03最後に現れる登り!そしてまた登り!
今までのアップダウンの登りより、ちょっと気合のいる登りが現れた…。左俣岳の登りだ…。
10時39分左俣岳の登り
しかも、ガスが現れてきて…気持が焦る…。
このままガスだらけになったらイヤだ!早く進んで双六小屋へ着かなくっちゃ!
ヒィヒィ言いながら2674mの左俣岳を登る…そして下る…
目の前にまた上り道が現れてくる…次は…樅沢岳への登りね!アップダウンと同じぐらいガスが出たり、晴れたりと天候の変化もめまぐるしい…。
西鎌尾根の最後のピーク、樅沢岳はそろそろ表れてくれないかな?と思うがなかなか目当ての看板は現れない…。
10時55分縦沢岳に到着
ガスの発生で気がきでもない状態で縦沢岳に着いた。
ああ、もうチョットで双六小屋だよね〜!と思ったら…縦沢岳の看板の近くに手ぶらの女性が座り込んで携帯を触っていた…。
え?なんで?なんでコンナところでこの子は何も持たずに座り込ん携帯を操作しているんだろう?アウトドアファッションよりは…普段着だし…
ちょっとドキドキしつつも…声もかけずに通過してしまった…。
しかも、通過後にコッチは登山道じゃないよ!看板が…
あの子…ダイジョブかな?でも幽霊だったら嫌だし〜と思いながら…進んでしまった…。
そらはガスと晴天で2つに分かれている。
だいぶ疲労が溜まってきた、この重たいザックをいいかげん下ろしたいな〜と思いながら進んでいると、先ほどの女の子が私を追い抜いて行った。よかった、幽霊じゃなくって。
そして、この広大な風景を徐々にくだっていくと…赤い屋根が見えてきた。
「双六小屋」に到着です。
やっと…。双六小屋に到着です!
午前中に双六小屋に着くことが出来て余裕しゃくしゃくの私だったはずですが…双六岳を目指す途中で再び不安にかられることに…「単独テント泊で巡る、上高地から槍ヶ岳そして双六岳へ(4/5)」に続きます。