奥多摩と奥武蔵エリアの境にある棒ノ折山はご存知ですか?
奥多摩の地図をダラダラと見ていたら…この山のガイド本に「沢歩き」「鎖場や岩場」「急登」と私の心を掴むワードがたくさん書いてあるじゃないですか!
関東・首都圏エリアに住む私が気軽にそんな山を楽しめる場所があったなんて…!これは行かずにおられない!
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押してもらえると見てくれている人がいるんだ〜!って嬉しくなるの。
公共機関で飯能駅からさわらびの湯へ
11月上旬…どこかへ登りに行きたくなったが、どこへ行こうか思いつかない。
そんな時は奥多摩の地図を広げて脳内登山をするにかぎる。
で、見ていると…棒ノ嶺山エリアが目に入った。
棒ノ嶺山は埼玉側、東京側からも登山ができる山だ。
自分は東京エリアからかしら?と地図を見ていると…埼玉側からのコースには
「鎖場」「沢」など…私が大好きな言葉がた〜くさん!
そのルートは埼玉の名栗湖(有馬ダム)方面から白谷沢を登るコースです。
登山口までダンナに車で送ってもらって行くには?とグーグルマップで検索すると…グルっと回り込んでの2時間以上かかる。しかも高速道路も乗るようで…交通費もかかるな〜と意気消沈しかけたが…
でも…あ、そうだ。
電車で行けばいいんだ!
白谷橋コースは飯能駅からバスに乗って行けばアクセスできる。
私は電車とバスの乗り継ぎが面倒な性格だったけど、飯能駅に行くのに年に数回しか使えないダンナ車で送迎サービスを使うのがいやなので電車とバスを使っていくことに。
では!最寄りの駅の始発電車に乗って、新宿駅へ。
そこから先は新宿〜JR〜池袋で160円。
池袋乗り換えで池袋〜西武池袋線〜飯能で470円。
余談ですが、今回の登山で一番ドキドキしたのが新宿〜池袋間でした。
だって〜まだまだ感染が収まりきらない時代に始発で帰路に着く酔っぱらいたちが電車内でワイワイ。
久々の泥酔君たちに怯える私。
ザックをギュッと握りしめ、亀のように縮こまって乗車していました。
こうして無事に到着した飯能駅。
6時37分飯能駅に到着
あら〜キレイ!
おらが町の駅の何十倍もキレイだわ!
そっかームーミンパークもあるんだね!
まだ開店していないミスド。
ああ、開店していたら…ポンデリングぐらい買って行きたかった。
登山という、ハードなスポーツをする日はポンデリングぐらいしても、良いと思うんだ。
飯能駅から登山口のあるバス停に向かうために、バス乗り場へ向かう。
出口は北口。
北口から出て、3分ほど歩いた先にあったセブンイレブンでご飯を買ったよ。
あまり…品揃えがなかったので…地元で買っていけばよかったな。
うん、登山口近くのコンビニに物がないの…
自分でもネタにしてたじゃん!
さあ!食料を仕入れたらバス停に並ぶよ。
飯能駅北口2番バス停から「湯の沢」「名郷」「名栗車庫」方面行き路線バスに乗ります。
ほら!もう人が並んでます。
ホントは電車一本送らせてもバスに間に合ったんだけど…
一本送らせないで大正解!
バス待ちの人が次々並んできて…次の電車に乗ってきた方々は座れない状態でした。
西武池袋線の飯能駅から「さわらびの湯」バス停で下車するのですが、その間約45分かかるので…座りたいよね。
途中の停留所「東飯能駅」でも登山客が結構乗ってきて…バスはまあまあの混み具合でした。
上の写真でもお分かりの通り、私が乗ったバスはヤマノススメラッピングバス。
車内もヤマノススメでラッピングされていたり、アナウンスもヤマノススメキャラクターが喋っていたので、ファンの人にはたまらないんだろうな〜。
と、バスに感心している間に「さわらびの湯」に到着した。
7時55分さわらびの湯に到着
初めて行く山、初めて乗るバス、初めて降りるバス停。
どれも「これは間違って無い?」って不安だけど…。
人の多い休日なら、自分と同じような装備の人々が「このバス停で間違いないよね?」って場所でワラワラ下車していくので、ここで間違いないと確信を持って自分も降りていける。
運賃は620円でした。
バスから下車して、改めてバスを見る。
棒ノ折山は漫画「ヤマノススメ」の舞台何だよね?
私の友人の友人が「ヤマノススメ」が大好きな飯能人。
スキーで会う度に「ぜひ!読んでください!」って言われてます。
いつか、読んでみよう。うん。
ここには一般車も停められる駐車場もあるのね。
バス停から奥に入れば売店
なんだろうけど、朝8時10分時点ではオープンしてない。
売店のお向かいにはトイレ。
ここは利用できました。
良かった!
トイレを済まし、靴紐を結びなおし、朝ごはんを食べ、お昼ごはんをザックに詰め直す。
今日のお昼ごはんは…
いつものコンビニ飯。
ああ、2020年に買ったメスティン鍋を使う日は来るのだろか?
さわらびの湯から白谷橋登山口
さて、全ての準備を整えたら白谷橋登山口へ向かおう!
………もう、私の周りには同じバスに乗ってやってきた登山者が一人も居ないよ。
本当に準備が遅いのよね…私。
8時13分さわらびの湯から出発
白谷橋登山口へはバス停から左手の道路に曲がって
緩やかな登りを歩いていきます。
ちょっと歩けば、山に囲まれた雰囲気がムンムンしてきて、心ワクワク。
日帰り登山は始発電車で行くことにしているので…正直早起きが辛いけど、こうして山の匂いをたっぷり含んだ朝の空気を吸うと「来てよかった!」って思うよ!
道の途中にあった紅葉。
11月の今は紅葉シーズンは終わったようですが、さわらびの湯エリアは紅葉も綺麗な絶景スポットだとか。
こうしてウォーミングアップも兼ねてゆっくり進んでいくと…。
出発して10分。
有間ダムに出ましたよ!
8時23分有間ダムに到着。
登山の時は事前に色々調べてから来ているんですが…やはり現地に来て有間ダムを目にすると…
って気持ちが上がる!
この湖は…有間ダムによってできた人工湖「名栗湖」になるのよね?
ダムと言えば、黒部ダムしか知らない私でしたが…
最近では七倉ダム。
で、手頃なサイズ?のダムの魅力を知り。
今回の有間ダムでも大きくはないけれど、どこまでも広がる湖畔を見てダムにチョットだけ心が惹かれるようになり…地図にダムがあると「どんなところだろう?」って気になるようになってます。
堤頂部歩道を渡って登山口方面右へ向かいます。
堤頂部歩道を渡りきったら、右に曲がる。
有間ダムを右に見ながら進みます。
すると…バスがコチラ方面にやってきて、追い抜いていった。
そういえば、さわらびの湯にこんな張り紙があった…。
もしかして、いいや…もしかしなくても…さわらびの湯から今回の登山口の白谷沢登山口まで…
シャトルバスがあったのかー!
うわ〜!あのバスに乗れば…!
20分近く時間を節約できた!
で、でもイイさ。
私はウォーミングアップしたかったし…。
それに、それに!歩いてここまで来たからこそ!有間ダム観光もできたもの!
ねっ!
こうしてダムを右手に回り込んで歩いていくと、取水施設の近くに来た。
へーえー…ここで釣りをする人いるんだ。
登山口近くになると、山々に囲まれて日が当たらなくなり…寒くなってきた。
早く山を登って温まりたい。
また、有間ダム(名栗湖)の道路沿いには駐車できるスペースがあって、何台かの車が停まっていましたが…敷地的に停められる台数は少ないですね。
こうして有間ダムの湖畔楽しんで歩いた先にあるのが…
8時34分白谷橋登山口に到着。
家のドアを出て…4時間後に登山口に着きました。
この白谷橋の場所はグーグルマップを参考ください。
次回からいよいよ登山編になります。
先に書いちゃうけどさ…棒ノ嶺山…面白いよ!