
今回でやっと念願のためぐそ山を通りました。
ラニヘッドトレイルも歩き、行動時間も6時間半、距離14キロと歩きごたえのある登山を終え、これで大満足分言いたいところですが…ちょっと心残りがある登山となりました。
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前回の記事は…

鉄塔から深沢山まで

大きい鉄塔に圧倒されていると、この先の登山道がチョットわかりづらいかも。
梵天山から五日市駅へ歩く場合は、鉄塔を正面から見て左側に登山道が続いていきます。

再び樹林帯に入り、登山道に沿って進んでいく。

今回の縦走行程は小さいピークを登って降りて登って降りてが多かったかな。
標高差が小さいのでさほど大変じゃないんですけども…たまには平坦な道をたらたら歩きたいと思ったら出てきたよ。

久々のほぼ平ら登山道。
道標もここら辺になると頻繁に現れてきた。
道標に書いてある〇〇会が立ててくれているのかしら?ありがとうございます。

縦走コースには人は相変わらず居ない。
道は迷わないが、熊が出たらどうしよう?の気持ちがモヤモヤむくむく。

気持ちと身体が微妙に疲れてきた頃に出てきた登り。
ココを登りきった先には

標高はあるが、名は無きピーク。
コチラの標高は441mでスカイツリーより低いのか。
そこを抜けた先は急に開けた。

久々の空一面が気分を晴れやかにしてくれます。
里山歩きなので、樹林帯に囲まれた道ばかりを歩き、あまり空が見えなかったんだけど…こうやってヒョッコリ現れた青空の素敵だ。

次に現れた道標はちょっと古い感じだが手作り感があってかわいい。
こうしてしばらく歩くと分岐点が現れた。

ここの分岐が大切。
さっきから道標に頻繁に現れている勝峰山とためぐそ山へ行く道がココから分かれる。
勝峰山方面じゃないよ
深沢山・五日市駅方面へ進む!

深沢山方面に進んでいくと、また分岐点が登場。

私が進む方向は小机。
で、見て…標識の上に小文字で書いてある魅力的な言葉。

心はいつも小学生の私としては…
ぜひとも!金○水にも立ち寄りたい。

(自主規制で伏せ字にしてあります)
って、思うんです。そう思いませんか?
また、この道標がもう一つ指す方向が…

千年の契り杉って看板も何だかワクワクさせてくれる言葉じゃないですか?
なんとなく気にはなるけれども、今日私が目指すのはためぐそ山だ。

でも、今は行動予定ルート地図のためぐそ山の手前にある山の深沢山を登らないとね。
道はまた鬱蒼としてきたよ。

ヤマップで周囲地図の注意マークを見てみると、過去にココを歩いた方からの熊に関する注意書きがあったので…ちょっと怖い。
そして…なんというか
お腹が空いた

御嶽駅以来ちゃんと食べ物を食べていなかったので、お腹が空いちゃったよ〜。

ああ、さっきの鉄塔の下で食べときゃよかった。
お腹を減らしている今、腰を据えて食べる場所が見当たらない。
でも深沢山の山頂で食べればいいか

そう思って歩き続け…着いたよ深沢山に。
時間は12時2分。

深沢山の山頂は…小さいちょこんと開けた場所だった。
展望もなければ、腰をおろしてくつろげるスペースもない。
道沿いに標識が立て掛けられているだけで、今まで通ってきた山頂の中で一番狭い山頂だった。
もっと良い場所で御飯が食べたかった…。

でも、お腹は空いているし、山頂についたコトで切りが良い気がしてきて…。
深沢山の道沿いにしゃがんでパンを食べた…。
深沢山からためぐそ山&地蔵山へ

食べたら、ためぐそ山に向かってガンガン歩くよ。

道なりに進んでいくと、何か建物が見えてきた。

あれ!こんなところに東屋が立ってるよ。

しかもこの場所、ちょっと開けて展望あるし、ベンチだってあるし、休憩するには最適ポイントじゃないの!
先程の深沢山から歩いて20分ほどの場所に東屋があるなら…ここでメシ休憩すればよかった。
まだまだリサーチ不足です。
悔しい気持ちに蓋をして道を進んでいくんだが、ちょっと道がヤブヤブしている。

地図がなかったり、GPSがなかったら不安になりそうな道。
そして道標がまだ立っている。

その道標に「ためぐそ山」の文字はない。
ので、道標が指す地名がためぐそ山に通づる地名なのかを確信してから歩く。
その先にも現れた道標。

ここにもためぐそ山の文字はない…。
最終ゴール地点である五日市駅の文字に惹かれて、そちらへ歩いて行ってしまいそうだけど…。
ためぐそ山はくみの木峠方面にあるのだ。
だから、登れ。

眼の前にあるこんもりとした斜面を登ったら…。
あら、まあ、ほー。
ためぐそ山に着いた!
時間は12時37分。
御嶽駅から登山を出発したのが7時22分だったので、5時間チョイ歩いて…ためぐそ山に着いたよ〜!

ためぐそ山山頂は…
深沢山よりは広いが、たんなるピークレベル。

確か…山の名前の由来は「たぬきなどの獣が糞をするところ」からだっけ?
私が登った今回、糞はなく山桜の花びらが散った場所でした。

今回の登山、名前に惹かれただけで登りに来たので、その証明のために標識を撮る!

山頂標識も撮る!
登ってみて思ったのは、この名前がついてなければ、正直…登りに来なかったと思わえる山なので…ネーミングって大切ですね。

さて、ためぐそ山が終わったら次は金○水を見ねば!
それを楽しみに道を進む。
金○水〜金○水〜♪

と、口ずさみながら歩くが…ない。
途中で一人の人とすれ違ったので、その時に場所を聞こうかと思ったが、すれ違いざまに
金○水ってどこですか?

って、聞けないじゃない?流石の私でも。

なので、あっちこっちキョロキョロしながら歩いていたんだけど、その目に入ってきたのは
地蔵山
地図で見れば、ためぐそ山の次に訪れる山のピークだ。

エエエ?チョットチョット!
グーグルマップを見れば、金○水はためぐそ山のスグ近くよ❗
地蔵山まで来ちゃったら、来すぎなのよ!
うっかり通過しちゃった?どうしても金○水が見たい私は一度ためぐそ山まで折り返しながら探した。
探した…。
探したんだけど…。
金○水への道は見つからなかった。

お地蔵様の近くでへこたれる。
ヤマップの地図にはルートが乗ってないし、グーグルマップでも…ルートは載ってない。

こんなに近いのに、会えないなんて…
金○水

こうして…今回の山行3つの楽しみ。
ラニヘッドトレイル→クリア
ためぐそ山→クリア
金○水→ミッション失敗
と、なった…あ〜…悲しい。
五日市駅へ下山

ブログを描きつつ、振り返って考えてみれば、きっとためぐそ山手前の分岐点・小机の辺のところで金○水の道があったのかもしれない。
きっとそうだ。
でもいい…もう帰ろう。
凹んだ心を抱えつつ、地蔵山から五日市へ進もう。
と、思ったんだけど…下山道が見つからない。
地蔵の前が開けていたので、コッチかな〜?と思って下ってみたら…すっごい急斜面で…
ここが下山道なわけがない

と、判断しお地蔵様のまでに戻る。

その判断は大正解。誤った方向へ下山しかけてました。
お地蔵様の前でもう一度落ち着いて周りを見回すと…

急だけども、人が歩いたあとのある斜面がある。

ここで本当に良いのかしら?
と、思いながらゆっくり慎重に下っていくと、遠くに小さいピンクリボンが見える。
GPSで確認してみると、この方向で間違いないみたい。

ピンクリボンがある場所まで下れば白いペンキマークもある。
斜面を降りきった場所から振り返って、下ってきた道を見上げれば
見える…見えるぞ!登山道が!

登りだと見える登山道が下りだと見えないのよね〜。

その先に現れた「矢印方向へ」看板に勇気づけられ登山道を進んでいく。

だが…なに?この竹薮。鬱蒼を越えた茂り具合に、ここ進んでいいのかと、一瞬たじろぐ。

この時の季節は4月なんだけども、これが6月〜夏だったら…もっと生い茂ってそう。

いやいや、最後の最後に、なかなかハードの道が続きビックリです。

あともうちょっとで登山口に出るはずだ。と思って歩き続けると、登山口近くまでたどり着いた!ただ…

眼下に道路は見えるんだけども、そこに行き着くまでの登山道がめっちゃ急傾斜。
トラロープまで貼ってあるし…。

腰を落として下らないと、滑ってしまいそう。

ここらで後から来た単独男性もに抜かれた。
今回の登山、最後の最後で…やっと1人に抜かれた。

彼は颯爽と下っていったので…もしかしてこの道が何か歩きづらいと思うのは、私だけの意見かも?
体力。知力。感覚…全てが老いてるから

まあ、いいさ…そんな年だもの。

こうして、最後の最後をほうほうの体で下山しました。
時間は13時23分。
山の中を歩いた時間は6時間でした。
下山した後、ここら辺から金○水へ通じる散策路道があったりしないのかな?と周囲を見回したが…あらず。

どうせ…どうせ…たいしたことないさ。
すっごい水場だったら、観光名所になってるはずさ。

と、自分に言い聞かせながら五日市駅まで歩きました。

でも…今でも思ってるよ…。
金○水が見たかった!

これが本心。
下山口から五日市まではGoogle マップで経路を確認しながら帰りました。
五日市駅に着いたのが13時40分なので、登山口から18分ぐらいで着いちゃった。
バスを使わない登山なのに、登山口から駅までの距離もさほど長くないのが今回の登山行程のいいところです。

こうやって無事、五日市駅まで帰り今回の縦走が終わりました。
ヤマップで取ったログによると…。
行動時間 6時間25分
距離 14.2km
消費カロリー 1833kcal
と、まあまあな山行だったと思います。
ためぐそ山だけが目的だったら、武蔵五日市から周回登山にすれば3時間位で終わる軽登山を楽しめるでしょうが、こんなふうに御岳駅から縦走してくるのもなかなか面白いと思います。
以上で今回のレポは終わります。
お付き合いくださりありがとうございました。