前日に捻挫した左足でも何とかたどり着いた瑞牆山山頂。山は登ったら降りなければならない…。そう、これから捻挫した足には一番過酷な下山が始まります。
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ー 標準コースタイム3時間?岩場&見どころ満載の瑞牆山縦走(前編)
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ー 瑞牆山山頂から摩天岩手前
ー 摩天岩手前から不動の滝
ー 不動の滝から林道終点まで
ー 林道終点までみずがき山自然公園まで
01瑞牆山山頂から摩天岩手前
まずは山頂から出る前に、これから向かうべき方向を地図を確認します。
これから先の不動滝コースは初めて歩くコース。初めてのコースを歩くのは幾度経験してもドキドキします。
12時50分下山開始
登りに乗り越えた大きな岩を下るのは、登りの数倍…大変。
皆さんも同じようで、下り渋滞が発生。
山頂から10分弱ほど戻った地点にある瑞牆山荘方面へ戻るコースと今回私が歩く不動滝ルートへの分岐点まで戻ってきました。
ところがですね…不動滝ルートを歩こうと思うんですが…皆さん、瑞牆山荘へ戻るルートへ向かっていき、不動滝ルートへ進む人が誰も居ない!
私の後ろを瑞牆山荘へ戻っていく方々が通り過ぎていき…不動滝コース方面へ誰も行かないので進んでいいかどうかに迷いが出て来ました…。
不動滝コースへの道をにじりにじりと進むが…やはり後ろからも前からも誰も来ない。
戻るなら今のうちなんだけど…。
そしてこのコース…至る所に
瑞牆山荘はこちらではありません、戻れ。
と書いてある注意書きがあちらこちらに…「戻れ」なんて書かれていると、めっちゃ心が弱ってきて
でも不動滝ルート歩いてみたいし…道は間違ってないし…でじわじわと下っている内に
と決定!
腹が決まれば、足取りも軽く、でも捻挫した足を再び痛めないように足を早める。
元々今回のルートはコレで決めていたし、ダンナもゴールのみずがき山自然公園で待ってくれている!
でも…でもね…やはり誰も居ないので…
今回初の熊鈴を出してつける!
使わなくても、常に持っててよかった!熊鈴!
熊鈴をつけたからって安全なわけじゃないけれど、今の自分できる用心に越したことはない。
それでも歩いていて、黒い塊が視界に入る度に
と怯えながら歩きました。
幾度一人で登山をしていても、ここのところは初・ひとり登山の時から変わりません。
ドキドキしながら、周囲の気配を伺いながら道を下っていると…何だかわからないけれど、大きい岩が!
今回の下りは、捻挫した足をかばいながら歩いていたので通常より遅いはずなんですが…後ろから誰かが降りてくる気配はまったくない…。
という気持ちを抱えながら歩き続けます。
瑞牆山荘から瑞牆山山頂までの道のりと比べると穏やかで歩きやすい道だと思うんですが…。
不動滝コースは登山者が居ない割には赤テープがたくさんつけられています。
また何やらでかい岩がバーン!と現れた。
見上げるばかりのでかい岩!
ココらへんでようやく人と会えた!一組の家族とすれ違い、挨拶を交わす。
とりあえず人とすれ違えたので、何かあっても単独オバさんとあそこら辺ですれ違いましたよ〜と証言してくれるはず!
不動滝コースは結構下った場所でも大きめ岩があちらこちらに…。
瑞牆山荘コースの桃太郎岩もそうだけど不動滝ルートの岩たちもいったいどうしてココに鎮座するようになったんだろう?
岩の上には木が根付いていて、そうとう昔からココにあるんだな〜と想像できますね。
また、コースのいたるところに岩の名前を記した青色看板があるので、赤テープもそうですが人が少ないながらこまめに手入れされているコースなんだな〜と想像できます。
で、地図上にあった摩天岩まできました。
13時35分摩天岩前に到着
ん〜…写真じゃ伝わらないけれど、でっかい岩なんだよ〜。
私に写真を撮る技術があれば、その凄さが伝わるのにー!
02摩天岩手前から不動の滝
この丸っこく大きい岩は…どこかから飛んできた岩?
次に現れたポイントがししくい坂。
なんだかすごい名前をつけるわね〜と思いつつ降り始めると、結構急な坂で滑りやすい…確かにココを降りるには看板のコメント通りに頑張らねば…!
で、そのししくい坂を下っている途中の写真は取れなかった…。
なぜなら…ししくい坂を下りきった先に男性が居て、私が降りきるまでじ〜〜〜っと待っていてくれたから…。
そんな待ってくれている人の視線を100%受けている状態で、止まって撮影なんて…できないでしょう?
私が降りきると登りだした男性。
時間は既に13時40分…山頂に着いて、下山する頃には何時になるのだろう?
このコースで2回目の人との遭遇でしたが、不動滝ルートでは先程の一組の家族とこの男性しか会いませんでした…。少なっ!
その後もリンリンと熊鈴を鳴らしながら歩いていると、左手に大きな岩が…。
夫婦岩っていうんですって。
こちらもカナリの大きさ…!
この不動滝コース…滝だけが目当てだったけれど、数々の奇石を見ることができて面白いぞ!
誰もいない不安とコースの楽しさ。
その両天秤が一人だと思う存分味わえる分、常に心が左右に振れながら歩くのが、ひとり登山。
だいぶ下ってきたな〜と思って来た頃に、何やら前方が明るい感じ…?
13時56分不動滝に到着
迫力のある滝ではありませんが、なだらかで大きい岩の上を水がジョロジョロ流れています。
雨が降った日ならもうチョット水量があるのでしょうか?