ものすごく重たい…重たすぎるテント泊装備のザックを背負い、無事尾瀬沼ヒュッテへ到着できました。次の日は燧ヶ岳へ登り、そして再びザックを背負って大清水登山口へ戻った時の思い出です。
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01初、テント泊で朝を迎える
昨夜、シュラフに潜り込むと同時にスグに眠りにつく…。
初めてのテント泊、寝やすい場所と近くに身内がいるおかげでなかなか快適に眠れた…とは言っても夜中に何度も目が覚めましたが。
地面がフラットでも、板張りの固さを和らげる為のマットを引いても、シュラフがモコモコでも…やはり布団にはかないません。
ダンナはといえば、結構快適に眠っているようです…彼はシュラフみたいにくるまって寝るのが好きだと言う。私は大の字で寝るタイプなのでやはりなんとなく息苦しさを感じてしまうのかもしれない。
夜中に2、3度目を覚ましながらもそれなりに眠り、朝4時半に目覚ましが鳴った。
まだ、空は薄暗く…テントについた朝露が冷たい…外気ももちろん冷たく寒い。
お腹は空いていないけれどこれから登る燧ケ岳での行動を考えて、朝食をとります。
ちなみにダンナは登らず、テントで留守番だ。なので何の反応もなく眠り続けている。
待ち合わせの5時過ぎに尾瀬沼ヒュッテ前に行くと、前日に木道で転び、尾てい骨を強打したA男は今日の登山はやめておくとのことで、私、女性2名、男1名の合計4人で燧ヶ岳へ登ることになった。
燧ケ岳を登る登山道はいくつかありますが、今回は長英新道をピストンすることにしました。
02長英新道で燧ヶ岳を登る
6時に出発し、長英新道の入り口へ向かいます。尾瀬沼を左回りに歩くと、20分ぐらいで登山道入り口があります。
6:00尾瀬沼ビジターセンター出発
初めは緩い上りの登山道を歩きます。道はぐちょぐちょでぬかるみ…かなり歩きにくかったです。ネットで調べてもここの道は泥が〜ぬかるみが〜という感想が多いので、歩き方に自信がない方がここを歩く時はゲイターを装着して歩くといいかもしれませんね。
1合目までが長い…そして、だんだん傾斜もきつくなる。
3合目あたりから段々登りになってきます。このあたりも泥でネチョネチョ…泥をさけて歩こうと思うのですが…滑りそう。
転ばなくても私の足元も泥でドロドロ…。
4合目を過ぎた頃には景色が開けはじめ、7合目を過ぎて階段をいくつか登ると、ミノブチ岳に到着するのだが…。
8:20ミノブチ岳
樹林帯を抜け最初のピーク、と言うか展望広場的なミノブチ岳に到着。
ここから俎嵓を視認できるハズなのに…ガスっていて…何も見えない。さらに風も吹いてて寒い…。
下の景色は見えるけど、これから上る上の方はガスってて見えないという、やる気をなくす光景が広がっていました。
ふと気が付くと、女性陣が元気がない。聞くと…朝ごはんを食べてきていないとのこと。その理由は…朝起きて直ぐには食べれらない。彼女たちは尾瀬沼ヒュッテの朝食をお弁当にしてもらい、食べずにここまで登ってきていたのだ!
ということでその場でオニギリを食べてもらう。
風の吹く中、視界のないいい環境下ではないのですが、食べないことには始まらない…。彼女らと一緒に尾瀬沼ヒュッテに泊まったB男にお前は?と聞いたら、お弁当のオニギリは出る前に食べてきたとのこと…。一緒に食べようと声かけてあげればいいのに…。
ご飯を食べちょっと回復したようなので、再び歩き出すことに…視界はないけどね。
ガスのせいでテンション低めのせいか、この長英新道の記憶ってあまりなんですよ…この道標もどこだったか思い出せない。
8:45俎嵓に到着
俎嵓(2,346m)の頂上は狭い岩場で人が多い。御池という福島側の尾瀬の入口から登ってくる人が多いらしい。
あいかわらずガスってて景色は見えい…20分で行ける柴安嵓さえ見えない…
続けて、柴安嵓を目指すのですが俎嵓よりも10mほど高いです。そのために、60m降りて登り返します。
9:15柴安嵓に到着
そして、燧ケ岳の最高峰の柴安嵓(2,356m)に到着しました。
東北地方で最も高い場所だそうです。
人もたくさんいて、落ち着かず…どの写真を撮っても見ず知らずの誰かが満面の笑みで写っているため…あまり写真をUPできません。
9:35下山開始
下山を開始しはじめたら…晴れてきた!今まで見えなかった景色が綺麗に見えます…。
下山も同じルートでしたし、むしろテント撤収後に大清水まで戻ることを考えるとできるだけ時間を稼いでおきたくてかなりのハイスピードで下山することに…なので下山の記憶ってほぼないです。
その時一緒に下った女性1名は…この下山が相当辛かったらしく…そのご一緒に登ってくれなくなりました…。
12:20尾瀬沼ビジターセンターに到着
テント場に戻り、ダンナを探すが…いない…どこに行ったかと電話をかけるとA男と2人で蕎麦を食べていたとか…!
尾瀬沼ビジターセンター近くには食堂や観光できる場所ができて良かったね…でも…これを朝ごはんに食べなよと託した食材には一切手を付けず…外食か…あぁ…ザックの重量が減ってない…と内心凹む。
そして、私が燧ヶ岳へ行っていた間はダンナが背負ってきた25Lのザックと交換して登りに行っていたので、ダンナなりに私のテント泊ザックにテント道具一式を詰めたそうだが、全く入らなかったらしい…。
確かに私が日帰り用ザックを持って行ってしまったので、私の持つテント装備だけで一杯一杯だったテント用ザックに旦那の分のシュラフとマットが入らないのは致し方ないが…このパッキング…あんまりじゃない?