単独テント泊で黒部五郎岳を縦走登山(08)黒部五郎小舎

単独テント泊で黒部五郎岳を縦走登山(07)黒部五郎小屋編タイトル

次の目的地は「黒部五郎小舎」太郎平小屋を出てから、やっと小屋へ立ち寄れる…。しかも黒部五郎岳から黒部五郎小舎までは下り。楽々行けるかな〜?と思ったけど…なかなか大変!

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黒部五郎岳ノ肩から雷岩まで

黒部五郎岳から雷岩までのイラストマップ

歩き出す前に、女性からアドバイスを受ける。
黒部五郎岳から黒部五郎小舎は近そうに見えるけど、遠いわよ。
お、おう!
ガンバルよ!

11時27分黒部五郎ノ肩から出発

黒部五郎岳から出発

黒部五郎小舎、または三俣山荘で再会できることを楽しみに黒部五郎ノ肩から黒部五郎小舎へ向かって歩き出す。
しばらくは平坦な道。

黒部五郎岳から出発2

でも、ちょっとゴーロゴロした道も出てきて、スパイシー
こんなを道を一人歩く。
それにしても…誰も居ないのよねえ…。
黒部五郎岳山頂に居た人たち歩くの早いわねぇ…私のペースが遅いせいかしら?

黒部五郎岳から出発3

ちょっとばかし平坦な道が歩いたら、いよいよ黒部五郎ノ肩ラインからの下り道が始まる。
石の転がる下り斜面をジグザグと降りるのだ。

黒部五郎岳のゴーロを下る

下るだけだから、呼吸は楽なのだが…足は痛く、先々週の白馬大池の岩場で転んだトラウマが精神的ストレスをかけてくれるので…

下りが辛い

疲れている登山者のイラスト

下りが、下りが辛い!
私は下りは辛くない女なんだけど、辛いの!
今まで膝痛を抱える友下り怖い…という友
下りはコブを下るのと同じさ〜
な〜んてドヤ顔で言っていた自分を恥じるわ!もう言わない!

下りに夢中になりすぎると視野が狭まるので、時おり周りの風景を見て心を落ち着ける。

黒部五郎岳のゴーロを下る2

写真で見返すと…方角がわからないから上の山がなんだかわかんないけど、山を見て…心を落ち着けたら…また下る。

黒部五郎岳のゴーロを下る3

まだまだ下る。
前回の黒部五郎岳への登りで、さすが黒部五郎!ラスボスだ〜!と思わせた標高分…ひたすら下る…。
下っていくにつれて…

黒部五郎カールを見る

黒部五郎カールのデカさがドーン!
冬になると、ここに雪が溜まるのよね?
カールのどでかさに、自分のちっちゃさを感じつつ下っていくと…道は河原っぽくなってきた。

黒部五郎岳のゴーロも終わり

これってモレーンのせいだっけ?

下っている間も、転んじゃなんねぇ、転んじゃなんねぇとカメラは二の次で足元に全集中していたのであまり写真を撮っていませんでした。
あ〜…ドドーン!とした黒部五郎カールをもっと撮っておきたかった!

黒部五郎岳のゴーロも終わり2

下り始めて20分ほどでようやく斜度も緩やかになってきたんじゃない?
すると対向から登ってくる人が…。

河原のような道

装備を見ると、テント泊装備だから…今日中に薬師峠まで歩くのかな〜?すごいな〜。

斜度がほぼなくなってきた頃、ほんとうの本当にだだっ広い風景に行き着いた。

広がる登山道

石と草が延々と広がる風景…

ああ広大だ


と、山の広さを噛み締めながら歩くと…さらに山の広さを教えてくれる道標。

それに書かれていた言葉は…

黒部五郎小屋への道標

黒部五郎小舎まで2時間
…2時間…
2時間だよ!

広がる登山道2

この広大な岩と草の道を2時間歩くのかー!
ぴゃー!
コースタイムは測っているので、分かってはいるが…現地の石のお言葉は重い

振り返ると、自分がさっきまで居た稜線が遠い。
もう、あそこまで戻る気力はない。進もう。

登り返す稜線を見る

下るのは、登るのはキツイ
で、平坦な道は幸せ。でも…

広がる登山道3

2時間も歩くかと思うと…お腹いっぱい。

広がる登山道4

まあ、とにかく歩きましょ。
歩けば着くわ。

12時12分雷岩に到着。

雷岩まで来た

えっと…あの岩が雷岩なのかどうか…実は知らないんだけど…インパクトがあったので写真を撮ったの。
だから多分、雷岩よね?
そういうことにしておいて!

雷岩から黒部五郎小舎まで

雷岩から黒部五郎小屋までのイラストマップ

さて、地図を見ると…黒部五郎ノ肩から雷岩、雷岩から黒部五郎小舎までの距離…圧倒的にここから先が長いのが明確よね…。
わかってる、わかってる、わかってる。と思いながら足を進めていくと

あら!なんか赤い三角形が!
黒部五郎小舎のシンボルは赤い三角形…まさか!

雷岩唐崎を進む

ええ…ええ…あれは

紅葉した木だよ

無く登山者のイラスト

距離的に、時間的に絶対に小屋につくわけないのに、紅葉が山小屋特有の赤い屋根に見えてくる
あるわよね〜そういうコト!

木々の道が出てきた

とにかく歩こう!

木々の道が出てきた2

ひたすら歩こう!

木々の道が出てきた3

目の前の山はちっとも近づかないけどよ!

お!樹林帯だよ。

樹林帯を歩く

黒部五郎ノ肩で話した女性が

黒部五郎小舎へたどり着くまでに結構長い樹林帯があってね…
そこへ行き着くまでに結構歩いて疲れているのよ…
そこに樹林帯でしょ?周りの視野が妨げられるから凹むのよ

ってアドバイスを頂いていました。
アドバイス…ありがたいよね!
長い・視野がない
それを覚悟して歩いたが…

樹林帯を歩く2

あら!結構スカスカで空も見える。
この登山は9月の後半だったので周りの葉が落ちているからかしら?7月あたりだと…葉がワサワサ茂っていて見えないのかもね?

樹林帯が途切れた

距離も長いと感じなかったわ。
長いって聞いて挑むと…

むっちゃ長いんだろうな…

泣きそうな登山者のイラスト
って覚悟する分短く感じるのかも!

そうそう、私は登山中に
あと、どのくらいで山頂ですか?
って聞かれると…
多めの時間で答えるようにしています。
短めの時間で答えて「あの人の言った時間通りにつかない〜」って思われても嫌だもん。

水晶方面を見る

さあさあ、まだまだ果てしない平坦道が続く〜。

黒部五郎岳と黒部五郎小屋の道標

ここら辺りでは空身の登山者ともすれ違う。
空身ってことは…黒部五郎小舎→黒部五郎岳→黒部五郎小舎ってことよね?

体力あるな〜…

疲れている登山者のイラスト

現在疲労度マックスな私はこれから黒部五郎岳へ登って、戻ってくるなんて無理〜的思考。
多分元気だったら行っちゃうんだ。

んで、今日はどうしよう?

疲れているし足も痛いから…黒部五郎小舎でテント泊…

悩む登山者のイラスト
なんて思っていたら…

ひたすら歩く1

あ…あらら!また赤い何かが見える!
今度こそ!

ひたすら歩く2

紅葉だった…。

なかなか黒部五郎小舎に着かない〜!

そして道は再び樹林帯。

樹林帯と岩場

ここも葉が落ちたのか?スカスカ。

薄い樹林帯を歩く

スカスカの間から見える山は…先程までの水晶岳や鷲羽岳と違って…小さめの山…?いやピーク?

山々が見える

地図を見ると、黒部五郎小舎から三俣山荘へ行くのに…あそこら辺まで登り返すようだ…。

あの稜線まで登り返す

ちょっと…ココまで下ってきたのに、また登る…

…………

疲れている登山者のイラスト

登れる気がしない…そう思う。
ダメだ…やっぱり今日は黒部五郎小舎で泊まろう。
で、明日ガンバル。
そう!明日ガンバルは私の得意言葉だ。

すると黒部五郎小舎が…まごうことなき黒部五郎小舎が見えてきた!

心底歩くのに疲れた

視力の悪い私にもハッキリわかるよ!
そして黒部五郎小舎の後ろに見える登り返しの山も…。

黒部五郎小屋が見えた

とにかく、とにかく黒部五郎小舎について、座って、ご飯食べてから考えよう!
もう座りたいんジャー!
なのに、こんなにハッキリ見えているのに黒部五郎小舎近づかなーい!

なかなか黒部五郎小屋につかない

13時19分黒部五郎小舎に到着。

黒部五郎小屋に着いた

黒部五郎ノ肩から2時間かかって…着いたよ!
ちなみに太郎平小屋を出発したのは5時半頃だったから…約7時間50分ぶりの山小屋!

大きな大きな草原にぽつんと建つ黒部五郎小舎は写真で見ていて

ラブリー

喜ぶ登山者のイラスト
って思っていたんだ!
そのラブリー小屋にたどり着けて…感無量!

黒部五郎小屋から歩いてきた道のりを振り返る

そして…今歩いてきた道のりを振り返ると、あんなに大きかった黒部五郎岳が普通の北アルプスにある山々に見えるサイズに…。
辛かったけど、長かったけど、歩いたわね〜!

さーて、この黒部五郎小屋のベンチに座って大休憩をとらせていただきます。

次回「単独テント泊で黒部五郎岳を縦走登山(08)三俣山荘」に続きます。

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