03鍋倉山を滑る
2時間ほど登ってついた鍋倉山…。
ついた先に広がっていた光景は…
はい、真っ白でした!
登り始めの頃は青い空が広がっていたのに…みるみるうちに白いガスに覆われ始め…コチラについた頃にはあたり一面真っ白に!
雪山の天気はコロコロ変わるのでしばらく空を見上げていたのですが、一向に晴れず…。
ご飯を食べつつ待ってみるが…晴れない。
ちなみに雪山で食べるオニギリは冷えていて、ごはん粒がポロポロでした…。
真冬ではなかったのでお米が凍ることはなかったのですが…雪山で手っ取り早く食べる食材はパンあたりがいいのかしら?
時間があるときならお湯を沸かしてカップラーメンなどを食べたりするのですが…周囲がドンドン白くなるのでそそくさ食べて、安全の為にいま登って来た道を滑って戻ることに…。
鍋倉山はバックカントリーでも人気の山なので、他にも美味しいコースはたくさんあったと思うのですが、初・鍋倉山&この先の天気が不安なのもあったので…こんな時はグッとこらえてピストンで戻るのがいいと判断したのです。
で、さあ!登ってきた分、楽しく滑って帰ろう!と思ったのですが…。
雪が湿雪のせいか?スキー板に張り付く雪になっていたおかげで…常に板が雪に引っかかり滑っていて全然楽しくない!
雪山を滑る時って、常に雪崩や雪庇などに気をつけて滑るのですが…それでも底づき感がない雪面をふわふわ〜って滑って行くのがほんとうに楽しい!けれども…この回の山スキーはただの苦行でした…。
上級者さんならきっと楽しく滑って行くと思いますが…まだまだ下手っぴな私は転ばないように滑るだけで精一杯!
雪山で転ぶと起き上がるのが大変なので…2時間かけて登ってきた斜面をボーゲン、または横滑りなどでズルズルと降りました…。
登り2時間かけた斜面を、30分足らずで滑って下りてきてしまいました…。
何となく不完全燃焼で終わってしまった鍋倉山BC…機会があればリベンジしたい所なのですが…こちらも一緒に行く人がいなくなり…スキーで近隣のゲレンデに行く度に指をくわえて見る山に…。
やはり雪山やバックカントリースキーはリスクが高いため一人で行うなんて絶対にできないし、ダンナにもさすがにダメと言われています…。
この先バックカントリースキーをしたいと思ったら、やはりツアーに入る選択しかないんでしょうね…。