無事ラニヘッドトレイルを登りきり、日の出山山頂へも登頂した。…次はいよいよ今回の登山の目的地“ためぐそ山”へ向かって歩きだします。
にほんブログ村
っていうブログランキングに参加しています。
前回の記事は…
日の出山からクロモ岩分岐点
日の出山からためぐそ山への道は登ってきた道とは違う道になります。
なので、日の出山から下り出す前に地図と道標を照らし合わせ降りるべき方向をシッカリと確認してから降り始めます。
ちなみに、日の出山の山頂標識にはためぐそ山方面は書いてありません。
日の出山からためぐそ山を道標に記すにはためぐそ山は遠すぎるのです。
なので、今ここで頼りにする方向は登山計画書の道のり上に載っている「つるつる温泉」、「金毘羅尾根」です。
時間は朝9時30分。
では!降りましょう。
日の出山山頂付近は階段や柵で整備されまくっているので、降りるのが楽ですね。
階段が設置されていなかったら、どんだけ急な斜面なんだろうか?
って褒め称えつつ階段を降りた先には…またも階段が延々。
登るにしても下るにしても、長い長い階段を見ていると目が回ってきて…
足がもつれそう!
加齢によって三半規管が弱ってきたせいか?階段の下りが辛いですわ。
階段を下りきったら…道なりに歩いていく。
ちょっと開けた場所には道標が…
自分が歩いて来た方向は「御岳山」
設置してあった道標が新たに指す方向にも「御岳山」
御岳山多すぎ問題が発生。
日の出山経由の御岳山ルートと日の出山を巻いての御岳山ルートなのでどっちへ行っても「御岳山」へ行けることからややこしい道標が発生しちゃうんだよね。
こういうの…登山初心者の頃は迷うのよね〜。
あ、今でも迷うこと多しですが💦
奥多摩を始め、有名な里山って道の分岐が多くて戸惑うのよね…。
今は紙の地図&スマホのGPS地図も頼って登山をしているから、その不安も解消されたけれど…ひとり登山を始めたばかりの頃は
この道で正しいの?
って不安を常に抱えて歩いていたもんよ。
そんな時代を懐かしみつつつるつる温泉方向へ歩いていくと…
はい!分岐点出た!
さらに分岐が増えてきたわね…。
上養沢バス停?クロモ岩?つるつる温泉…
私が求めているのは金毘羅尾根なんだけど…
そんな表記ないよ。
…求める名がない時は、これから歩く予定ルートにあるポイント名を頼りに進行方向を決める。
クロモ岩…うん!ココを通過するんだから、私はクロモ岩方面に行けばいいのだ。
クロモ岩から麻生山分岐点
その後も分岐点&標識が出てくる度に、一度足を止めて進行方向を確認する。
だって間違った方向へ歩きだしたら…
この長い階段を登り返すことになるんですよ。
嫌じゃん、それ。
私は基本的にはめんどくさがり屋、考えずに即決行動派なんですが…山でだけは慎重に行動しています。
普段の私をよ〜く知るダンナはソレを信じてくれませんが。
こうして日の出山エリアから下りきりました。
すると、道標も次に向かう山「麻生山」を表記してくれて信頼度が増す。
眼の前に広がるは、歩きやすい登山道
よしよし、迷うことはない!進めー‼
って、進み出す!
…
……
………けど、やはり一度はスマホで現在地の確認はしちゃいます。
そういえば…日の出山山頂では4人ほど人がいましたが、日の出山エリアから出てから、人と会うことがなくなった。
こんな場所で転がって落ちたりしたら…誰にも気がついて貰えないだろうな…。
それに…道に比べて生い茂るシゲミがワサワサしていて
そういえば…奥多摩ってクマいるんだよな
と、久々の登山で忘れていたクマ怖い心も湧き上がってくる。
でも、ま…大丈夫でしょ!
山がこんなにキレイなので、何だか楽観的。
まっすぐに凛と伸びる木や青空を見ながら楽しく歩く。
「いや〜山ってホントにいいもんですね。」
とか、脳内で語っちゃいながら歩く。
こんな場所に防護ネッが張ってあるのは…。
これは…緑林保護ため?万が一左に転がったらやばいから?
そのまま道なりに進んでいくと分岐点が登場だ。
あら〜…新たに白岩の滝なんていう、ワードが記されてきたわよ。
間違えて進まないよう気をつけなくちゃ!
麻生山へ
…ところで…この分岐標識の場所に張ってある、紙なんですが…
クマ出没に注意
って書いてありますよ。
クマ、熊…出るのかい、やっぱり。
さっきまでの陽気な気分に冷水がかかった感じ。
あ〜私…熊鈴忘れたよ
ストックも持ってきていないので…音を鳴らす物が一切ない。
ん〜そうね…不安になったら手を鳴らしながら歩こうかしら?
そんなコトを考えつつ、麻生山へ進む。
熊出没の看板を見たせいで心なし呼吸が浅くなっているせいか?
登りで息が切れる。
途中に会った道標には麻生山林道、合羽の滝とか、書いてある。
コッチへ行ったら、人が居るかな?
心チョイ弱虫になりつつ、目の前の登りを登りきった先が…
10時07分 麻生山山頂に到着
日の出山から40分ほどで麻生山に着きました。
麻生山山頂…良くない?
こんな開けているよ!
人は全然居ないし、ベンチはあるので休憩するには最適な場所だ。
ええと、先に言っちゃうけど…この後、麻生山から五日市駅までは開けた場所は無かった。
なので、麻生山が最後の
荷物を広げるには最適な場所
になります。
さて、次もためぐそ山へ向かってどんどん進むよ。
どうせ同じような道が続くんだろうって?
いやいや…この先の道、歩く人が少ないせいか?ちょっとワイルドなっていくのよ。
次回「電車で縦走登山ためぐそ山(7)」に続きます。