04鷹ノ巣山山頂から六ツ石山まで
山頂はこんな感じで、結構広いです。
山頂から神奈川県の山々も見えて、登り甲斐を感じられる良い山頂ですね。
先程までの稲村岩尾根の辛さも忘れて風景を満喫しながらランチをとる。
虫の多さに辟易して15分でご飯と休憩を済ませて下山することに。
下りのコースは石尾根を通って奥多摩駅まで歩きます。
行きのバスで移動した距離を考えると…かなりの距離だよね…。
そんな距離のことも忘れさせてくれるほどの気持ちの良い道!
登りの急登とは正反対の、かなりゆったりしたコースが嬉しいです。
東日原から急登で1100m程の標高を登った鷹ノ巣山山頂から、今度は穏やかな道のりで奥多摩駅まで下っていくわけですが…穏やかな分、その距離は長い!
でも見える風景がある分、歩いていて気持ちも晴れる。
分岐点が現れました。
奥多摩駅方面以外の下山道もあるのですが、そちらの下山口を選択するとバスに乗らねば帰れず…そのバスが1時間に1本とかの過酷な状況…。
峰谷というバス停なんて…12時台のバスが行ってしまったら次の16時台のバスが最終というバス事情!
時間に追われて山を歩くぐらいなら、歩いていける奥多摩駅まで行くよね?
稲村岩尾根でもありましたが、石尾根も倒木が多い。
こちらも根っこ丸出しですね…ナゼなんだろう?
秋の鷹ノ巣山登山ではコチラの道は歩かなかったのですが、秋だったら紅葉の道に鳴っているのかしら?
道も分かりやすく、迷うことなくドンドン歩いていけます。
そしてまたも現れた分岐点。
全体的に登山者は少ない上に、みんなアッチコッチと色々な道に散っていくので余計人に会わない…。
六ッ石山の分岐まで来ました。
時間はまだ12時なので、六ッ石山の山頂へ行ってみることに。
12時08分六ツ石山山頂
コチラの山頂も開けていて気持ちの良い場所です。
ここらか見える山々が低くなってきて、ああ標高が下がってきたんだな〜と実感。
05六ツ石山から奥多摩駅
さて、六ツ石山も通過したら…残るは奥多摩駅まで帰るのみ!
緑の道もそろそろオシマイ…。
植林地に入ってきました。
六ツ石山から奥多摩駅に行く道が2つありますが、どちら道を選んでも最終的に合流します。
実は…私…最後の三ノ木戸林道との分岐点の判断を誤りました。
本当は左に行く予定だったのですが…前にいた人につい、ついていってしまって…右の道を選んでいましました…。地図も持っていたのに…。
その結果…長い林道を歩く事になりました。
左側に行けばもうチョット山道を満喫できたようです…後悔。
前を歩いていた人はあっという間に先に消え…一人で延々と林道を歩く…。
林道を一人でずっと歩いていると、林業の作業道と間違えたんじゃないかと不安になります。
そんな時に現れるこの看板!
癒される〜!
看板を信じてそのまま進むと…再び。
家も見えればもう一安心!
ハッキリとした登山道がなくなってからの林道が私は結構苦手。
何故か迷うんですよね…。
と思ったら、また現れる山道…。
その後は車道に出て…延々と…本当に延々と歩く…!
見えている町並みに着いたって、まだ奥多摩駅じゃないのよ〜!
山道を延々と歩いていた足裏にコンクリートの地面がシンドイ…。
鷹ノ巣山山頂から2時間歩き続けてようやくこの看板が…
すっかり疲れきった足取りには7分も階段も辛い…。
13時51分奥多摩駅に到着
こうして無事、鷹ノ巣山から奥多摩駅まで戻ってきました。
稲村岩尾根…想像以上の登りでした。
きっと、登り自体はたいしたことはないのでしょうがいくら登っても変らない風景がメンタル的にやられます。
なのに…なのにね、この年の10月にも再チャレンジしてしまったんですよ!
しかもテント泊装備で…その話は次回に描きます。
今でもふと…鷹ノ巣山にチャレンジしたくなります。
あのストイックな急登が私を呼ぶのでしょうか…?うん、近々行ってみよう。