山に関わる言葉を調べて学ぶ
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寒冷な環境や体温調節の失敗により、体の中心部の温度が35℃以下に低下した状態を指します。
この状態は体の機能に深刻な影響を与え、放置すると命に関わる可能性があります。
低体温症の原因は低温・風・濡れ、疲労などの要因が重なった時と言われます。
私も過去に、真夏の蝶ヶ岳で長時間
風・雨にさらされて…
低体温症になりかけたことがあります。
低体温症の主な症状は、「体が震える」と「意識がぼんやりする」ことです。
登山中の低体温症は、冬だけでなく夏の山でも起こることがあります。
季節に関係なく、油断せずに防寒具やレインウェアを持って山に登りましょう。
「低体温症」にまつわる4コマ漫画
マジで寒くても動くのが面倒くさくて上着を着たり、温かい飲み物を用意するのも面倒になるんですよ。
私が低体温症になりかけた時は、外からの雨で顔が濡れたのと、古いレインウェアで透湿機能が弱かったので、レイン内部の汗冷え濡れのWの効果で身体を冷やしていったと思われます。
ソコへ稜線の強風と慣れないテント設営で時間がかかるという負の連鎖。
他に仲間も居たので、大事に至るコトはなかったのですが…今から思い返すと反省することが多い登山でした。
その時のレポはこちら
低体温症の初期は「疲れ・バテた」と誤解されやすいようなので「休めば良くなる」とか「後から着いて行く」は危険ですね。
私のような初心者が低体温症かバテているのかを見極めるのは難しいので、そのようなケースに遭遇したら…
まずは防寒させ、糖分を含んだ温かいものを飲ませる様にしたほうがいいのかな。
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「山の用語集」投稿時、参考にさせていただいたサイト様(敬称略)
Wikipedia、コトバンク、goo辞書、ヤマレコ