登山初心者でも登れる山として知られている金時山。さすが!短時間で登れ、短時間で下れる山だけあって…登山レポとしては2回でお終いです。
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前回の記事は…
金時山山頂
日本三百名山のひとつに選ばれている金時山は神奈川と静岡の県境に立つ山なんですって、知ってた?
私は「神奈川」の山だと思ってた。
そして、金時山は箱根山の外輪山の最高峰で、昔むかし…の大噴火によってできたそうだ。
だから、登山道沿いに大きな岩が落ちているのかな〜?
金時山の北側は足柄山と呼ばれるけど、一説には金時山の一部と呼ぶ説もあるみたい。
ちなみに…私は本当は足柄山と金時山…両方の山を縦走したかったんだが、2022年9月の時点では道が崩落していて通行止めだった為、断念。
ですが、この記事を書いている2023年4月にオンライン地図を見たら…通行止めマークが無くなっていたから…通れるのかな?
山を登る直前に現地の情報収集はしようね
さて、金時山の標識前に立ってみよう!
時間は朝の9時45分。
まだ午前中だから清々しい空と青空が…
チョット見えるぐらいで…ガスっている。
えー!
そして…あれれ?写真後ろにも白い「金時山」標識が…どっちが正式な標識?
うーん…どっちだっていい!
両方の写真を撮っとこ!
山頂には金時茶屋と金太郎茶屋という茶屋が2軒あります。
上の写真のテーブルは茶屋で購入した人が利用するテーブルだから、茶屋を利用しないのに、うっかり利用しないよう気をつけてね。
公衆トイレも(有料)完備されている。
下の写真の白い金時山看板の前にあるまさかりは…持てるよ。
カップルや子どもがキャッキャしながら持って写真を撮ってた。
私もひとり無言で持って…そっと戻した。それで満足よ。
それぞれの茶屋の壁には金太郎の昔話や金時娘さんのお話が看板で掲げられていたよ。
ひとりなので…じっくり読ませて頂きました。
茶屋の中を撮るのは失礼になるかもしれないので、撮りませんでしたが、芸能人のサインや美味しそうなメニューが壁に貼ってありました。
なにか飲もうかな?とも思ったんだけど、下山後にダンナと合流してから何か食べると思うと…うーん。見送った。
山座同定盤もあったんだけど…
人気の山とあって…皆が触るせいか?
山座同定盤がハゲている。
人気者は辛いね〜。
さて、そろそろ山頂からの眺めを書きましょうか?
金時山の事前調べだと、山頂からの景色が良いそうだ!
金時山山頂からは富士山も見えるし、巨大なカルデラ湖の芦ノ湖も見れ………
見れない!
雨は降る天気じゃないけれど…なんかガスってんのよ!
チラリちらりと下界の風景が見えるので…しばし待てばスカーッと晴れるかな?って期待して…山頂に20分ほど居たけど…全然晴れない…。
晴れるまで待つ?
って、思うけれども…今日はダンナの送迎付き登山。
ダンナは下界で待っているし、せっかく箱根まできたんだから、下山後は大涌谷に芦ノ湖に箱根神社にご飯にお風呂…箱根で観光したいコトがたくさんあるので…
山頂からの絶景を見ることなく…山頂滞在時間20分で金時山山頂を去ることに。
10時5分には見晴パーキングへ向けて下山を開始することにしました。
金時山から公時神社分岐まで
さてさて!サクサク下山してビールを飲むぞ〜!って浮かれる私の心に釘を刺す看板が…。
走ったり・ふざけたり…しません!
下山を開始してしばらくすると…あら…ヤダ
木漏れ日がさしてきたわ…。
さらに…登っている間はガスに巻かれていた周りの風景が…
晴れてきてやんの。
いま…山頂に引き返したら…絶景が見えるのかしら?
と、思うが…降りるはたやすい、登るは辛い。
よって…下山の意思は揺るがない。
上りの時はあんなにヒィヒィしながら上った階段をトコトコ降りて…あっと今に
公時神社分岐に到着。
下山開始して17分ほどで着いちゃったわよ〜!
公時神社分岐から金時山までの上りにかかった時間はは23分ほどだったから…たいして時間差はないけれど…辛いという感情差があったわ。
さて、ココから先の見晴パーキングまで未開の道。
見晴パーキングまでどんな登山道が待っているかしら?
公時神社分岐から矢倉沢峠まで
公時神社分岐から階段をてくてく下っていけば…
眼下に広がるは箱根の街並み!
でも…空の雲がちょっと重たい感じ。
階段を降りきると、道は平坦に。
木々や熊笹に囲まれた穏やかな道を穏やかな気持ちで歩いていたら、登ってきた男性とすれ違う。
こんにちは〜
と、挨拶をすると…その方から…
もうチョット下った先に巨石があるから…その岩に乗ってみなさい。
って、言われた。
な、何?その預言者みたいな一言は?
私がその巨石に乗ると何かが起こる?なにかに目覚める?何?
その後も下っていく。
そして…再び目の前に箱根の街が広がるポイントへ
さっきより箱根の街が近くなったように見える。
たいして標高は下がってないのにね。
ん?
先ほどすれ違った男性が言っていた巨石って…これ?
この岩が…私に何を与えてくれるのだろうか?
とりあえず…乗ってみた。
すると…
高さが100cm程高くなったおかげで先ほど見ていた箱根の街並みが更に
ダイナミーック!!!
…になったのか?
今回の記事を書くために調べてみると、この巨石は登ってOK&休憩スポットとして人気なんだって。
私は下りで見晴パーキングコースを歩いていたから箱根の街並みを何度か見ていたけど、上りで歩いてきた人にはこの巨石から見る箱根の街並みは感慨深い風景になるのだろう。
その後の道も歩きやすく。
走ったり、スマホを見ながらでも歩けそう〜!
って、慢心を察したかのように注意喚起の看板が立てられていた。
下山している間にも空はだんだんに晴れてきている。
雲の形を見ながら、午後の天気はどうなるか?想像する。
下るにつれ、斜度はどんどんゆるくなる。
そんな私の目の前に広がった風景。
え?何?この素敵な登山道…。
登山好きな人なら、この風景を見て思う心は同じだよね?その答えは…
歩きたい!
スマホでこの道を検索すると…明神ヶ岳への登山道みたい。
歩きたいと思った道があったなら、そこで情報収集できるのがスマホ時代のいいところ。
現在地から明神ヶ岳までのコースタイムを検索してみたら…1時間10分。そこからさらに縦走するとなると…プラス2時間。
今日は…無理だ。
いつか…いつか歩いてみたいな明神ヶ岳。
矢倉沢峠から金時見晴パーキングまで
こうして道を下っていくと…何か建物の前に着いたぞ。
ココは矢倉沢峠うぐいす茶屋。
茶屋は現在休業中。
そしてこの茶屋の前が千石原方向と金時見晴パーキング&明神ヶ岳方面への分岐エリアになる。
千石原方向へ進めば、私が今回登りに使った公時神社から近い場所にある金時登山口へ下山するコースになる。
私は見晴パーキング方向へ。
見晴パーキング方面へ向かった途端にこの茂り具合…。
ちょっと!ちょっとちょっと!
なに急に茂ってんの!不安になるじゃないの〜!って思ったら…
すぐに分岐が登場。
ここで明神ヶ岳への道が現れるわけだが…この正式発表の90minと
誰かが書いたであろう、「120分」、「~140min」が…。
誰かに2つも書かれるってことは…明神ヶ岳への道は最低でも2時間越えなんだろうな。
その後の道も草ぼうぼうで…本当にこの先に金時見晴パーキングがあるのかしら?って不安になる。
でも、その草ぼうぼうが不意に途切れ…
見晴パーキングコースが…終わった。
終わった場所の目の前が金時見晴パーキングだった。
時間は10時50分。公時神社から登山を開始して2時間17分の登山が終わった。
見晴パーキングから金時山への標準コースタイムは登り1時間05分・下り50分。
ええと…私は40分ほどで下山できたので、下り50分は正しいコースタイムになるのかな。
私が下山している間も登ってくる人の方が多かった。見晴パーキング往復なら2時間なのでお手軽登山には最適なコースなんでしょうね。
ただし、晴れてて暖かい好条件の日ね!
金時見晴パーキングの場所はコチラ。
駐車場はコンクリートで舗装されている。
私が登りに使った金時神社コースより標高が160mほど高いので、金時山への標高差は更に軽減される。
駐車場には「まさかり」シンボルまで…。
ですが、金時見晴パーキングにはトイレや自動販売機が設置されていないのでココから登山を開始する場合は
どこかで事前に調達しましょう
下山後は見晴パーキングに設置されている看板を見ながら、どこかへドライブへ行っているダンナのお迎えを待つ。
へーえ…金時山って晴れていれば、こんな絶景があるんだ〜。
見たかったな。
金時山を登ってみた感想は…。
金時山だけで登山欲を満たすのは…
ガッツリ登山したい人には物足りないかもしれない。
だからこそ!観光をつける、明神ヶ岳への縦走などの遠征をする。
などのプラスアルファをつけてもいいのかもしれない。
私も今度金時山を登る機会があったら…明神ヶ岳への縦走は加えると思います。
え?普段登山をしない家族を連れて行くもいいんじゃないかって?
ノンノン!
うちの登山をしないダンナは、往復2時間でも文句を言います。
文句を聞きながら2時間登山をするなら、割り切って別行動のほうがお互い満たされるわよ。
以上で金時山登山レポを終わります。
お付き合頂きありがとうございました。