山に関わる言葉を集めてみました。
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類 似 語ないみたい
雲と雲との間や雲と地上との間に溜まった静電気が放電することによって、光と音を発生する自然現象。
雷と言ってもその現象は下記のように分けられる。
雲と地上の間で発生する放電 | 落雷(対地放電) |
雲の中や雲と雲の間などで発生する放電 | 雲放電 |
放電する際に発生する音 | 雷鳴 |
光 | 電光 |
私は幸いな事に未だ、山で雷に遭遇したことがないが、色々なレポを読んでいると山で遭遇する雷はめちゃくちゃ恐ろしいとのこと。
カミナリ雲が見えたら直ちに下山するか、建物の中に避難するようにしようと心がけています。
雷が起こるしくみ
1)太陽の熱で暖められた地面の湿った空気が空で水滴になり集まって雲ができる。
2)雲の中の水滴は空へ高く上がるにつれ冷え、氷の粒になり少しずつ大きくなる。
3)この氷の粒同士がぶつかり合ったりこすれ合ったりして静電気が発生し、雲の中にどんどん電気が溜まっていく。(←この帯電した雲を雷曇)
4)さらに雷曇の中では、マイナスの電気を持った氷の粒が、雲の下の方に、プラスの電荷は上に集まる。さらに、そのマイナスの電気につられて、地表にもプラスの電気が集まってくる。
5)雷雲の下の方に集まったマイナスの電気と、地表に集まったプラスの電気が中和しようと電気が飛び最初の放電が起こり、これが地表と雷雲を結ぶ電気の道となり、一気に放電が起こり雷となります。
雷がゴロゴロと鳴る理由
電気の道となった空気がその熱のために急速に膨脹し、まわりの空気を激しく振動させるため。
被害に合わないための方法は?
カミナリ雲が見えてきたら、直ちに下山。光って3秒以内に音が聞こえたらスグに逃げる。近くにあるならば頑丈な建物や車の中に入りましょう。
そんなこと言われたって、周りには何もないし!の場合は…地面に這いつくばり可能な限り身を低くするのが、まだマシらしい。
また、雷が鳴っている時に木の下にいるのは絶対に避けること。ストックのような先端が尖った金属のような形状の物も手に持たないようにしたいです。
万が一木の側に居ちゃったら?
最新科学では木の側に居るのは大変危険と言われています。
雨に打たれようが、木から離れましょう。雨に打たれる方が雷に打たれるよりずっとマシ。
木は直撃雷を受けやすい上に、人間が近く入れば木を経由して人に電気が流れることもあるそうです。
出典
中部電力 キッズ・展示館
Wikipedia、コトバンク、goo辞書、ヤマレコ
詳しいことは自分で調べてください。
ものすごく間違ったことを書いていたら指示お願いします。オススメの山の用語がありましたら教えてください。
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