単独テント泊で広河原から鳳凰三山を経て夜叉神へ縦走(南御室小屋〜夜叉神)

鳳凰三山タイトル4

一泊二日の鳳凰三山縦走。初日に広河原から南御室小屋まで歩けたことで、ゆとりある二日目となったのですが…。

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目次

01南御室小屋でテント泊

南御室小屋の場所は夜叉神峠の登山口〜薬師岳の中腹にあり、森のなかにぽつんと空いたスペースに南御室小屋とそのテント場はあります。
南御室小屋のテント場
どこに張ろうか決める前に、まず!南御室小屋でテント場使用料500円をお支払い。その時に荷札を渡されながら

「まだまだテント泊の人は来ますので、隣との間隔を詰めて設営してください 」

と言われました。
テント設営数は約50張り。
まだまだ余裕のあるテント場のどこに張ろうかな〜と思いながら右往左往。
端っこいいな〜と思う場所には既にテントが張られ…

いや、人が張った後だからよく見えるのか?

苦笑いをするイラスト
隣の芝生は青く見えるってやつです。

結局、何かあってもすぐ側に誰かがいそうなテント場の真ん中に張ることに。
女性ひとりだと、近くのテントは夫婦や同性がいいと聞きますが…まあ、これだけ四方八方テントに囲まれた場所なら何かあっても大声出せば周りに届くだろう…と、思いましてね。

木々に囲まれたテント場なので強風が吹き込むこともないので設置中に風でテントが煽られることもなく、全体的にフラットな地面でその地表は砂礫または草地でペグも刺しやすい。
なので、初心者の私でも楽にテントを設置することができました。

あ!反対に大きい石とかないから、ペグを忘れると困る〜

不満そうな表情のイラスト
へへ、忘れた奴です。
風のない日で助かりました…。

この時はまだエアライズ1を購入する前…2.5人用テントのNEMO Andy(このテントについてはテント:NEMO(ニーモ) ANDI(アンディ) 2Pを御覧ください )。エアライズに比べると0.5キロ以上重たい上に、なんと!この時の私は酒も担いでいました。

南御室小屋のテント場に張ったテント
多分…この頃が一番体力あったころかも…。

テントを設置し終え、テントの見やすい場所に荷札を付けたら…。

やっとビール!

喜んでいる顔のイラスト

ビールはね、ご当地のものを頂くのよ〜!
と再び南御室小屋へ行って缶ビールを購入。
ご当地モノと言っておきながら、缶にはアサヒスーパードライって書いてあるけど…この南御室小屋で購入すればそれはつまり…その…南御室小屋のご当地モノってことで…。うん!

飲んでぼ〜っとしている間にもテント場にテントが人が増えていく。
見ていると、夜叉神側から登って南御室小屋にテントを張ってから鳳凰三山巡りコースを選択する方も多いようです。
南御室小屋のテント場はもうイッパイ

水場は小屋前と小屋脇にあり、常時放水されているので汲み放題で助かります!
さて、ビールを飲み終え…ご飯を食べ…何をしようか?
空を見上げれば…。

曇り

地蔵岳、観音岳、薬師岳にかかっていた雲がドンドン下に降りてきているようで空がどんよりとしています。
星空を見上げながら今日の余韻に浸る…ムードでもない。
仕方がないのでテントの中に入る…が!NEMO Andyの説明でも書きましたが…このテントって前が蚊帳状態だから寒いのよ〜!
ニーモAndyのテント内
仕方がないのでシュラフにも潜り込む。
今日の出来事をメモって行こうとノートと鉛筆を取り出し…メモを始めたあたりで…寝落ち…。
シュラフで眠るイラスト

暗闇の中で、周りの物音で目が覚める。
時間は3時だったか…昨夜は18時ぐらいには寝落ちしていたので、9時間近く寝ていたようだ。

外を見れば…

雨…

天気はますます崩れていっているようだ。あ〜あ…。
とりあえずテントの中で朝の用意を整えて…もう一度外を見るが

雨…

この先天気はどうなるんだろう?
もっともっと崩れて行くのだろうか?
なら、今の小降りのウチに出発したほうがいい?

テントの中で一人悩む。

いいや!出発してサッサと下山だ!

不安を感じているイラスト

しっかし、まぁ!雨の中のテント撤収はなかなか大変。
一番汚れなさそうな場所にザックを置いて、そこに荷物をどんどん押し込める
もうねパッキングが〜とか言っていられないの!

全部突っ込んだら、用意しておいたゴミ袋にテント一式をグルグルっと巻いて押し込んだ!

どうせ家に帰ったら洗って乾かすからいいのよ!

疲れきった顔のイラスト
そりゃあキレイに畳んでしまいたいけれど、薄暗明け方…しかも雨の中、ひとりでテントをキレイにしまえる自信なんて毛頭ない。
こんな時は、もう割り切ってしまってしまいましょう!

パッキングを終え、トイレへ行き、周りを見渡すと行動を開始し始めた人がアッチにもコッチにも
早朝の南御室小屋
じゃあ私も行きますか!と南御室小屋に別れを告げて歩き出した!
南御室小屋を出発する
もちろんまだ真っ暗なのでヘッドライトを点灯させてまずは苺平を目指して森の中へ入っていった。

5時38分南御室小屋を出発

南御室小屋からの出発時は真っ暗

02南御室小屋から苺平まで

地図南御室小屋から苺平
えっと…森の中へ入って3分で激しく後悔…!

だってね、真っ暗なんだもん!

イラスト青ざめる

しかも登山道に誰も居ない!

まだ真っ暗な登山道

明け方のこの時間帯って…なんか…クマちゃんが行動する時間帯じゃない?
考えてみれば今日の行程は南御室小屋から夜叉神峠へ降りるだけの日なんだから…もっとユックリしたって良かったのに…あんんでこんなに早い時間に出発しちゃったんだろ?私。
真っ暗な森の中をひとり黙々歩いているけれど、心の中では

あ〜!私のバカバカ!どうしていつもこう!思いついたらスグなの!

不安な顔をしているイラスト

って後悔しながら、ビクビクしながら歩いていました。
多少明るくなってくると、心も落ち着く…明るいって…大切ですね!
ちょっと明るくなってきた

南御室小屋から夜叉神峠登山口までの間で危険箇所はなく、ただ…ひたすらに森の中の道を歩くだけ。
なので、つらい登りや下りもない代わりに単純かつ眺望もない道…。
章の見出しにある歩いたコース地図を見てもらえればお分かりの通り…距離は長いんですが、標高差が少ないので…正直だらけてくる。

6時54分苺平に到着

苺平のオブジェ
写真のデータがよく分からなくなっていて不安なのですが、多分ココが苺平!
苺平の道標
なんで苺平って言うのかしら?と調べてみたら、この周辺にシロバナノヘビイチゴが生育しているのが由来だそうです。
苺平に着いた
苺って付いているとカワイイ場所かと思ったりもするんですが…薄暗くて…ちっとも可愛くない場所ですね…。

ニセコスキー場・花園エリアのストロベリー・フィールドもワイルドよ!

キラキラしている顔のイラスト

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