御前山を日帰り単独縦走(2)鋸尾根

単独日帰り御前山縦走鋸尾根編のタイトル画面

過去に下山で歩いた鋸尾根を今回は登りで歩きます。鋸(ノコギリ)の歯の形はギザギザしていますよね。そう、鋸尾根はそんな感じ。

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目次

楽しいな鋸尾根

鋸尾根のイラストマップ1

ここの階段から、登山が始まります。

鋸尾根への登山を開始

階段を登った先は…「The・尾根」って感じの道。

真っ直ぐに生える杉の木

真っ直ぐに立つ木と太陽の光が登山道を映えさせてくれ、これからの登山へ向かう気持ちをワクワクさせてくれる。
道は一本つらつら〜と伸びていく。

真っ直ぐに生える杉の木2

その、ゆるい登りを歩いていくと、鉄塔が立つ開けた場所に出る。
ここを通過し、再び植林の中に突入。

ちょっと開けた

潔くまっすぐに伸びる杉の木は、見ていてるだけで気持ちがシャンとしますね。
私も杉のような姿勢になりたい…。

真っ直ぐに生える杉の木3

木々が密集しているので、ちょっと薄暗いのですが…そのあいだから漏れる陽の光が神秘的じゃない?

久々の山道

まだまだ植林エリアだけど、この雰囲気だけでも

久々に山に来たな〜


って嬉しくなってきます。
植林エリアが終わると…

久々の山道2

岩が混じった山道になってきます。

久々の山道3

ここら辺りはまだまだ奥多摩の街の音が聞こえる場所で、奥多摩町の町内放送が、何やらしきりに放送している。
何を言っているのか聞き取りたいが…いまいち聞き取れず…気になる〜。

時は2020年の10月…感染症に関する重大ニュースだったら?
場所は熊の出没情報も聞かれる奥多摩…熊に関する情報だったら?

登山者のイラスト
なんだかだんだん不安になってきて……スマホでニュースサイトとTwitterで情報収集をしたが…特段目立ったニュースはなにもない。
なにもないだろう…そう判断して、更に山の中へ進んで行くことにしました。

風景が開けた

登山地図を見ると鋸尾根は、ほぼ真っすぐ鋸山山頂へ向かって伸びている。
こういうルートは直登で辛い〜!というイメージがあるんですが…鋸尾根は小さい上り下りを繰り返し、登山道も変化があって飽きることない変化に富んだおかげで辛いと思うことなく登っていけました。

ほら、急な場所には下のような階段も設置されている。
ずっと階段は嫌だけど、たまにの階段は気分転換になるわよね。

階段を登る

この階段を登っていった先に祠があった。

お社がある

小天狗、大天狗の天聖神社。
じっくり見たかったけれど、場所が開けているおかげで休憩している方が多かったので…素通り。
この場所から、これから先の道を見る。

登山道を見る

というイメージが脳内にあるおかげか?なんだか進行方向がギザギザに見える気がする。
さて、祠のある場所から先の道は、一旦下り。

階段を下る

平らなところを歩き、のち…

コルを通る

ハシゴを登る。

ハシゴを登る

登山出だしで、まだまだ体力があるので尾根のアップダウンも楽しく歩ける。

その名の通り鋸な尾根だわ

登山者のイラスト
でも、写真を見返して見ると…転んだら…痛そうな道ですね。

山道が続く1

道はたくさんの登山者が歩いてきた歴史のおかげで踏み固められていて、わかりやすい。

山道が続く2

木の根がむき出しになっている道も足を引っ掛けないよう気をつけて登っていきます。

山道が続く3

こうして道なりに登っていくと…。

平らな道に出た

ん?何やら分岐点が出てきた。
向かって左が巻き道。そして右が鎖場…。
そういえば、前に鋸尾根を下山で通った時の記事のコメントで「鋸尾根には下山時には見落としやすい鎖場がある」って教えてもらったっけ。
これは、是非とも鎖場を見ておかないと!

鎖場の分岐点

鎖場方面へ足を進めると…おお!鎖場!

鎖場を登る

写真では木の根っこが絡み合いしすぎてて分かりづらいのですが、なかなか立派な鎖場でした。
身長158cmの私よりずっと長い鎖場。
木の根っこがツルンとしているので、雨の日はちょっと滑りそう。

で、鎖場好きな私は…登ったよ。

鎖場を登りきった

前に来た時は気が付かなかった鎖場コース。
同じ山道でも登りと下りでは見える物が違うんですね。
あ、上の写真に写っている山は…御前山かしら?
うーん、まだまだ遠いな〜。

山での鳴き声

鋸尾根のイラストマップ2

楽しかった岩場や鎖場を通過して、どんどん歩く。

鋸尾根を進む1

ときおり誰かに抜かれるだけで、前後に誰もいないソーシャルディスタンス保ち放題の登山。
初めての頃だったら、こういうの怖かったんだけど…。
今は慣れた。

けど、なんかずっと犬の鳴き声がするの。

鋸尾根を進む2

ワンワンとずっと吠えている。ずっとよ。
犬ってこんなに延々と吠える?

鋸尾根を進む3

犬を連れて登山へ来ている人がいたとしても…絶え間なく吠え続ける犬なんているのかしら?

鋸尾根を進む4

ここらへんって狼信仰とかあったよね…。
まさか…犬の霊とか?
なーんてね、霊は信じちゃいないけど…

どこかで犬が怪我でもして、ずっと吠えているのなら可哀相だな…。

悩む登山者のイラスト
そんなコトを考えながら歩いていました。

鋸尾根を進む5

それにしても、なんて見事な杉林。

鋸尾根を進む6

花粉症じゃない私は、その光景にウットリしていますが。
花粉症の人には
コレが自分を苦しめる大元か!
と、思う場所なのかしら?

鋸尾根を進む7

気がつけば岩場も鎖も階段もハシゴもない、登山道になっていましたが。
この里山を歩いている雰囲気もいいよね〜。

鋸尾根を進む8

木々の間からこぼれてくる日差しが綺麗。

鋸尾根を進む9

って、ウットリしたいが…未だに続く犬の鳴き声。

尾根沿いに犬の鳴き声響く

ずっとよ?ずっと。
流石にチョット気味が悪い…。

そして鋸山

鋸尾根のイラストマップ3

犬の鳴き声が止まぬまま、登っていくと、地元の山岳ボランティア風の男性二人とチョット会話。
話の中で「私はどこまで行くのか、どこへ下山するのか…」を喋っています。
ほら、なにか起こってしまった時に捜索してもらいやすいじゃん。
雑談を終え別れる時に「今日はいい日だね!楽しんでね」って言ってもらえた。
…ウフフ嬉しいね。
今まで山で会話した人で…残念ながら「ムムム」と思う言葉を投げつけられることもありました。
そんな言葉の中には遭難しないで、とかシナナイデネとか事故って迷惑かけないでねとか…言われたことあるけど…ネガティブな事言う人よりいい言葉でエールを送ってくれるの素敵よね。

鋸尾根を登り続ける

そこで調子にのって怪我するコトを多々やらかしてきた私なので、その後も気をつけて進む。
すると…更に先にオレンジ色の何かが…。

鋸尾根を登り続ける2

あ〜…!ナルホドネー!
なんか…オレンジ色の救助犬ボランティア?の方とたくさんの犬達がいた。
救助の練習なのかな?
登山道脇に3頭、山の斜面に数頭…多分6頭以上は居たんじゃないかしら?
こりゃあ絶え間なく犬の鳴き声がするわけだ!

猟犬の訓練

動物を見るとニヤニヤしちゃう私ですが…このプロフェッショナルな犬たちは…変に見たら…吠えられそうで…すたこらサッサと通過。

鋸尾根を登り続ける2

でも、鳴き声の正体がハッキリしたことでスッキリ〜!

鋸尾根を登り続ける3

この後は木々に囲まれた尾根を歩く。

鋸尾根を登り続ける4

ひたすら歩く。

鋸尾根を登り続ける5

淡々と歩く。

鋸尾根を登り続ける6

ああ…このレポを描いていると…山へ行きたくなる〜。

鋸尾根を登り続ける7

こうして尾根沿いを歩み続けると、分岐点が現れた。

御前山と鋸山の分岐点

私が今回向かう御前山と大岳山の分岐点だ。
このまま御前山へ向かおうかな?でも…せっかくだから鋸山へも挨拶しておこうかな?
そうよ、この分岐点からチョット登れば鋸山。
せっかくだから登っとこ!

鋸山を登る

そんな気持ちを歓迎してくれるのかしら?
太陽がありがたい感じで照らしてくれているわ。

鋸山を登る2

太陽の光を浴びながら…ずっと放置している「古事記シリーズ」も描きたいな〜、帰ったら描こう!! と思いつつ登る。
※結局描けていない…。

鋸山を登る3

先程の分岐点から10分ほどで鋸山山頂に到着!
山頂の高さは1,109m。
到着時間は10時台だったと思う。(今回写真に時間データが残っていないので……)

鋸山山頂

でも〜山頂と言っても眺望は全くないの。
時間も…たしか10時過ぎだったせいか、休憩している人も居なかった。
山頂には大岳山を示す道標がある。

大岳山…いい山だったな〜。今日の天気で登れたら、いいよね〜

嬉しい登山者のイラスト
と、山浮気したくもなるけど…
今日は御前山!

鋸山山頂2

鋸山山頂なう。
と、緊急連絡先のダンナに連絡を入れたら、そそくさと下山。
ダンナLOVEだから連絡を入れるわけでなく、何かあった時の為の保険。

分岐点へ戻る

登りは時間がかかる気がするが、下りはあっという間。
分岐点まで戻ってきたよ。

御前山方向へ向かう

さて!大ダワを経由して御前山方面へ向かうよ!

次回「御前山を日帰り単独縦走(3)」へ続きます。

ここから先の登山道は私は初めて歩く道。
初めての道って…楽しみと不安でドキワクね。

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