今回は山行はおいておいて、テント場に注目して記事を書いてみました。たまにはテント場情報を書いてみるのも読んでくださっている方のお役に立てるかな?
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▶ 北沢峠・長衛小屋キャンプ場でテント泊 準備編
▶ 単独日帰りで仙丈ヶ岳登山(1) 登山開始編
▶ 単独日帰りで仙丈ヶ岳登山(2) 馬の背ヒュッテ編
▶ 単独日帰りで仙丈ヶ岳登山(3) 仙丈小屋編
▶ 単独日帰りで仙丈ヶ岳登山(4) 小仙丈ヶ岳編
テント泊初心者には優しい立地…長衛小屋キャンプ場
さて、長衛小屋の場所をもう一度振り返ってみます。
北沢峠バス停から歩いて10分ほどの場所にある長衛小屋キャンプ場は重たいテント泊ザックを背負って歩くことになれていないテント泊初心者にはありがたい立地。
まあ、公共機関を乗り継いで、北沢峠に着くまでがしんどいんですけれどもね〜。
長衛小屋の受付時間は基本的に下の写真の通り。
右の立て看板も気になるので、アップにしてみると…
え〜!コインシャワーまであるの!?
他の価格も、北アルプスの稜線近くにある小屋に比べると遥かに安い!
けれども…まあ、どれも利用しませんでしたが…。
唯一利用したのが…
ええ、ええ!
生ビールです。
看板をよく見ると、おでんもあるんですね〜。温めるのと暖めないので価格が違うのが微笑ましい。
人が混み合う時間帯は小屋の前でテント場の受付をしていました。
顔は隠しましたが、イケメンのお兄さんが受付ボーイ。
彼の山ヤボディを見て、「私もああなりたい…」と思いながら並ぶ。
小屋の中もビールを買う時にお邪魔したのですが、明確にココカラ先は宿泊者のみ!という線引がされていたので写真は撮りませんでした。
そうそう肝心のおトイレ事情ですが…小屋の隣に公衆便所がありますよ。
小屋が今どきに改装されているのに、トイレは古式ゆかしい「便所」という言葉を通すところが素敵!
そして、素晴らしいことに…便所なんですが…水栓です!
使用済み紙はモチロン流せませんが、清潔に保たれていて汚トイレが苦手なダンナも気持ちよく利用させていただきました。
ちなみに、長衛小屋泊の方もコチラのトイレを利用するそうです。
また、こちらのキャンプ場は水が豊富〜!
長衛小屋の前に沢山の蛇口がついた水場。
長衛小屋から見ての左前にも水場。
キャンプ場内にも水場があります。
あ、でも、残った調理液体は捨てちゃダメだよ〜。
小屋からは山を見上げられます。
おそらく前回の記事「単独日帰りで仙丈ヶ岳登山(4)小仙丈ヶ岳」ですっ転んだ場所も見えるはず?
テントをどこに張ろうか…テント
いつもは一人テント泊の私ですが、今回はダンナと一緒!
そうなると、相棒のエアライズ1に2人泊は無理なので、久々に2・5人用テントのNEMO Andyの出動です。
ただね…久々に使ったら…内部のつなぎ目の接着剤部分がポロポロとハゲ始めていました…これって…
購入して7年目だっから?
私の保管方法がまずかったから?
ちょっと凹みながら…帰ったら補修方法考えよう!と思いつつ…この記事をアップした今日まで何もしてません…。
さて、今回利用した長衛小屋キャンプ場の全体図を絵にしてみました。
こういう時に絵にしておかないと、この「図解ひとり登山」の図解部分が嘘になっちゃうもんね!
これでわかってもらえるかしら?
設営数100張というだけあって、広い!
でも…この日は100張以上あった気がします…。
長衛小屋キャンプ場は長衛小屋がある部分が一番高いエリア、小屋から離れるにあたって三段階で高さが低くなっていくんです。
その証拠に?上部分からテン場が埋まっている感がありました、この日は。
下の写真を見ても、段差があるのがわかります?
テン場はフラットな小石の地面。
テントを固定する大きめの石もゴロゴロしているので、ペグを使わなくても風のない日はテントを固定できます。
上の写真をよ〜く見るとわかると思うのですが…自分が利用する前にテントを張ってあった場所って大きめの石が避けれられたエリアがポカンと空いているので、だいたいテントを張る場所ってわかるんですよね。
私もそれにならって、石ないスポットに張ったのですが…通路の真ん前。
こういう場所って人の足音で目が覚めるコトも多いので、人によっては寝づらいかも?
テントを張ったら…シュラフも干します。
で、テントを張った後に行う…
探索もしておきました。
こちらのテン場は川の近くなので、川の音が常に聞こえます。
この音を気持ちよく受け入れられるか?ちょっと気になるかもで設置場所を選ぶポイントになりそう。
また、日向か日陰か?も大切だった…。
今回張ったのは向かって右側の日向ゾーン。
うちのダンナは寒がりなので、太陽のパワーがたくさん得られる日向ゾーンを選んで張ったのですが…この時、まだ朝の8時だというのに、太陽の力がギラギラしていて…日陰に張ったほうが良かったのではないかとも迷う。
実際、日陰に張っている方も多いし…。
でも日陰って…ジメジメしているし…虫も多そう…日向と日陰、どっちが良いのか?
悩めます。
私が北沢峠・長衛小屋キャンプ場を利用したのは7月3連休ということもあって、テント場は大混雑。
自分も含めて、朝の7〜8時台はどこに張ろうか悩める方々が右往左往していました。
それでもなんとな〜くある程度の列に沿ってテントを張るのが日本人!ですね〜。
これだけ整然と並んでいると…そこに無理に張る人もいないかな?
ちなみに、私が仙丈ヶ岳へ登山へ行った後にテントでお留守番ダンナが周りを見ていると…
前日から長衛小屋キャンプ場入っていた方々が早朝に登山、そしてテントに戻ってきてテント撤収などで、けっこうテン場の入れ替わりがあったようです。
そう思うと…三連休…初日から頑張らず、初日を移動にあてて、午後に北沢峠着でも良かったかも…と思ったりも。
夏のテントはキツイぞ…真夏のテント場の過ごし方
さて…ココからはテント場情報とはズレていきます…。
私が仙丈ヶ岳登山へ向かった後、ダンナはテントの中で寝はじめた。
が…
ダンナ曰く、太陽がギラギラ照りつけるテント内はビニールハウス状態。
熱中症危険を感じ、テントから逃げ、木陰ゾーンに入り込んで座っていても…どんどん日が照ってきて…
お昼近くには、長衛小屋周辺日光遮るものなし!
ってことで、北沢峠バス停まで涼を求めてフラフラさまよい…バス停のベンチで涼んでいたそうです。
北沢峠ですが…トイレはあるが、電波はない。なのでネットも見れません。
以前上高地へ一緒に行った時には上高地バスターミナルで待機しているバスの運転手さんと雑談したダンナですが、北沢峠は待機中のバスは北沢峠バス停から離れた場所で待機しているための、バスの動きも見れずに退屈…。
すっかり手持ち無沙汰なダンナ…近くにある周辺施設を見て回っていたそう。
北沢峠近くにはこもれび山荘というオシャレな山小屋があったので、立ち寄ってみたところ
さっそく注文しようと思ったら…
売り切れ
どうやら大人気メニューらしいです。
では翌日に再チャレンジ!と思ったら…
完売で明日の仕込み分もない
とのこと…
で、ソバだか、うどんを食べて帰ってきたそう。
ココらへんは、ダンナ単独行動ゆえ、写真が一切なく臨場感がないレポになってしまいました…残念。
やっと日も陰りはじめ。テントでやっと眠れる頃になった頃に私が帰還。
その後雑談していると…
聞くと、暑かったのでテン場の水場の水をガボガボ飲んでいたそうです…。
そっか、そっかそっか…なんとなくそれ、予感していたんだ。私…。
温室育ち&日頃からお腹が弱いダンナだと…山の水をそのまま飲むと…ちょっとお腹がゆるくなるかもしれませんね…。
私?私はもちろん!何の問題もなく!水をガボガボ飲んでいました。
うちのダンナのお腹の弱いのが特別なんです!
ですが…本当にお腹に自信がない方は…市販のお水、またはストッパー等の薬は用意したほうが良いかもしれません。
こんな感じで過ごした長兵衛小屋キャンプ場でした。
次回はいよいよ「甲斐駒ヶ岳登山編」になります。
この甲斐駒ヶ岳登山…中高年層オッサンとのトラブルが幾つかあり、嫌な思い出があった山行なので…記事にするのを伸ばし伸ばしにしていましたが…いよいよ書きます…。
てか、ダンナと2人で行っても、北沢峠から10分という好立地でも…食事は適当に済ませ、山飯写真がない!
ココまで食事にこだわらないと…反対に潔くないですか?私???
でもね…2019年シーズンは山飯頑張ってみよう!とは思ってはいます…。