斜だし、人いっぱいだし…で早くココから出たかったの!

悲鳴をあげる登山者のイラスト

でも、ま。
レトロなデザインのケーブルカーも今となっては反対にかっこいい!
この先もずっと活躍して欲しいですね!

黒部アルペンルートのケーブルカー

続いてロープウェイに乗って大観峰へ移動します。

乗り物に乗って…黒部トロリーバス

黒部平駅に着くと、ロープウェイを待つ人がたくさん!

黒部湖駅で渡された整理券の番号順にロープウェイに乗ることになります。
私たちは指定された時間までの待ち時間が30分近くあるので、黒部平駅を探索して待つことに。

大観峰のレストラン

むむ…。

大観峰のレストラン

むむむ…。

生ビール…でも雷鳥平にテントを張ったら登りに行くから…

辛い顔をしている登山者のイラスト

大観峰のレストラン2

蕎麦のいい匂いが立ち込めていて…

食べたくなっちゃう…。

複雑そうな登山者のイラスト

空腹ではなく、食欲に負けそうなので外に出て見ることに。

大観峰からの眺め2

あらー!
素敵!

上の写真iPhone8
下の写真ニコンの6年ぐらい前の機種…。

大観峰からの眺め1

空色が!緑色が全然違う!

すっかり気持ちが舞い上がる。

大観峰からの眺め3

こんな撮影ポイントもあるので、ロープウェイを待つ時間も苦にならない。

黒部平の標識

そうそう…数年前の登山では、一ノ越から黒部平まで下山して…ココらへんから黒部平に出てきたのよね〜。

登山道が見える

こうしてアッチコッチを見ているうちにロープウェイが旅立っていった。

ロープウェイが来た

そろそろ駅構内に戻って並びますか…。

標識

私の整理券は「7」で8時出発です。

順番待ちの看板

あと、どのくらい待つかがわかるとイライラしない。
こういうシステムはありがたいですね〜。

360度の大展望…ロープウェイ

黒部アルペンルートの移動区間2

次に乗るのは黒部平と大観峰を結ぶ立山ロープウェイ。
黒部平(1,828m)から大観峰(2,316m)駅間標高差488mを登って行きます。

黒部平からロープウェイ

こちらのロープウェイはワンスパン方式。…ってなんだ?
ワンスパン方式とは中間に支柱が一本もないロープウェイのこと。
駅までの距離1.7Kmを、ワイヤーだけで結んでいるなんて…すごくない?

黒部平からロープウェイ2

見ての通り、黒部平と大観峰間に支柱は見えません。
なので、360度の大パノラマを楽しむことができる…ハズなんですけど…
乗車人数が多いと方向転換ができなかったり、人の壁ができていて…乗った時に自分が向いた方向しか見えやしないのが現実…。

ダンボ平を見る

なぜ、支柱が一本もないのだろうか?
ちょっと調べてみたところ、ここの自然現象と関係があるそうです。
このエリアは雪崩が多く、雪崩に支柱がのみこまれれば支柱も流されてしまうので設置しなかったそうです。

すれ違うロープウェイ

こちらでも途中で下りのロープウェイとすれ違う。
この瞬間、ロープウェイと乗せている人の重み×2がここに集中し…プツッ…といくんじゃないかと思ってしまう…。

進行方向左手に見えるダンボ平には季節は8月中旬なのに残雪もまだまだあるよ!

ダンボ平を見下ろす

過去にバックカントリースキーでダンボ平を滑ったのは…確か6月だったっけ…。
雪は春雪になっていて、板が雪に突っかかり…かなり辛かった思い出がある。

背負ったスキー板は重いし、スキー靴で靴擦れはできるし
その状況で岩場歩くし…滑走中には絶対に転べない…地獄の山歩きだった

落ち込む登山者のイラスト

ちなみに右手には後立山連峰の絶景が広がっています。

ロープウェイがぐんぐん登る

約7分の乗車で…

もうすぐロープウェイ降り場

標高2316mの大観峰に到着〜!

標高2316m

なんだか…お坊さんみたいな名前ね…。

大観峰についた

ロープウェイに乗っていた皆が次のロープウェイに向かって大移動!

次はトロリーバス

こうして写真を見返すと、テント泊登山の人って多いですね。
あっという間にテント場が埋まってしまう気がして気持ち焦って…私もついつい早足に。
待って待って!
と焦るダンナを尻目にスタスタ進んじゃいます。

最後の乗り継ぎ…再び電気バス

黒部アルペンルートの移動区間3

さあ〜残る乗り物はあと一つ。
大観峰駅からは電気バスで室堂駅に向かいます。

トロリーバスはすぐに来る

大観峰からの眺めも気になるところですが…まあ、それは帰りのお楽しみにとっておいて今回は先を急ぎます。
だってさ、電光掲示板を見たら5分後出発じゃない〜!急げー!

バス乗り場へ行くと既にバスが4台ほど待っていた。

何台も来る電気バス

扇沢駅から黒部湖までは一番先頭に停まっていたバスへ乗ったので今回は一番最後に停まっているバスに乗ってみよう!

何台も来る電気バス2

ダンナがこっそり撮っていた運転席の写真…。

電気バスの運転席

電気バスは左右が結構広めで大きなバス。
こちらも途中で行き違いが1回あります。見るからにすれ違いが大変そう…。

すれ違う電気バス

車内アナウンスが、このトンネルは主峰・雄山の直下2450m地点を貫通している日本一高所を走っているとか。

そう聞くと…雄山の下を通過しちゃうなんて…罰当たりな気が…

うつむく登山者のイラスト

10分ほどの乗車で、日本で最も高い場所にある鉄道駅の室堂駅に到着しました。

室堂に着いた

ライチョウのアイコンがカワイイ。

室堂到着

あ〜!やっと…やっと…これで乗り物に乗って移動するのはおしまい!
これから先は自分の足だけでの移動になります。
ガツガツ歩くぞ〜!

次回「室堂・雷鳥沢キャンプ場でテント泊登山(05)室堂駅」に続きます。