さあ!やっと着いたよ!烏帽子小屋。
北アルプスのにぎやかゾーンの山小屋のwebサイトに比べると、烏帽子小屋は地味な作りのホームページで…どんな設備の山小屋なのか?テント場は20張りチョイと書かれているので張れなくなったらどうなるのか?チョット不安を抱えつつテント場の申し込みをしました。
前回の記事は…
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押してもらえると見てくれている人がいるんだ〜!って嬉しくなるの。
烏帽子小屋
烏帽子小屋の前には注意書き看板が立っている。
はい!気をつけます。入りません!
烏帽子小屋入り口はこちらになります。
消毒液が設置されている…山小屋に消毒液を設置する為の搬送は大変だろうな〜。
そうそう…場所は…いつものマップより、GoogleMapで見てもらった方がわかりやすいよね!
そうか〜…富山県なのね。
私、山の中でしたか富山県へ行ったコトがないわ。
いつか観光で富山県へ行きたいと思っているし、白山エリアも歩きたいな。
では烏帽子小屋の中へ…。
受付には山の情報、注意書きなどがたっぷり貼ってあって、助かる!
スマホで何でも調べられる時代だけど…現地の情報が一番よ。
私はテント泊の受付なので、コレ以上の侵入はダメ!絶対!
中の間取りや施設はどうなっているのかしら…?
お水は買わせてもらいました。
天水になります。
なので、私は煮沸してから使います。
烏帽子小屋から出た広場には道標が…。
烏帽子小屋から5分ほど歩いた場所がテント場になります。
あと5分…テント泊ザックを背負って歩けば…重たいザックとのお付き合いも終わる。
テント場へ歩く途中で振り返ると、烏帽子小屋と烏帽子岳…!
うわ〜!最高にカッコいい!
烏帽子小屋と烏帽子岳間はこんなに近そうに見えるのに、片道45分もかかるのね…。
テント場へ向かって行くと、明日歩く予定の稜線が見えてきた!
ウフフ、明日の山歩きは絶対楽しいじゃん!
風景が素敵すぎて、何度も足を止めて進む。
すると…テント場が見えてきた!
12時12分テント場に到着!
ブナ立尾根登山口から
5時間半かけて辿り着いたよ!
2人はドコかな〜?とキョロキョロしながら歩いていると、あ!居た居た!
彼、ブナ立尾根登山口からテント泊装備で2時間40分程で到着
彼、ブナ立尾根登山口からテント泊装備で3時間15分程で到着
私は…5時間半…。
ええ、ええ、言われるまでもなく…すっかり遅くなったわね私。
でも、一応コースタイム通りなのよ…。
だって…だって仕方ないじゃない!
感染者が多かった2021年夏。
登山はお休みし、家からもあまり出ず…
座っているか
横になるか
しかしてないし…。
仕事はテレワークで通勤もしていないから重たい物を持って移動など一切していない生活様式だったんですから…そりゃあ体力も落ちるわよ。
毎週山へ登っているキミ!
立ち仕事+イクメンパパのキミ!
とは、体力が違うのだよ!体力が…!
って全てトレーニングをサボっていた言い訳なんですよね。
トホホ…。
なんとかしなくちゃなぁ…。
テントを設営したら、烏帽子小屋の幕営許可書を付ける。
あら、なにこの幕営許可書…
かわいい〜!
ああ〜!今思い返すと…烏帽子小屋グッズ何か買っておけばよかった!
烏帽子小屋キャンプ場の夜
さて、烏帽子小屋のトイレは…。
由緒正しいポットントイレでした。
でも、臭いはほぼ感じなかった。
近くで焼いている?炭焼きの匂いの方が強い。
トイレの前には、各自飲んだビールを潰して捨てる場所があります。
で…テントを設営してしまえば…後はやることがない我々…
友人1は
3時間で戻ってくる!
と、旅立って行きました。
そして、本当に3時間で戻ってきました。
ブナ立尾根をテント泊で登った後に野口五郎岳往復なんて…なんて体力…
その間、私は友人2と会話。
3年ぶりの再会になります。前に会ったのは
スキーが縁で知り合い、その後一緒に登山やテント泊デビューなどを共にした仲間だったので
話すことはたくさん!
話しても話しても話は尽きない…。
ただ、その会話の途中で…
※漫画間違えた!「3年前から」です。
ビックリだよ。
もう…もうさ…私のブログ、ほぼ山仲間にバレてんじゃん。私のブログを読んでないの…ダンナだけだよ…
ブログ運営がバレているショックをビールを飲むことで冷やす。
ひとりのテント泊の場合、テントを設営したら2時間ほど昼寝をする私だけど
今日はずっと起きて喋っている。
野口五郎岳から戻ってきた友人も加わり、尽きることなく3人で会話。
熟睡できない深夜バス、朝の3時半から起きっぱなしの寝不足なのに…起きている。
そのせいか…なんかクラクラしてきた…?
そう…地震でした。
あの槍ヶ岳直下を震源とした地震の日だったのです。
周りのテント泊者も
皆テント泊だから…ちょっと地震に自信が持てず…。
周りの木が揺れていても「風?」って感じでキョロキョロ
すると…会話の途中でトイレへ行っていた仲間が戻ってきて…
和式で…ポットンで…大きい地震なんて…いろいろと…怖いわぁ。
その後は皆でご飯を食べて、歯を磨くついでに烏帽子小屋周辺の夕焼け鑑賞。
烏帽子小屋前から見る風景。
うわぁ…なんてキレイな夕焼け。
明日歩く予定の野口五郎岳への稜線も紫に染まっている。
明日の山行にワクワクとちゃんと歩ききれるよね…?的不安の両方がある。
※途中でバテた時のエスケープルートは考えてあるので、ダメだったらそこで行動を中止にするよう計画を立ててます。
こちらは今日登ってきた高瀬ダム?だよね?
月がとても明るく、紫の空と相まって何か幻想的〜!
そうそう、私のテントもちゃんと撮っておいたわよ!
小さいスペースでも張れちゃうエアライズ1は素晴らしいわね!フフ。
18時には解散し、シュラフの中に入ったが…また揺れた…。
横になって寝ていると、はっきりと分かる揺れ。
でも…近くに仲間がいると思うと…安心。
なんでだろ?さすがの彼らも地震には立ち向かえないのに…。
こうして3泊4日の裏銀座縦走の1日目が無事終わりました。
今回のレポを書いてて思ったのは、友人たちとの会話に夢中になりすぎて烏帽子小屋周辺をちゃんと見たり、出来事をメモったりしてなかった。反省。
でもね、翌日からは私は完全に一人での山行になりますので……もっと細やかにレポが書けるようがんばります!
次回「鈍足・単独・テント泊が歩く裏銀座縦走(06)」に続きます。