南高尾エリアは初めて歩くのでドキドキしながら歩いた、でも無事セブンサミッツを歩き終わったので後は高尾山に戻れば気楽な下山だけだ!でもさぁ…セブンサミッツの峠から高尾山山頂へは…登るんだよ。
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大洞山から大垂水峠へ
大洞山の山頂は狭くて細くて…なんだか落ち着かなかったので、しっかりとした休憩は高尾山で取ろうと思い次のポイントの大垂水峠に向かって歩き始めた。
大洞山から大垂水峠へは下り道から始まる。
下って、降って
下っていくとなんだか標識が見えてきたよ。
標識には城山と大垂水峠と書いてあった。
過去にも述べたけど、なんで自分が行きたい山である「高尾山」は書かれてないのかしら?
特にこのエリアなら有名な山なんだから、山名が書いてあると誰しも安心になれるはずだから…書いといて欲しい気もする…。
標識がある場所まで下りきると進行方向右手に見える車道と沿って登山道がグルッと回り込んでいく。
それと共に道幅が狭くなっていて、 補助に付けてくれた階段がないと登るのが厳しい感じ。
場所によっては、鉄の柵まで設置されていた。
車道に沿って細い道は5分ぐらいだったかな?
足元を見て歩いていたら…あ!定番の「関東ふれあいの道」石板だ!
石板の示す赤いメーターは…今回の行程の半分。
疲労がこもったため息をつき、前を見ると…あら?なにかしらアレ?
橋に喜ぶなんて…。
自然を求めて山の中に来ているのに、 都会で育った自分は自然に囲まれすぎると心は人工建造物を欲してしまうのかしら?
10時10分大垂水峠に到着
大洞山から30分ほどで、大垂水峠(おおだるみとうげ)に到着しました。
大垂水峠には橋がかかり、橋の下は国道20号が通っている。
疲れちゃて…もういいや〜ってなったら、ここで下山して、大垂水のバス停からバスに乗って高尾山口まで戻れちゃうんだ。
大垂水峠から高尾山へ
さあ、橋を渡っていきましょう。
橋にも大垂水峠って書いてあるね。
橋からは国道が見下ろせる。
橋を渡り切った先には「高尾山」の文字が!
橋を渡ってスグの場所にある階段を登れば「高尾山」への上り口。
ちなみに奥の方へ行けば「城山」方面みたい。
上の写真の階段を登り切れば、風景は再び山に戻った。
ここから先は高尾山方面への階段を上っていきます。
大人気高尾山なのに全然人が居ないよ。
メインの1〜6号、稲荷山コースじゃないだけでこんなにも人が居ないんだ。
想定外に人が居なかったことに新鮮さを感じる私に
「私はここにいるよー!」
的、大人数足音がしてきた。
ああ、トレラン8人組が走って降ってきた。
その勢いにビビって道を譲ったが、ちゃんと山側に避けたよ!これ、道を譲る時の基本よね!
万が一止まらなくなったトレランさんと衝突しても谷側に落ちたら大ごとよ。
しかし…関東ふれあいの道ってトレランさんって多いね…。
南高尾を歩いてみたほんと思った!
その後も息を切らせながら登る。
ようやく高尾山山頂エリアに出た。
出た…けど…。
高尾山山頂エリア
大垂水峠の高尾山登山口から登り切った場所には
どどーんと電波塔。
で、登り切ったのに…この地から我々が知る高尾山山頂までには…
2キロもあるわ〜!
はぁ…疲れたなぁ…2キロも歩きたくないけど…歩くしかない。
トボトボ歩き始めると、道になんだか車の通った後の「わだち」みたいなのがある気がする。
車が通るのかな〜…通ったら乗せて欲しいな〜。
もしもお金出して乗せてもらえるなら、いくら出す?
と、脳内妄想しながら歩みを進めると、あ。道標
道標には学習の歩道って書いてある。
学習の歩道?
なんの学習だかわかんないけど、こっちへ進めば高尾山山頂だね!行こう。
学習の道は緑多い道でした。
ただ、穏やかな緑の道だけではなく
こんなスリリングな道を渡ったり、
橋も渡る。
時折対向から人が来た時は、どちらかが道を譲って歩くぐらいの幅でした。
歩くのしんどい〜、座りたい〜
と心の中で愚痴っていられるのは、まだ思考的体力がのこっている証拠。
本当に疲れている時は頭ん中真っ白だ。
こうして進むと…イラストマップがついた標識
その後に高尾山メインルートに合流だ。
この間の登山道には特筆することがない。
言えることは
とにかく歩こう。だって歩けば着くから。
それだけ。
そうしてたどり着いた先は、高尾山〜景信山〜陣馬山を歩いたことがある方ならご存知のメインルート。
ここから先も道なりに進めば高尾山山頂に着くんだけど、とにかく登り。それに伴う階段が疲れた体にはきつい。
でも、なんだかヤケクソになっていて…休まずひたすら登り、その心中は…
って思ってたけど、一体私は何と戦っているのだろう?
ゆっくりでもいい、止まらず登ろう。それを心がけて登る。ただただ登る。
階段状の坂を上った先にトイレがあった。山では
No トイレ、Noドント ライフ
なので…トイレは利用せずに突き進め。
ここらへんのルートは道もよく整備され、歩かれている方も多いので、詳細に書かなくてもいいよね。
ただ…セブンサミッツのアップダウン、大垂水峠からの登りを終えた後も登り階段がある道が続くってことよ。
階段をヒィヒィいいながら上り詰めると、茶屋が出てきた。
私もここで休憩したい気もするけど…一人じゃ寂しいのでNo休憩!
正面の石階段を登り切れば、高尾山の山頂です。
やっと着いた高尾山山頂!
天気も良く遠くの山々も見える。
さて、小腹も減ったのでどっかで座りながら休憩しようと思うのだが、アッチもコッチも人だらけ。
ようやく見つけた場所も座って腰をおろせば、キッズたちが周りを走り回って落ち着かない。
でも…仕方ない、ここは高尾山だから!
今回の登山で食べたご飯は下のおにぎり。
しょぼい上に割引シールなんて付いちゃって…
休日の正午の高尾山は単独登山者には厳しく…自分にとって居心地の良い場所が見つけられない。
なので、おにぎりを食べたら早々に下山することにします。
最後に登った記念に高尾山標識の写真を撮っておこうとしたが…
高尾山標識周りはあいかわらず人・人・人。
11時28分高尾山山頂
ここで、標識のみを撮るのは奇跡に近いよね。
消したい物を消せる!ってテレビコマーシャルで謳っているアプリケーションのphotoshopでも消せない程の人だらけ。
さあ、あとは下山するだけ次回「南高尾セブンサミッツ周回登山でハートを描く(終)」に続きます。
とは言っても…高尾山メインルートは…もう書くことないので…面白い記事が書けない自信がある!