瑞牆山
みずがきやま
別名:瑞垣、瑞塁、コブ岩
所在地
瑞牆山の名前にまつわる4コマ
むかし、麓の村では瑞牆山のことを「瘤(こぶ)岩」と呼んでいたそうですが、『日本の山々』の原全教氏によると明治38年に山梨県知事となった武田千代三郎知事が「瑞牆山」という字に決めた説が有力そうです。
明治時代はまだ全国民が漢字が書けたかどうか…厳しい頃…そんな時期にこの難しい名前をつけるなんて…もっと庶民のコトを考慮して下さい〜。高校まで義務教育を受けた私でも書けません。
そうそう、瑞牆山も日本百名山に入っています。
山名の由来・山名ルーツ
ルーツを調べてみると下記の3つが出てくる。
1)神社の周囲に巡らす垣根説。もともとは「瑞垣」とも「瑞塁」とも書く。
2)山稜を三分割する「みつなぎ」の転訛説
3)崖を意味する「がき」から
どの説でも良さそうですね。
登山コース
瑞牆山荘前発〜瑞牆山山頂へ
瑞垣山荘から中腹にある富士見平小屋を経由して山頂へ向かうルート。
大きな桃太郎岩を見たり、大ヤスリ岩も下から見上げることができるので見所満載の人気ルート。
まず、瑞牆山へイッテミヨー!と思う方はコチラのコースを選択される方が多いのでは?
往復5時間30分(登り3時間30分ほど)
みずがき山自然公園〜瑞牆山山頂へ
みずがき山自然公園から林道を30分ほど歩くと林道終点に着きます。
林道終点にある登山口には約15台ほど駐車可能なスペースがあるそうです。。
※冬期(12月上旬~4月下旬)は県営林道みずがき線が閉鎖されるため、車での林道は通過はできません。
私はまだ通ったコトがないのですが、途中に不動滝などもあり、コチラも楽しそうなルートに見えますね
その他
瑞牆山の特徴
山頂部が黒雲母花崗岩で形成された巨岩・奇岩の峰。
特に南西部は風化や浸食の影響を受けて独特の奇峰が聳える景観を作っている。
それら大小の奇岩にはヤスリ岩、弘法岩、十一面岩などの名前が付けられています。
たしか…この写真の左側の岩が大ヤスリ岩だった気が…。
山岳信仰と繋がっている
古くから甲州修験道の中心として登拝されていました。
瑞牆山は弘法大師が修行した山とも言われており、山頂の西峰にある弘法岩の基部にはカンマンポロン(不動尊大日如来)という梵字のようなものが刻まれているらしい。
これは弘法大師が彫ったものだとも言われていますが…実は雨による侵食によってできたのが、後々そう言われるようになったとの説が…う〜ん真実はわかりません。
けれども、瑞牆山には修験者の修行跡や刻字が残っているそうです。
この桃太郎岩も何らかのシンボルとして崇められたりしたのでしょうか?
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