七滝沢コースで両神山単独登山(3)

両神山登山タイトル3

表銀座コースと合流!ここから先は山頂へ向かってひたすら登るのみ!途中にはイザナギノミコト、イザナミノミコトの両神が祀られている両神神社もあるので見どころタップリの楽しいラストステージとなりました。

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目次

合流後も登り…合流地点から両神神社

両神山イラストマップ1両神神社

さあ!ここから先は表銀座コースと合流だ。
向かう方向には人がチラホラ!
七滝沢コースは前にも後ろにも登山者が居なくて、ずっと1人だったけれど…

もう孤独じゃない〜!

喜ぶ登山者のイラスト

と思っていたら、両神神社から下山してきたオジサンから声をかけられた。

表参道との合流地点

七滝沢コースから登ってきたんです、下山で通っても大丈夫そうですか?

えーと…その質問…うーん。
大丈夫の基準が分からない…。
言いよどんでいたら…ちょっと笑ってそのまま七滝沢コースへ行ってしまった。

こういう質問された時、どうしたらいいんでしょうね?

不満そうな登山者のイラスト2

ちょっと悶々としながら鈴が坂を登ることに。

鈴が坂を登る1

杉の木がまっすぐ立ち並んでいる。

鈴が坂を登る2

表銀座コースに入った途端、七滝沢の人の居なさは何だったのか?って思うぐらいに人がチラホラ。
人が居るって…頼りにしちゃいけないけれど、やっぱり心強い〜。
と、心も晴れやかに登っていると…道標が。

鈴が坂を登る3

へーえ。ココ産体尾根って言うのね。
でもなんで産体尾根っていうの?

産体尾根標識

調べてみたけれど…分からなかった。

ただ…産体尾根ではなく、産泰尾根が正しい。
へ〜そうか、そうなんだ…。
では意味が違ってきますよね…。

産体尾根を登る1

まあ、尾根と名前が付くだけあって、道はすっかり尾根らしくなった。
道はもちろん、登り!
なのでひたすら登っていくと。

産体尾根を登る2

お!鎖場〜!
でも…鎖が必要な…場所?

産体尾根の鎖場

とも思ったのですが、鎖に頼って登っている人も…。
百名山、東京から近い山とあって、初鎖場の人もいるのでしょうね。

続いて現れたのはパイプで作られた階段。

産体尾根の階段

パイプ階段がなかったら…通過するには危なそうな道。
その先に現れたツララと鎖の道。

産体尾根のツララ

先に後に歩く登山者たちがガン見している。

でも私は七滝沢コースでたくさん遭遇したもんねー

媚びた笑いをする登山者のイラスト

ココを通過する人たちにへし折られたであろうツララが足元に転がっている。

道に飽きることなく楽しく登っていくと、横岩と書いてある道標が見えてきた。

産体尾根

ここから先も道はまだまだ登り。

産体尾根を登る3

真っ直ぐな木に囲まれた道を登っていると…鳥居が見えた!

両神神社が見えてきた

おお!あれが両神神社ね!

登りの安全をお願いする…両神神社から両神山山頂

両神山イラストマップ2両神山頂

鳥居をくぐってスグに挨拶したのは狛犬。

10時58分両神神社に到着

両神神社の狼1

狛犬というよりは…ん?
そうニホンオオカミなんですって。
奥多摩の御岳山と同じく狼信仰の神社なんですね。

両神神社の狼2

鳥居をくぐった先にはテーブルとベンチもあって休憩するには良さげ。
その奥手にイザナミノミコトイザナギノミコトが祀られている社殿。
イラレサイトの方で古事記漫画を描いている手前…

あんな漫画を描いてすみません…

渋い顔の登山者のイラスト

と、謝罪。

両神神社奥宮

しかし…表銀座コースと合流後…石碑が多く見られるようになりました。

両神神社から山頂へ向かって歩く2

表銀座コースは石碑が多いらしいので、日向大谷口への下山が楽しみ。

さあ!ココから山頂までは0.8km。
1kmを切ったから…もうチョットだよね!

ん…白井差コースは廃道…

不満そうな登山者のイラスト

両神神社の道標

なんで?
ネットで調べたら…いろいろな大人の事情があるらしいですね。
私がココで書くことではないので、興味のある人は「白井差コース 廃道」で調べてみてください。

さあ!先を進もう。

両神神社の奥宮2

両神神社からも登り。

両神神社から山頂へ向かって歩く1

木々が少なくなって、空の割合が多くなってきたけれど…両神神社を出てスグに山頂!にはならないのが登山。

両神神社から山頂へ向かって歩く3

木々の間からピークが見えるような気がする…アソコらへんが両神山山頂かしら?

両神神社から山頂へ向かって歩く4

すると岩場が現れた。

両神神社から山頂への岩場

写真で見ると急に見えますが…それほどでもない。
その証拠に張られているのは、ほら!鎖ではなくロープでしょう。

両神神社から山頂へ向かって歩く4

道幅はどんどん狭くなってきて、土と岩が半々ぐらいになってきた。

両神神社から山頂へ向かって歩く5

ココらへんになると、下りの人とのすれ違いも譲り合い。

両神神社から山頂へ向かって歩く6

人も多いので…あまり前の人に近づきすぎないよう歩いていると…詰まった。

両神神社から山頂へ向かって歩く7

その理由は…岩場。

両神神社から山頂への岩場2

ちょっと急だけれど…落ち着いてて岩場を見れば、どこに手をかけて登っていいかわかる。
一応ロープも張られていますよ。

両神神社から山頂への岩場3

ココを登り切ると、最後の標識が。

最後の道標

そうそう!ここが山頂直下の最後の岩場になりますよ。

両神山山頂付近の岩場1

まあ…うん。
本やネットで紹介されているよりも楽に登れちゃいました。

両神山山頂付近の岩場2

この先にもっとワイルドな岩場が待ち受けて居るかしら〜?
とワクワクしつつ足を進めると…。

両神山山頂付近の岩場3

あら!山頂についちゃった!

11時27分両神山山頂に到着

両神山山頂に到着

日向大谷口からスタートして七滝沢コース経由を選択し、3時間10分で両神山山頂に着きました。

山頂は…狭く、見ての通りの岩だらけなので居場所がない。
そして人が多かったので…どこにも落ち着けられなかった。
その証拠に、山頂でご飯を食べている人が居なかったもの。

両神山山頂付近は鎖場や岩場があるって書いてあったので、覚悟して登りましたが…落ち着いて登れば大丈夫そうな感じ。
それはアナタが岩場とかガツガツ行っているからでしょう?
って思われるかもしれないが、今回の両神山登山は2019年シーズン初登山だったので約半年ぶりの登山の上に岩場でした。
それでもブランクを感じずに登れた岩場でした。

さすが百名山…両神山山頂から清滝小屋

両神山イラストマップ3清滝小屋

さあ、狭いながらも…混んでいながらも…山頂を満喫しよう!
みなさんもご存知?
両神山は日本百名山!

両神山山頂の標識

山頂からは周りの山々がずらっと見える!

両神山山頂からの眺め1

季節は5月…わずか〜に雪が残っている山もあるのね。

両神山山頂からの眺め2

山頂に会った円盤型の地図は、風や雨…そして人の指に寄って擦られてすっかり剥げている。

はげ…

下る登山者のイラスト

家庭の事情でハゲと言う言葉に敏感なの。

両神山山頂の地図

今回の登山…じつは八丁峠から八丁尾根登山コースを歩きたかったのですが…八丁峠の駐車場までの道路が通行止めになっていたので、諦めました。

両神山山頂の八丁峠方面への道標

八丁尾根登山コースも私なりに色々調べて行ける!と思っていたのですが…実際に通ってみたら…どうだったんだろう?
いつの日か…歩ける機会があるといいな〜。

両神山山頂の三角点

三角点と記念撮影。
この狭い山頂には石碑がそびえ立っているが、なんの石碑なのか…漢字が難しすぎて、まったくもって不明。
意味どころか、読めやしねぇ。

両神山山頂の石碑

さあ!山頂は…人が多すぎて居づらいので…撮るだけとったら…
撤退!撤退!
だってね…

皆がワイワイの中で一人はつらいヨ

しょっぱい顔をしている登山者のイラスト

…居づらかったの…。

両神山山頂から下山

山頂直下の岩場は下りと登りでちょっと渋滞していました。
これからアレだけの人があの狭い山頂に登ってくるなら…

うん、下山を開始してよかった…

ため息をついてる顔

登ってきた道を下るのは早い。

両神神社を通過

あっという間に両神神社まで降りてきた。
産泰尾根もスルスルスル〜と下っていって…。

両神山から下る

あら!もうココまで下ってきちゃた!

産体尾根の道標

次に目指すポイントの清滝小屋までスグよ!スグ!

どんどん下る

登ってくる人もまだまだ多いので、すれ違いは慎重にね!
七滝沢コースとの合流地点まで戻ってきたら…この先は初めて歩く道。
しかも下山。
気をつけて行きましょう!

七滝沢コースとの分岐点

とはいえ、道はこのようにハッキリくっきり!

清滝小屋へ向かって下る1

雰囲気も七滝沢コースと違って何だか明るい〜!

清滝小屋へ向かって下る2

道標もシッカリくっきり!

表銀座コースも標識がキレイ

この右手に生えている緑の草は…水芭蕉???なんだろ?

清滝小屋へ向かって下る3

鈴の坂をくだりきると清滝小屋が見えてきました。

清滝小屋へ向かって下る4

おお〜!なんだかメッチャ!立派な小屋じゃないですか!

清滝小屋が見えてきた

小屋の周りには石碑が。
この石碑はなんの石碑?

清滝小屋手前の石碑1

この石碑も何?

清滝小屋手前の石碑2

歴史や山岳信仰に全然詳しくないので、石碑の意図するところを全く汲み取れないまま通過。

あのね…学生時代アホだったの…

しょっぱい顔をしている登山のillust

山荘周りはすっかり賑やか…。

12時30分清滝小屋に到着

清滝小屋に着いた

現在は避難小屋として使われている清滝小屋に到着しました。

この清滝小屋でちょっと休憩することにします。
次回「七滝沢コースで両神山単独登山(4)」へ続きます。次で終わるよ。

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