今回の登山の目的地である「御前山」に到着し、あとは下山するだけです。
下山と言っても今回は縦走&初めて歩くコースなので、これから先の山の道はナゾ・なぞ・謎。よって、この先の道ってどんな道?って登山がまだまだ続きます。
左が登山・キャンプランキング、右がにほんブログ村っていうブログランキングに参加しています。
押してもらえると見てくれている人がいるんだ〜!って嬉しくなるの。
惣岳山へ向かって歩く
御前山山頂に別れを告げて下山開始。
私が滞在していた20分程の間にも続々と人が登ってくるので…私の今回の登山行動時間は遅くなかったみたい。良かった。
次の目的地は惣岳山!えっと…呼び方は「そうがくさん」でいいのかしら?
御前山から惣岳山への道は開けた広い尾根を歩く。
なかなかに気持ち良い道じゃございません?
道を挟んだ左右に柵が設けられています。
柵が設けられた、この風景は遊歩道チックにも思えますが…
たぶん、所定の登山道以外を歩くなよ!って言う強い意志を感じます。
この道沿いに設置されている道標には次の目的地までの距離も書いてある。
鋸山〜御前山までのルート上にあった道標と比べると…ずいぶん懇切丁寧になったわ。
奥多摩バス停ルートを選べば、けっこう気軽に登れる=初心者さんも多い山なので、山頂あたりはこんなに丁寧なのかしら?
道はずっと柵によって誘導されていくので迷うことはない。
さっきの場所から0.1kmしか進んでいない場所にも再び道標ですよ。
御前山から惣岳山までの道はなかなかに気持ちがよい。
見ての通り、この登山レポの時期は秋の為、葉が全部落ちてしまっているけれど新緑シーズンなら…さぞかし緑がキレイなんだろう。
こうして、周りの風景をキョロキョロしている間にあっという間に
惣岳山山頂に到着。
惣岳山の標高は1341m。
先程居た御前山1405mなので50mほど下がったのね。
惣岳山の山頂も開けていて、ベンチが設置されているおかげでココでも食事休憩をとっている方が多数見られました。
惣岳山から下山
惣岳山山頂にも分岐点がある。
奥多摩湖バス停方面と、私がこれから向かう月夜見駐車場方面。
上に描いた地図を見ると…多分奥多摩バス停方面へ向かわれる人が多そうだ。
今回私はダンナに月夜見第2駐車場でピックアップしてもらうので、月読駐車場方面へ下山なんだけど…あ、アレレ?標識に月夜見駐車場って書いていない…。
地図で確認すると、山頂の道標は途中にあるポイント小河内峠を記しているようね。
わかっちゃいるけど、最終目的地が道標にないと、チョットドキドキしません?
惣岳山から下り始めてすぐに急な下り。
このルートって…奥多摩主脈縦走路なんですよね。主脈のおかげか…?この下り…。
スッゴイ急!
歩いたコトのある方は「そんな急か?」と思われるかもしれないが…秋は…
急な下り道の上にたっぷりと積もった落ち葉の道での
足元踏ん張れない度が高い!
足の裏と太ももの両方を酷使しながらなんとか下る。
15分ほどかけて、なんとか下りきった。
下りきった先にはゆるーい尾根が広がっている。
歩きやすい道をしばらく歩くと、分岐点が…?
まき道と岩場の分岐点だ。
え?岩場?
岩場なんてあるの〜?
で、岩場方面へ向かって進みます。
道は上り道。
軽く登った先には…
奥多摩の山々が広がる景色と道標。
葉が全て落ちきっているおかげで視界はいい、が。新緑の時期だったら展望少ないのかしら?
さ〜て!降りますか!
って思って、降り始めたんですが…かなり降りづらい…!
北アルプスの岩場だったら、ゴツゴツとした岩だらけの道をペンキマークを信じて下っていくんだけど…。
奥多摩の里山の岩場は、土と急斜と時折岩が混ざった岩場で大変に降りづらい!
正直…ここの岩場…下りで歩くには全くおすすめしません!
岩場好きの私ですが、気を抜いたら前転しそう…ドコをたどって下っていけば良いのか分かりづらい…などでちっとも楽しくなかった!
ほうほうの体で何とか降りきって…再び登り。
下山を開始して思ったのは…登りのほうが楽。
久々の登山だと…登りより下りの方が身体がなれず、きつくない?
ここら辺の景色って良くないですか?
どうやら、小河内峠から惣岳山に至る登山道にあるピークのソーヤノ丸デッコって呼ばれているエリアだとか?
大岳山~御前山~三頭山の奥多摩三山縦走路中では屈指の展望が得られる場所なんですって…。
もっとちゃんと風景を見ておけばよかった…
ちなみに…ピークにソーヤノ丸デッコの名称を示す看板等はココには存在しない。ガーン!
また、月夜見駐車場〜惣岳山・御前山コースはマイカー利用の方が多いみたいで、あまり人が通ってないのかしら?
誰ともすれ違わない〜!&追い越されない〜!
よって…不安!
この先の道も…痩せ尾根が続くのですが…歩きやすい道でした。
こうして歩いているうちに…あら、なんか分岐点?
分岐点の道標は2方向へ別れています…。
一つは月夜見、もう一つは…通行止め!
通行止め方面にはロープまで張ってある…。
ここまでの通行止めって見かけないわよね?この先の道はどんだけの通行止めがあるんだろう?
小河内峠へ
通行止め方面が気になるところですが…月夜見方面を示す道標を信じて歩きだします。
分岐点からチョット進んだ先には…あら〜なんか素敵な風景じゃない!!??
広い斜面が広がるエリア一面に木の葉が綺麗に乗っかてって…。
ふかふかのバーンを下っていくのが…
気持ちいい〜!
しかも…誰も居ないの…あまりにも誰も居なくて…
怖い〜!
ここの道…誰かと一緒なら…前後に誰かが居たならば楽しく歩けたんですが…惣岳山以降…誰とも会ってない。
この人の気配がない山道で…万が一野生動物と鉢合わせたら怖いので歌いながら歩きました。
歩くべき道はコレでもか!ってほどはっきりしているんだけどね。
すると…あら!なんか見えてきた。
分岐点よ。
小河内峠(1,050m)に到着。
小河内峠には道標とベンチが2つあって、奥多摩湖を見おろせる、いい場所なんだけど…
誰も居ない。
この誰も居ない山を
「『THE・WORLD』俺だけの時間だぜ」(ジョジョの奇妙な冒険第7部を読んでいないとわからないセリフです…)
って楽しめればいいんだけど…基本チキン正確な私は…心細くて…そそくさ通過。
まあ…ココまでくれば月夜見駐車場まではもうチョット…ですが、この先にも登ったり、登ったり…え〜また登るの〜?が待ち受けています。
次回「御前山を日帰り単独縦走(6)」に続きます。
次回で山レポは終わります。