メインの伊豆ヶ岳は無事登頂した。後は電車に乗って帰る吾野駅(あがのえき)に向かって下山するだけ。
地図で見ると距離は長いが基本的には下山だからラクラクだろう♪って思ってた。でも全然ラクラクじゃなかったよ
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前回の記事は…
伊豆ヶ岳から古御岳まで
伊豆ヶ岳まで楽に登るコトができたので、この後の下山行程も楽に行けるだろう!
吾野駅でビール飲もうっと!
そんな浮かれ気分で下山開始
時間は朝9時40分。
こんなに順調なら地図のコースタイムより早く下山できるだろうと、余裕しゃくしゃく気分で歩き出した。
しばし歩くと、道標が…次の目的地として記されるのは古御岳もしくはこの子ノ権現か吾野駅…なんだけど…
あれれ?
この道標にはそれらの文字がない。
地図を出して確認すると、吾野駅までのルートに天目指峠の文字がある。
そっかそっか、オッケー。
家でもルートを確認してから来ているけど、すべての要所の名前を記憶できるほど私の脳はよくない。
で、天目指峠方向へ進む。
進行方向には樹林帯の緩やかな下りが広がっている。
ここに雪があって、私がスキー板を履いていたならば…
あっという間に下り切る斜面だ。
その先に現れた道標。ンンン?吾野駅…?
いや、「西」がついている…西吾野駅を指している道標だ。
これさぁ…心が迷うのよね〜。
自分が目指すのは吾野駅。
でもこの道標には西吾野駅って書いてあって…ちょっと惑わされる。
こんな時に地図は絶対必用。
ふむふむ西吾野駅は正丸駅と吾野駅の間にある駅だから、西吾野駅方面じゃない!
よって、天目指峠方面へ進んでいくと、登りが出てきた。
けっこう長めの上り階段に「うへぇ」と言ってから登る。
ひとりで登山していると、独り言も多くなるのよ。
この上りきった先が…
ふるごだけ!
ではなく
古御岳(こみだけ)
…初見でこみだけって読めます〜?
現地での私は読めなかったので、ずっとふるごだけって呼んでたけど…。
古御岳はきっと
「違う、そうじゃない」
って思っていただろう。
古御岳には東屋とベンチもあった。
時間は朝10時。
伊豆ヶ岳から歩いて20分ぐらい、人も居ないのでここで休憩するのが良いのかもね
古御岳から高畑山まで
さてどんどん進んじゃおう!
古御岳から次の目的地は高畑山
高畑って聞くと
高畑淳子さんを思い出すわ。
アナタは誰を思い出す?
その後も続くよ樹林帯
平坦な樹林帯に上りな樹林帯。
ゆるく降ったり、ゆるく登ったりのゆとり系なので標高はなかなか落ちない。
途中に設置してある関東ふれあいの道の石版を見て
残り9キロに心が凹む
9キロは長いな。
そんな気持ちを抱えた所に出てきたのはこの道標。
おうおう!子ノ権現な!オッケー!
その先スグに出てきた標識には天目指峠…。
進行方向の名称がコロコロ変わるのは…ルートを把握しきれていない&地図を不携帯な人には心惑わす道標攻撃だ。
そして…
疲れたなぁ、どこかで気を消したいなぁ
と思うのですが、こんな時に限って良い休憩ポイントがないってあるよね…。
あ!これ今度「登山あるある」シリーズネタに使おっと!
登山あるあるも…ネタが尽きそう…と思いつつも、山へ行けばネタがまだまだ思いつくわ。
そんなコトを考えつつ、樹林帯をただ、ただ…歩けば…
高畑山に着いた!
時間は10時32分。
前の山、古御岳から30分ほどで着いた。
30分なら、そんなに歩いていないのに…何だかダレていたのは…
▶目当ての伊豆ヶ岳を登っちゃったから
▶ずっと樹林帯だから
この相乗効果でしょう。
高畑山から中ノ沢頭まで
高畑山にもベンチが設置されているので、座って休憩ができるね。
ちなみに、高畑山…
ナローノ高畑山
って書いてあるんですけど…何?ナローノって?
チョイ検索してみたら…ナローノとは「楢生(なろう)の」のことで…高畑山は別名「楢生ノ高畑山」とも呼ばれているらしいよ。
で…その、楢生(なろう)って何?
地名?木の名前?けっきょく…正体が分からずじまいデス
その後も樹林帯を淡々と歩く。
またも現れた関東ふれあいの道石版…正丸駅からココまでの距離6.5キロ、ココから吾野駅までの距離8.0キロの文字に
心が震える〜!
先が…長い…。
今まで歩いてきた以上の先にも樹林帯ロードが待っているのか…と思うと心もチョット暗…っと思っていたら
パ〜っと来た!
急に道がひらけて、空が!空が見えるよ!
そして…何だがロボットみたいな鉄塔がそびえ立っている。
空と樹林帯以外の物を見て、心がちょっと上向きに!
よし!行こう!
と、張り切って進めば…
再び樹林帯。
淡々と樹林帯を歩いていると、軽やかに走っていくトレランの方々に追い抜かれたりすれ違ったりするようになった。
この登山道のトレランの方も多いみたいね、たしかに走りやすそう。
この後は似たような樹林帯の写真が続きます。
気持ちのマンネリを解消してくれる看板もある。
えーと「リョウブ」の説明…へーえ。
もういっこ看板発見!
この先の道の説明だ。
この先にあるピークと、その巻道の説明。
ココまで来たら…ピークを踏むわよ〜!
看板から少し歩いて先に、あ!看板が見えた
ここが中ノ沢の頭。
時間は朝の10時50分すぎ、高畑山から50分ほどかかりました。
標識を見て
ここは中ノ沢ノ頭(なかのさわのあたま)っていうのね!
って思っていたら、下に何か書いてある。
いもくな…いいえ、いなぐものかしら…?
なにこれ?落書き?
って、思ったけど…中ノ沢頭は
別名イモグナの頭(いもぐなのあたま)
って言うんですって!これまた失敬!
上の写真だと、いなぐもだけど…調べたらイモグナ…みたい???
…で?なんでいもぐな…なの?
調べたんだけど全然わからなかった!なんでだろう〜?
………まあ、いいわ!
とにかく下って下って…早く下山してビールを飲むのよ!
次回「電車で行く伊豆ヶ岳縦走登山(5)」に続きます。