2014年の5月に登った鷹ノ巣山、その山頂から雲取山へと続いていく道を歩いてみたいと思った。同じ年の秋に雲取山の奥多摩小屋でテント泊をする機会に恵まれたので、これ幸いとばかりに鷹ノ巣山から縦走をした時の思い出です。
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INDEX
ー 東日原から鷹ノ巣山まで
ー 鷹ノ巣山から高丸山まで
ー 高丸山から奥多摩小屋まで
ー 奥多摩小屋でのテント泊
ー 奥多摩小屋から小袖駐車場まで
01東日原から鷹ノ巣山まで
初めてのテントを購入する時や蝶ヶ岳や北岳のテント泊登山でお世話になった夫婦から奥多摩小屋でテント泊をしない?とのお誘いがあったので参加することに。
今回のメンバーは友人夫婦、友人の友人カップル、そして私の計5名。
ただし、目的の奥多摩小屋までは各自別行動をすることに…。
友人夫婦は車で小袖駐車場に停めて、鴨沢ルートで奥多摩小屋へ上がる。
友人の友人カップルは三峯神社から奥多摩小屋へ上がる。
では、私はと言えば…。この年の5月末に登った鷹ノ巣山から奥多摩小屋へ向かう。
5月に登った時に、この山の山頂から雲取山まで縦走ができることを知り、ずっとこの石尾根縦走路を歩いてみたかったのだ。
10月末の奥多摩駅は…相変わらず混み合っていました。
駅から出て、急いでバス乗り場に並ぶが…前と違って今回はテント泊装備ということで動きづらいし場所も取るので、めっちゃ肩身が狭い気分でバスに乗る。
終点の東日原バス停に降りたのは5名ほど…みなさん日帰り装備だ。
と弱気になる…。
バス停でモリモリと朝ご飯を食べたら…出発だ!今日の行程は長いぞ〜!
東日原からの稲村岩尾根を登っていくコースについては前回の「奥多摩三大急登の稲村岩尾根を越えて鷹ノ巣山を単独日帰り縦走」で綴ったので省略します。
あの時はシーズンインしたばかりだから、身体が慣れてなかったからあんなに辛かったんだと思った稲村岩尾根コース。
2014年は、あの登山をしてから燕岳から常念・蝶ヶ岳を越えての上高地、剱岳、蝶ヶ岳をテント泊装備でこなしてきたので…
な〜んて思っていたが…シーズン終了のこの日も…ちゃんと辛かった!
テント泊装備というのもあるが、やはり辛いぞ稲村岩尾根!
前回と同じように、あのピークを越えたら楽になる?終わる?を心の中で繰り返しながら登ります。
こんな調子で…奥多摩小屋までたどり着けるのかが不安になってきたけれど…進むしかない。
だって友人と「奥多摩小屋で会おう!」と約束したんだもの。
前回に比べると葉が落ちたせいか?空が見えるのが、心持ち嬉しい。
ああ…ようやく山頂が見えてきたよ…でもね、もう疲れています…。
ああ…5月末より約20分以上遅れて…
11時40分鷹ノ巣山山頂に到着
う〜ん…夏山シーズンを越えて、テント泊装備に慣れたと思っていたけれど…ザックは相変わらず重たいし…やはり歩みは遅くなるもんですね…。
02鷹ノ巣山から高丸山まで
さぁ!今回の鷹ノ巣山山頂は通過点…今回の登山の本番はこれから開始ですよ!
鷹ノ巣山から雲取山方面への道は木々が少なく展望が抜群です。
目指す雲取山方面を見ながら、鷹ノ巣山を西に下って行きます。
何やら進行方向に大勢の人間が見えます…なんだろう?
近くまで行くと鷹ノ巣山避難小屋がドーンとそびえ立っていて、その避難小屋の前にあるベンチで休憩している平均年齢60歳らしき集団でした。
彼らにベンチを占領された単独登山者は小屋の日陰で肩身が狭そう…そして…。
テント泊装備がおかしいのか?単独の女だからなのか…やたらジロジロ見られている…。
え?思い込みでしょ?と思われるかもしれないが…ここで撮影した写真が皆こっちを見ているの〜!こわーい!
視線を避けるように鷹ノ巣山避難小屋の内部を入って見てみる…。
スッゴイ綺麗ですね!
この小屋を使わねばならない時はキレイに使いましょう。
鷹ノ巣山避難小屋を出発して歩き出すと、周りはすっかり秋!
鷹ノ巣山への急登が遥か過去だった気分になるほど、穏やかで綺麗な道。
展望良い広い尾根を登り返して日陰名栗山へ着きました。
12時40分日蔭名栗山に到着
なんでコンナ名前がつけられたんでしょうね?この山。
山の名前の由来で調べてみたいけど…きっとわからないんだろうな。
鷹ノ巣山レポでも書きましたが、石尾根縦走路は倒木が多いですね…。なんでだろう?
そう思いながら歩いていると…目の前に再び登りが現れた…!
と思いましが、その通りの急勾配!
登りはたった100m程の標高差なのですが…かなりの急登で、登るのが、かなりキツかった!
こうして着いた高丸山は…展望のない山。
なので写真もろくに取らずに…高丸山を下ってしまいました。
13時10分高丸山を通過
まあ、歩く道が紅葉に包まれて気持ちが良い道なので十分贅沢な縦走路なんですけどね…。