尊仏岩は塔ノ岳山頂の近くにあるらしい。けれども、大倉尾根をそのまんま歩くのは経験済みすぎるので、今回はミズヒ沢からバリエーションルートを通って塔ノ岳山頂まで登りました。そして、この塔ノ岳山頂から尊仏岩探しがいよいよ始まりますよ!
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01尊仏岩探し
山頂に着き、そそくさと栄養補給をしたら早速尊仏岩探しへゴー!
時間はまだ10時50分だし、一人じゃないのになんでランチを楽しまないのかって?
それはね…私もKさんも飲兵衛だから!
特に私は私自身に関して…登山行動中は飲酒、だめ、絶対!と決めているので
※他の人が飲む分には関与しません(^_^;)
今回は下山後にKさんおすすめの店でガッツリ飲もうと決めているのだ。
では、塔ノ岳の尊仏山荘の横手にある道方面へ進みます。
尊仏山荘から本当にちょっとだけ進んだ場所から、左手に見える斜面を見てKさんが
情報によるとここら辺から入るんだよね。
そう言われて足元を見てみれば…確かに踏み跡があるよ!
その道は斜面の先に続いて行く…ウンウン!これはこの先に尊仏岩がある雰囲気ムンムンじゃない!
こりゃあ!楽勝だね!とKさんの後をついて歩くと…Kさんの歩みが止まった。
う〜ん、道がなくなったな。
え…なくなったってコトは…この道は尊仏岩に繋がる道じゃないの?
もしかして…う▲こ道だったらどうしよう!
※う▲こ道については山の豆知識:山のトイレを考える(5)トイレのない山(前編)をお読みください…。
とゾッとして、足元を見るが、ブツらしきものも匂いもない、よかった!
右の斜面を見て〜うーん。ない。
左の斜面を見て〜うーん。ない。
チョット登ったり、チョット下ってみても…うーん。ない。
この辺りだと思ったんだけど、ないのかな〜?
ちょっと諦めモードの雰囲気が漂う…。
このままスゴスゴ帰るのは寂しいな〜と思って、周りの草木の写真も撮って見た。
Kさんもアチラコチラを見てくれているので、私もアチラコチラを見ていると…以前尊仏岩で検索した時にヒットしたサイトで見たような岩を発見。
うん、確かにあの象徴的な岩は記憶にあるぞ…!
その私の呼びかけを聞いて、Kさんがその道を見てくれると…
ええ!そうなんです!私、結構自分の欲望に対する嗅覚は聞く方と自負していますよ!
そんな生ぬるいお褒めのお言葉を頂いて、下っていったら…その先に…ありましたよ!
尊仏岩跡!
そうです!尊仏岩跡です!
私は尊仏岩を見に行くつもりだったんですが…尊仏岩自体はどこかへ落石してこの場所にはなく、今はただ…尊仏岩跡が残るのみ…。
そして…ほら!見て!
お賽銭!
お賽銭を見ると…結構人が訪れているんですね〜。
尊仏岩跡を満喫したので、塔ノ岳山頂に戻ることに。
ちょっと歩いて振り返るが…すでに木に紛れてわかりずらい!
さっきのポイントから30秒歩いた先では…すでにどこだからわからず…。
グリーンシーズンだと木々にまぎれて分かりづらいかもしれませんね…。
今回訪れた尊仏岩跡の場所は登山道ではないし、うまくも説明できないので、場所は割愛します。
尊仏岩跡を見るために下った道をエッチラオッチラ登り返すのがシンドいな〜と思いつつも、念願の尊仏岩跡を見れて大満足!
02塔ノ岳から堀山の家まで
再び塔ノ岳山頂に戻ってきました。
今日は午後から雷雨!っていう天気予報の割には…富士山もクッキリの良いお天気。
下山は、ひとまず塔ノ岳山頂から堀山の家の家まで下ります。
ここからは通いなれた登山道!
地図がなくても迷うことなく進める!…というか、ハッキリしすぎるぐらいの登山道なので迷わない?
はっきりしすぎちゃうぐらいの登山道…それは人がたくさん通るからなんですよね〜。
よって…
うん、道の崩壊もはげしく、このツギハギだらけの登山道を見ると…
としか言えない…。
しかし、まあ、なんて天候に恵まれた日だったのでしょうか!
足の捻挫も忘れるぐらいの楽しい登山!
花立山荘からも富士山がすっごいよく見えます!
大倉尾根のルートはすっかり頭に入っているので、次はこの階段ね〜ウンウンと知ったかぶりで下りていく。
後ろを歩いてくれているKさんは、きっと数えきれない程歩いた道だろうに…。
そして、Kさんはこの数週間後に、ここで行われる歩荷駅伝レースに出るんですって…すげえな〜もうっ!