栂海新道をテント泊で縦走(1)山から海へ縦走

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02東京から北俣小屋へ移動する

ベジーダにピックアップしてもらって、夜22時に都内を出発します…西日本に住むゴクウと落ち合う新潟県にある親不知観光ホテルに着くのは次の日の3時予定…。
夜22時出発…私のココロは真っ暗です。
正直スッッッッゴク心が重たかった…。
ココ数年のひとり登山で、バスで登山へ行くことに慣れきって高難度のバスで寝る技を取得した私にとって…友人の車に乗せてもらって夜通し移動=徹夜…ババアに徹夜登山は絶対に辛い!

そのことがわかっていたので、前の日に単独で公共機関を使って猿倉から白馬岳を経由して朝日小屋まで前入りしてから合流しようとしたが…何故かゴクウに止められた。

あら、ひとり登山を心配してくれるの?…道中は3人仲良く歩いて行けるかしら?

笑って自慢しているイラスト

…追々書いていきますが…そんな期待…甘かった…。

首都高に入り、関越道を延々と走り…朝3時に親不知観光ホテル前の駐車場へ到着しました。
西日本地域から来るゴクウと合流するのは4時…せめて1時間は寝ようと思ったその時…ゴクウから着いたよ〜の連絡…。

はい、徹夜です。

みんな徹夜で眠いのは私一人じゃないけど…辛い〜!

イラスト辛い顔
昨日は仕事へ行ってました…。つまり木曜日の朝から今現在の金曜日の朝まで…ずっと起き続けています…。うわー!眠いよ!

合流後は親不知観光ホテル前に車を一台置いておきます。
今回は北又小屋から山に入って、山々を越えて、ココに辿りつくのが目的なので下山した時に車をおいて、用に親不知の駐車場に停めゴクウの車に乗って五叉道駐車場まで移動します。
北又小屋まではマイカーでの進入は禁止されているため、五叉道駐車場で黒東タクシーに乗り換える必要があるのです。
うまく説明できないので図に描いてみたましたが…わかるかしら?
車の使い方
五叉道駐車場に着くと、黒東タクシーが待っていたので荷物を積み替えて北又小屋へ向かいます。
五叉道駐車場
ちなみにこの経路を黒東タクシーで利用すと、乗車一人に対して補助金1000円が出るのでタクシー代が助かります。タクシー料金は確か…9000円前後だった気がするので、今回は3人で乗ったから3000円の補助が出て、実際に払った金額は5000円くらいということですね。
確か事前申し込みが必要だった気がするので、利用される方は調べてみてくださいね。

経路の途中の小川温泉から先は、一般車は進入禁止のゲートが設置されていました。
ゲートの先の北又小屋までの道は、グネグネとした険しい道だったらしいですが…私は爆睡していて記憶がない。

約1時間かけて6時10分に北又小屋に到着しました。

タクシーから下車後に「よくあんなグネグネした道で寝れるね」と言われましたが…。

寝るよ!

不満そうな表情のイラスト
中途半端に寝た分…眠気はピーク…。

06時17分北又小屋

北又小屋
こちらが登山口の北又小屋。
ここでタクシー補助金の紙を提出するとキャッシュバックされます。
また登山計画書もコチラで提出できます。
そうそう…北又小屋は携帯電話は繋がらないので、お気をつけ下さいね。

私たちが準備している間に北俣小屋に前泊していたオジサン3人組が出発されていきました。
北俣小屋やトイレもあって落ち着いて登山準備が出来る場所なのでとても助かりました。

今日最後の水洗トイレに別れを告げテント装備と食料3日分が入った思いザックを背負ってみると…お…重たい…。

今回は3人パーティですが、彼らは二人で一個のラブラブテント。
女性は私一人なので自分のエアライズ1人用を持ってきました。
単独登山じゃないけれど、単独登山装備ですよ。
北又小屋から見える登山口
登山口方面を見るといつも感じることなのですが…

3日後に私は無事に親不知の海岸にいるかしら…?


不安を感じつつもいよいよ登山開始です…やっぱヤメておくわ…は、もう通用しないところまできましたよ…。
イブリ山への登山口
徹夜で重たい頭を抱えながら歩き出します。

次回「栂海新道をテント泊で縦走(02)イブリ山を越えて朝日小屋へ」へ続きます。


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