今回の山レポはちょっと短め。正丸峠登山口から正丸峠までは登山と言うよりはハイキングコースでした。でも本気の登山前に身体を温めるウォーミングアップにはちょうど良い距離だと思うよ。
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前回の記事は…
正丸峠を目指す
朝8時ぐらいに登山を開始。
開始したけど…私の周りには誰もいない。
きっと皆…随分先を歩いているんだろう。
でも登山道ははっきりしているので道なりに進んでいく。
歩き始めてスグに鳥居が見えてきましたよ。
看板も設置されていたので読んでみると、「お申請」について書かれていた。
鳥居を通り過ぎると、すぐに今度は道標が出てきたよ。
道標の下にはこのような看板がある。
山の呼び声…まんじゅう?
なんだろう?その饅頭?気になるわぁ。
ここで私を惑わすコトが…
上の看板には「正丸峠 頂上10分?」
えー10分で着くの?
でも…その近くにある、もう一つの看板
正丸峠ハイキングコース看板には約30分はかかる行程が書いてある。
この2つの看板が判断を惑わせる…。
いやね、手持ちの地図を見れば… 30分で着くってわかってんだけどさ…ちょっと心揺れるよね?
それに…下調べもせず、地図ももたず…なんとなくハイキングに来た人は…迷う気がする。
私は…
30分だろう
と、判断し道しるべの通りに進んでいった。
誰も居なかった正丸峠登山コース
「オレだよオレ!」とはっきり主張している登山道を進んでいく。
道標も所々に設置されているので迷うことなく進めます。
迷うことがあるとしたら、先程の看板の10分。
アレ、正丸峠を指してないかもしれないが、あの場所で見ちゃったら正丸峠まで…って思うのが人ってもんじゃない?
もう、先に言っとくケド絶対に10分じゃ着かないからね。
10分で着くんだー楽勝だぜ!
って思っていると、色々と余計な迷いが出てくるから…気をつけよう。
周囲には木がまっすぐ生えていて。気分良い。
だが、スマホに保存してある登山地図を見るとこの先に!(びっくり)マークが付いている。
!マークは「ちょっとこの先に危ない場所がありますよ」と言う印。
この穏やかな道にどんな!マークなところが?
と思いながら進むと橋が見えてきた。
ププ〜っ!(笑)この橋が…危険地帯?
そう思って近づくと斜めになってる橋がやっかいだった。
平行感覚が鈍ってきている中年には…
頼るには儚げな作りの橋
しかもそいつが斜めっている!
が歩きづらいの。
今回は晴れているし登る側での通過だからヒョイっと渡れたけど、下り&高齢&雨で濡れていたりすると渡りづらい方もいそうですね。気をつけて!
地図上の!(びっくり)マーク侮れないです。
この橋を越えた先は山道が続く。
しかしなぁ…この道を通っている間誰にも会わない。
そうなると…またもや不安がやってきた。
それは…
私が今回選んだこのコースより、
他のコースのほうが良かったんじゃね?
ほら、里山って…コースが多いじゃない?今回の伊豆ヶ岳へ向かうコースも複数あるわけよ。
なので、自分が今回選ばなかったコースのほうが、実は良かった!だったら悔しいな…って思い始めた。
誰も居ないことから…「隣の芝生は青く見える」モードになってしまうのよ。
…いえいえ、この正丸峠登山コースも素敵よ!
見てよ、この写真。
真っすぐ伸びた木々に囲まれたマイナスイオン溢れる登山コースでしょ。
道もキレイに整備されている…いい道だ!
そして、時々聞こえてくる…せせらぎ…?いいえ…
道路を走る車の音…。
このパターンは…登山あるあるな「頑張って登った先に車道と合流する」パターンかな…。
足元には毎度おなじみ関東ふれあいの道の石版もあったよ。
石版を通過したあたりから、道は階段になった。
ここまでは上り道をゆる~く巻いていくような形で登ってきたので、急に現れて階段状の上りがちょっとシンドイ。
見上げれば何か建物も見える。
そしてわずかに木々が間引かれているせいか?日も当たってきたぞ…う〜ん暑い!
このレポの季節は6月上旬なんですが、天候に恵まれたかけて結構暑かったよ!
暑さと階段登りにはぁはぁしながら登っていった先が…正丸峠です。
正丸峠に8時半に到着。
登山口から正丸峠まで30分ぐらいかかりました。
正丸峠にはこのような茶屋が立っていた。
グーグルマップによると「おくむら茶屋」っていうのかな?
そして、茶屋の前を車やバイクがブンブーンって走っている…。
登山だぞー!って山に入ったのに、一般道。
この気持ちを表現するなら…素敵な夢から覚めた感じ。
頑張って30分上ってきたのに、着いた先が一般道だと思うとちょっと悔しくならない?
茶屋の外にもメニューが貼ってある。
私の今回の登山は縦走登山なので、この地に戻ってくる予定はないが登山帰りに見かけたら立ち寄りたくなっちゃうね。
30分かけて登ってきた先が現実世界だったことでチョット拍子抜けだけど…
まぁいいや、ここまでウォーミングアップ。
ここから先伊豆が岳を目指す本当の登山道が始まりだ。
楽しみだ〜!
視野が狭くなる登山
そうそう余談漫画をつけておきますね。
この正丸峠登山コース、こうやって見返すとただのハイキングコースレベルなんだけど…誰も合わないため熊鈴装備しちゃった。
ええ、この程度の道で熊鈴慣らして歩いてました。
小心者な私は、誰もいないとスグに熊との遭遇を想像しちゃうの。
心の視野が狭くなると、周りの状況が見えなくなってきて…冷静に考えたら大したことない道でも熊でも出てきそうな道に思えてくるのよね。
次からは今回のメイン山の伊豆ヶ岳へ向かって歩きます。
次回「電車で行く伊豆ヶ岳縦走登山(3)」に続きます。