今回の登山レポは…北アルプスの前山としてそびえる常念山脈よ〜!この縦走は8年前に歩いたけれど…常念岳を登って下るのが大変だった記憶が…。でも8年も経つとその時の登山の記憶は薄れちゃってて…今回もう一度歩いて、その道程を振り返りたいと思います。
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バスに乗って上高地へ!
今回の登山も単独・公共機関利用・テント泊の私は…新宿バスタから上高地行きのバスに乗った。
バスに乗っときゃ、目的地に連れて行ってくれるバスは気持ちは楽なのですが…
そして、バスの振動や音、他人の気配で…眠れているのか?眠れていないのか?よくわからないままの睡眠は辛い…。
周りは若い子や屈強な男性が多いように思える。
私も…もうそろそろ…4列シートから、チョットお高い(2000円程)3列シートの夜行バスにするお年頃なのかもしれない。
で、バスに揺られ、目が覚めたり覚めなかったりぼやぼやしていたら…
バスの運転手さんから、もうすぐ上高地エリアに着くから電気を点けるとの放送。
そっかーじゃあ身の回りを整えましょうと、メガネをかけた時に…
「現在上高地はけっこうな雨が降っております」
の放送。
私は窓際に座っていたので、カーテンの間から外を見れば
雨。
あ、雨だよ〜!
本来ならテンションダダ上がりポイントでテンションダダ下がり…。
上高地バスターミナルは屋根があるから、バスから降りても雨の中ザック抱えて佇むコトがないのが救い。
と、とりあえずそこで今日の予定をどうしようか考えよう…!
バスターミナルについて…空を見ると雲が9割、その隙間からチョット空。
これは…止むよね?
でも、風はあるし…
でもでも、今回の私の行動予定は危険箇所はないから多少風が吹いてても大丈夫
と悶々。
悶々していると、周りの人々も悶々。
上高地バスターミナルは悶々ターミナルになってた。
(近くに居たお兄さん2人組はコーヒーを淹れだしてるし)
でも、一人、二人出発と…レインを着込んで出ていくようになった…。
そうね…私も…行こうかしら?
観念して、バスターミナルにある水道で水を汲む。
この時さ〜まったく気がついてなかったんだけど…スキー&登山仲間も上高地バスターミナルに居たのよ…!
帰宅後に友人のヤマップを見て気がつく…残念!
同じ場所で同じ空気吸ってたよ!あ〜!悔しい!
準備も遅けりゃ、やる気スイッチが入るのも遅いので、深夜バスグループでは最後の一人ぐらいで出発。
だって、バスを降りたのが5時20分、出発したのが6時20分よ〜。
今回歩くルートは以下の通り。
上高地バスターミナルから徳沢園まで歩き。
そこから蝶ヶ岳へ向かって登り、常念岳、大天井岳を経て中房温泉へ下山の2泊3日のテント泊になります〜!
第一回めの今回レポは上高地エリアだけなので、登山というか…まあ歩きレポ?
だから、歩いた道と同じく…盛り上がるトコがない山レポよ。
河童橋付近も雨だ。
上高地バスターミナルを出たときより降りが強くなっているように思えて、心が凹む。
とりあえず定番行動の河童橋を渡っておこう。
って、河童橋に立ってみたら?
あら?
レインボー!
虹を見たら、すっかり心も前向きに。
きっとこの先雨が止んで、晴天下での登山が楽しめるに違いない!
そして今回の登山もきっといい思い出がたくさんできる登山になるハズよ。
河童橋から徳沢園まで
ここから先は特出することはなにもない!
なぜならこのブログで散々…書いているから、もう書くことがない。
上高地エリアから目的地の徳沢まで…はっきりと
6.5キロ
って示されている。
長いな〜。
水たまりを避けつつあるく。
あ、イラストはいつもどおりのウェアで描いていますが、レインとザックカバーをつけて歩いてました。
小梨平キャンプ場には以下の注意書き。
2022年も熊の出没多いってさ。
そして私は進む。
進むがドンドン抜かれる。
最近さ…なんか疲れるのが本当に嫌になって、のんびり歩くのよね〜。
自分の歩くペースに対してあまくなればなるほどユックリになっていくのは…一人ゆえの弊害かしら?
トレーニングのジョギングもユックリになってるし…ジムのトレッドミルなどで強制的に現状のスピード保持とかしないとまずいかな?
って。思いつつもダラダラ。
すると見えてきたのは
明神館。
ここから見上げる穂高岳が好きだけど、曇ってて見えやしない。
雨はだいぶ小降りになった。
とりあえず徳沢エリアまで行って、それから今日の予定を撤退か停滞か進むか考えよう。
テント泊道具は持っているから…私には選択肢がいくらでもあるのだ!
(徳沢園も横尾山荘もwebサイトで確認した所、テント場は予約が必要ないと書いてありました。)
明神館を通過しようとしたら…またも「熊」に関する注意書き。
今どきの熊さんは人の多い場所の方が好み?
困っちゃうね。
そして道沿いにある熊鈴鳴らそうぜコーナー。
昨年もあったけど…これから先はこの林道でも熊鈴がデフォルトになるのかしら?
数年前は「ココの道では熊鈴鳴らさなくてOK!」って判断していた道が…どんどん変わっていくのねぇ。
穂高連峰は相変わらず見えない。
こうして道なりに進むと…。
おお、もう徳沢エリアだ。
一年に一度は来ているこのルートだが、徳沢園にも横尾山荘にもテント泊で泊まったことないのよね〜。
あと…あと10年ほどしたら…ここらでノンビリテント泊もいいんだろう。
徳沢園にある公衆トイレ。
このトイレがこの山行での最後の水洗トイレになります。
気合い入れて行っとこー!
こうして徳沢園に着いた頃には雨もスッカリ上がり、青空率も高くなってきたので
当初の予定通り徳沢から蝶ヶ岳へ登ることにした。
登る前に贅沢なおにぎりを食べちゃった。
これで3日後の下山まで生っぽいものとはさようなら。
これから2.5日はドライフードが主流だよ。
時間は8時半。
地図によると、徳沢園から蝶ヶ岳ヒュッテまでは4時間40分のコースタイム。
今からなら13時10分頃に到着予定。余裕ヨユー!
では、蝶ヶ岳へ向かって登ります!
次回「常念山脈縦走(2)」に続きます。