真狩コースを登る(八合目まで)
五合目に着いた頃にはさっきまで頭上を覆っていた暗い雲は消え、青空が広がっていました!
青空が見えると、俄然やる気が出ます!
足元の草も日に照らされてキラキラし始めた!
しかし…羊蹄山…。
登山口で見かけた集団以降…登山道で誰にも会ってない!
今日は日曜日なので休日だし…北海道では有名な百名山なのに…なんでー!
きっと、私…1人で羊蹄山を上っていたら…きっと泣いてた。
ああ、今回ひとり登山でなくって本当に良かった〜!
気がつくと、我々一行は雲上に!
アッチはなになに方面。
コッチは多分アレあれ方面。
仲間たちと一緒に青空を楽しめるのが嬉しい。
気がつけば真狩コース六合目に到着。
今回はそれぞれの合目で小休止をとりました。
そのおかげで1〜10合目、全部の写真も撮れたし、山頂についても激しい疲労を感じるコトはありませんでした。
私一人だと休憩をとらず、1人でぐぉーっと上って…
ってコトが多いので…皆でペースを合わせて登る…そのメリットも久々に感じられたことが良かったです。
ココらへんまで来ると、とんでもないねじれ方をしている木が…。
そういえば、登山中のお水の飲み方も人それぞれ
ヤマコさんは
大きい入れ物に水を入れて、ナルゲンボトルにこまめに移す
ホトケは
アミノバイタル系ペットボトル5本
私とマッハは
ハイドレーション(水)でした。
皆さんはどんな風に水分補給をされていますか?
ひたすら登り…う〜ん疲れも出てきたかな〜?と思った頃に…七合目通過。
七合目の標識は倒れた木に着けられています。
この木を…またいで通過するか?くぐって通過するか…?
ええ、単足の私は…
もちろんくぐりました!
七合目後に現れたゴーロ。
見えの通り登りやすいゴーロでした。
うん、真狩コース…長いけど歩きやすい!
羊蹄山が本州にあったら…あっという間に登山道はペターンとしちゃうんだろうな〜と思いながら歩く。
そして着いた八合目。
岩にも色々と書いてあったけれど…読めませんでした。
真狩コースを登る(十合目まで)
八合目を過ぎると…一気に空が開けました!
このまま山頂まで空の下を気持ちよく歩けるかな〜!と思いました…。
が、スグに樹林帯に舞い戻る。
でも、薄い樹林帯なので頭上からキラキラ溢れる日差しが嬉しい!
青い空と緑の木々!なんて素敵な道なんだろう。
羊蹄山登山に来て本当に良かったな〜と幸せを噛み締めながら登る。
私は普段、高山植物を撮ることはしないのですが…ヤマコさんの指示の元、高山植物の写真もかなり撮った。
どうやら本州にはない花がけっこう咲いているそうです。
ああ…今、私、ニセコスキー場から見ていた、羊蹄山の上部にいるんだ〜。
すっごいー!
今度ニセコへスキーへ行ったら…今までとは違う視線で羊蹄山が見れるんだろうな〜。
と、ニヤニヤしながら登っていると、再びヤマコさんからコレも撮っといて〜のお言葉が…!
この登山からの帰宅後、写真をお送りしましたが…
私の心のこもっていない写真でも満足してもらえたかしら?
もう、我々のいる場所は完全に森林限界を越えました。
四方八方雲の上…。
いや〜よく上ってきたよ!私達!
向かいにはワンシーズンに8日は滑っているニセコスキー場エリアが丸見え!
そうして着いた九合目の標高は1684m。
羊蹄山に唯一ある避難小屋への分岐点でもあります。
私達はこのまま頂上方面へ向かって進む。
上っていると、避難小屋が見えてきた!
最近建て替えたのかしら?遠目にもきれいな避難小屋。
とうとう、外輪山に到達した!
富士山で言うならお鉢の周り…かな?
ここから先はお鉢の縁を1時間ほど歩いて羊蹄山山頂を目指します。
次回「羊蹄山を真狩から倶知安まで日帰り縦走(3)山頂編」へ続きます。