唐松岳から五竜岳の楽しい稜線をテント泊の重みと共に歩む(2/3)

03五竜山荘で今後を考える

小屋前のベンチで重たいザックを下ろす…さて、時間は7時50分…。
コースタイムを見ると、鹿島槍、そしてテント場のある冷池山荘まではこの先9時間もかかる…。逆算すると、到着時間は17時近くなるだろう…。

ん〜ダメだよな〜。

しかもこの先は危険な道が待ち受けている、余裕のない行程で通る道じゃないよね…。
冷池山荘のテント場は山荘から遠いし…時間に余裕のない登山は昨日の八方尾根スキー場から唐松岳山頂山荘で懲り懲りだ…。

…やめよう

泣いている顔のイラスト

決めました!今日は五竜スキー方面に降りて下山するのだ。
辛い登山ばっかりすることはない、時間的にも体力的にも余裕ある行程の登山をするんだ!
そう決めたら…もう後戻りはできないよう、ダンナに連絡。

今日、帰る。

不満を抱えつつも笑っているイラスト
そして帰りのバスも予約。
ここまでしたら、もう帰るしか無い!八峰キレット、又の機会に通りに行くよ。
そして五竜山荘の前でしばしたそがれる。多分…着いてから決断・報告・バス予約諸々で小一時間近くダラダラしていたかも?

さて、それじゃ…ザックをデポして…五竜岳へ登ってこよう。
五竜山荘から五竜岳へ登ることを決める

04絶景の五竜岳を楽しむ

地図五竜岳ピストン

五竜山荘から歩き出して、20分ほど立つと道は岩場に変わる。

急な鎖場が現れる

ちょっと急な岩場なのですが、登りは…まあ比較的楽。怖いのは下りだよね〜。

岩場を降りてくる人

テント泊装備のザックを背負っていたら…きっと怖くて苦しい岩場であったろう道を登る。

三点支持で登る

よっこらしょっとって感じで上る岩場も空身だからこそ、ヒョイヒョイと進めます。

ルートを確認して登る

どこでも登れそうなのですが、やはりペンキマークがついている道を進むのがいいと思います。

岩場がそびえ立つ

鎖もつけてある場所があって、山小屋の方々のお力添えにただただ頭が下がります。

鎖場もある

この、空に近づいていくような登りが大好きなんです。

黄色ペンキがわかりやすい

ここらで、昨日の唐松岳山頂山荘のキャンプ申し込み場で会った、ご近所さんと再会。
ちょっとだけ会話をして先を進む。

五竜岳山頂が近づいてきた

あ〜もう到着しちゃうよ〜と思いながらニジリニジリ進むと…

そして、あっという間に五竜岳頂上についちゃった!
あ〜〜〜!いいお天気だこと!

五竜岳山頂に到着

こちらは白馬岳の方?

五竜岳山頂からの風景1

カメラだとわかりづらいけど、右手の山が富士山???

五竜岳山頂からの風景2

1時間も歩くと五竜山荘もあんな小さく…。

五竜岳山頂からの風景4

今日の行程を五竜岳までとしたからこそ、ユックリと楽しめる山頂でした。
もしも、今日。鹿島槍ヶ岳方面へ進むコトになっていたら、こんなにユックリ五竜岳頂上を楽しむことができなかったと思う。

先に進むことを諦めて本当に良かった!この決断に悔いなし!

自画自賛しているイラスト

下山時間にもまだまだ余裕があるので、山頂に15分近くも滞在。私にしてはかなり頂上にいたもんだ。

多分これは鹿島槍ヶ岳よね…?ああ、五竜岳からかなり歩くね。
五竜岳山頂からの風景5

まだまだ、居れたけれど…切りがないので五竜山荘へ向かって戻ることに。

歩きだして直ぐに、登山道から離れた場所に何やらチョコチョコ動く物体が…なんだろうと思い、目を凝らしてみると…雷鳥だ。
私の結構近くをチョコチョコと歩いて行った。

雷鳥発見

・・・・・・・・・・・・・

笑っているイラスト

無言でじーーーーっと見ている私を避けるかの様に雷鳥はチョコチョコ歩いて行く。
雷鳥が進んでいった先に同じく下山し始めたカップルが下りてきた。
私の不審な動きを見て…何かいることを察したらしい。カメラを取り出して雷鳥を撮影しているようだ。
都会ではただの不審者の私の動きも、山ではわかってもらえるんですね…。フフ。

今回は諦めたキレット方面…またの機会に来るからね…。

八峰キレットへの分岐

上から見ると、下りはどこを通って降りるのがベストなのかがわかりづらいので、このような注意マークが着いているのがありがたいです。

下りは迷いやすい

登ってきた道のりでわかってはいましたが、岩場の下りは足を滑らせて転ばないようにと気を使いますね…。

気をつけて下る

登りもあっという間なら、下りもあっという間…。

楽しい五竜岳ピストンもお終い

雲が湧いてきましたが、その雲がまたいい感じ。
ぽつんと見える五竜山荘が可愛いです。

帰り道から見える風景

下り道から見る、五竜山荘のテント場。
たしかにちょっと狭めなので、混雑する日は張るのが大変そう…。

五竜山荘のテント場

そして往復1時間半チョイの五竜岳ピストンも終了。
鹿島槍ヶ岳への縦走を諦めたことで、反対にユックリと五竜岳を楽しむことができました。

さて、後は下山だけ〜〜〜〜と思っていたのですが…この後五竜山荘で見たある物にビックリし、そして楽だと思っていたのに結構たいへんだった遠見尾根経由の下山は次の「唐松岳から五竜岳の楽しい稜線をテント泊の重みと共に歩む(3/3)」に続きます。


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