室堂・雷鳥沢キャンプ場でテント泊登山(06)みくりが池・雷鳥荘編

室堂立山テント泊登山の室堂駅から雷鳥沢キャンプ場タイトル画像

さあさあ!これからやっと歩けるよ!山と空に囲まれた歩きやすい室堂の道をダンナと楽しく歩きたい!…と思っていたんだけど…計画はなかなか思い通りには行かないものねぇ…。

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やっと歩くよ…室堂駅からみくりが池温泉まで

室堂駅からみくりが池までのイラストマップ
室堂ターミナルの正面には雄山が見えます。
雷鳥沢キャンプ場まで雄山を代表とした山々に囲まれた石畳の道を約一時間ほど歩いて行くことになります。
そう…ここに来るまですっごく重いな〜と思っていたテント泊装備のザックに玉殿湧水で汲んだ水を追加したので…おそらく…20キロ越え近い重さのザックを背負って歩くんです。私。

でも…この絶景が元気をくれる!

室堂駅からみくりが池方面へ向かって歩く

…ですが…最近のひとりテント泊では荷物をコンパクトにして、15キロ程で抑えていたので…今回の装備の重さはかなり身体にキツイ…。
ヨレヨレと歩く私の側を私より遥かに若く、私の装備より遥かに重そうな装備の高校生たちが追い抜いて行く…。

若い子たちのテント泊ザックが大きい

その時の写真を見ると…あら!やだ!ザックのベルトが外れているわ!
たかがベルトですが、コレが外れているだけで、背負っている安定感が変わる気がするのは気の所為?

室堂のイラストマップ

この室堂エリアには案内看板も各所各所にあるし、下のような道標も設置されまくっています。
目的地があるなら、それらを確認しながら歩けば…まず迷うことは無いでしょうね?多分。

道標があちらこちらにある

室堂駅から歩きだして、すぐの絶景ポイントは「みくりが池」に到着。
そう、この室堂歩きはただただ歩くのではなく、壮大な山々を見たり、透き通るような池を見たりしながら歩ける最高の散策コース!

みくりが池が見えてきた

このみくりが池は周囲が630m、水深15m。
こんなに大きい池なのに、その姿は6月位までは雪で覆われていて見えないそうです。
確かに…私が過去にバックカントリースキーで訪れた時には池はなかった記憶があります。
ですが今日のような天気のいい日には山の姿も映すとっても美しい池として姿を見せてくれたのに…ダンナってば…

みくりって…逃げ恥のみくりさんとの接点があるの?

にこやかなダンナ
…どうなんだろうね?この人。
そういうことより、この青い池の美しさを第一声として聞きたかったよ。

沢山の人々が歩いていく

さて、みくりが池から進むべき方向のみくりが池温泉方向を見ると…人、人、人!
さすが人気スポット立山室堂
さすが夏の山の日連休
ちなみにみくりが池周辺に生えたハイマツの中には雷鳥がひそんでいることがあるので、雪の日や天気の悪い日に運が良ければ雷鳥に会えるコトもあるそうですよ!

キレイなみくりが池

そういえば…バックカントリースキーで来た時に外人さんから
雷鳥はドコニイマスカー?
って聞かれたのもココラ辺りだったかも?
立山室堂に来れば必ず雷鳥に会えるわけじゃないですよ…ほんと雷鳥に会えるかどうかなんて…

それは私もシリタイデース!

困った顔のスキーヤーのイラスト

と答えました。

みくりが池温泉方面へ歩く2

基本的に室堂駅から雷鳥沢キャンプ場までは石畳のトレッキングコース仕様。
見て通り、石畳や階段などで整備されているので、登山靴じゃなくても歩けます。

…ハイヒールやサンダルで来ている人までいる…

考える登山者のイラスト
ほんと、居るんですよね!さすが人気観光地!

みくりが池温泉方面へ歩く1

それにしても…私の2019年シーズン登山はこの格好で登山をしていたのですが…
山スカートに見えますね…。
いや、山スカートを非難しているのではなく…山スカートは私の顔と体格と年齢には似合わないと自覚しているので…うん、来シーズンは服装を変えよう。

壮大な室堂

みくりが池のそばには「みくりが池温泉」と呼ばれる宿泊施設があります。

みくりが池温泉

このみくりが池温泉は標高2410m位置し、日本一高所の天然温泉と言われています。
人気の宿泊施設のため、泊まりたい!と思ったら早めの宿泊予約が必要!
日帰り温泉利用もできるので、今回の登山の帰りに寄ろうと思っています。ハイ。

硫黄の匂いが立ち込める…雷鳥荘

みくりが池温泉から雷鳥ヒュッテまでのイラストマップ

みくりが池温泉を通過した後も石畳の道は延々と続いていきます。

雷鳥荘へ向かって歩き出す

どこまでもどこまで続いていく石畳の道。
石畳の道を下ったかと思うと、登ったり…そしてまた下ったり…
そう!この室堂散策コースは登ったり下ったりが地味に多いのを覚悟しておいてくださいね。

雲の迫力がすごい

次に見えてきた建物は「火山ガス情報ステーション」
え?火山ガス!?
ちょっと怖いわ!
確かにこの辺りから硫黄の匂いがしてきた…。

火山ガス

注意書きを読むと、風向きによってはここの水場でタオルを濡らして直接火山ガスを吸わないようにしないといいけないとか…。
この火山ガス情報ステーションの前にはベンチがあり、休憩をしている人も多い。

休憩している人が多い

私はテントを設置した後はひとり奥大日岳まで登る予定なので、休まず進む。
どんどん進もうとする私の後ろでダンナの足取りは鈍い。

観光は明日にするから〜!早くテントを建てたいの!

疲れた登山者のイラスト
と、言いたいところだが…彼がじっと見ていたのは…

火山ガスの注意

そうね…こういう注意書きはちゃんと読んで置いたほうがいいわね…でも〜早く〜!テント場が埋まっちゃうわよ!
火山ガスステーションからまた道は下りに。

どんどん歩く

このブログで私自身の写真があまり載ることはないので、自分の後ろ姿をアップするのも微妙な気分ですが…まあたまには…。
で、私は日帰り登山や岩場が多い場所ではストックを持ちませんが、テント泊装備の時はストックを持っています。
やはり…ザックが重いので…ストックでバランスを取らないと何だか不安になっちゃう登山初者なんです…。

植生が変わっている

硫黄の匂いが立ち込めるエリアですが、もあります。
いろんな草が生えているのが、面白い。
進行方向先には立山からちょっと離れた場所にポツンと山が…あの山が今日の午後に登る予定の奥大日岳かしら?

奥大日岳はあちら方面?

そのまま歩き続けていると、らいちょう温泉の雷鳥荘が見えてきました。

雷鳥荘が見えてきた

この雷鳥荘直前も石畳の道を軽く下って…血の池登場。

地獄池の案内

なにこの…イカス絵!
で…その血の池がこちら!

地獄池

赤い色をした池が点在するから血の池と呼ぶようになったのね。
立山火山の火口跡に水が溜まってできた湖で酸化鉄を多く含んでいるために赤い血の色をしてます。
立山宗教に出てくる立山地獄の一つとして血の池地獄とされたようです…。

今の世の中だったら…観光スポットはすべてポジティブにしたい今だったら

ハート池

とか命名しそうですけどね。

どんどん歩いていく

室堂駅から雷鳥沢キャンプ場までは石の階段を登ったり下りたりしながら進む。
これがダンナは辛いらしく…じわじわと歩きがゆっくりに…。

硫黄ガスが吹き出している

あら…なんだか噴煙が見えるわ…。

やだ!こわい!あっち方面へ行っていいの?

困るダンナ

ダンナがかなり怯えるあのエリアは…地獄谷
ココラあたりになると…
歩道以外は立ち入り禁止
の看板も出てきて…ダンナのテンションはだだ下がり…。
仕方がないので…ここらで私の持っていたストックを渡す。

この装備があれば防御率が上がるから…。

ため息をついてる顔

今まで以上に歩みが遅くなったダンナの歩き見ながら、イライラしないよう…心穏やかに保てるよう…立山を見る。

かっこいい立山の稜線

私なりにかーなーりーゆっくりと歩いているんですが…それでもダンナの歩みはかーなーりー遅い!

階段を登ったり降りたり1

後ろからくる人、前からくる人に迷惑をかけないよう…誰かが近づいて来るたびに道を譲る…。
なんでそんなに歩くのが遅いんだろう…と思っていたら…

どうにもこうにも歩くのが遅い連れに困っている登山者の漫画1どうにもこうにも歩くのが遅い連れに困っている登山者の漫画2

どうにもこうにも歩くのが遅い連れに困っている登山者の漫画3

どうにもこうにも歩くのが遅い連れに困っている登山者の漫画4

マジ?

ううう…でも…確かに…室堂のガイドマップを読むと…標高2450m程あるので、高山病になる人はなるらしい…。
仕方がない…もっともっとゆっくり歩くか…。

階段を登ったり降りたり2

ここらでダンナに託していたデジカメも私が徴収。
待っている間が暇だったので、こんな写真も

緊急グッズ

コレを見たダンナ…さらにテンションが下がる。

なんだか…オレ…硫黄の匂いで気持ち悪くなってきた…

落ち込む登山者のイラスト
確かに…確かに!硫黄の刺激臭は嗅いでいていい匂いではない!
けれども…ここまで来て引き返すなんて…ありえなーい!
ので聞こえないふりをして先を進む。

雷鳥荘が近くなってきた

そして、ようやく雷鳥荘へ到着。
でも、もちろんココでも休憩はしない!

雷鳥荘の入り口

とにかく早く!雷鳥沢キャンプ場へ着くんだ!
着いたら思う存分テントで寝かせてあげるからダンナ…今は頑張れ!

下りが辛いの…雷鳥荘から雷鳥沢キャンプ場

雷鳥荘から雷鳥沢キャンプ場までのイラストマップ

あ…上の地図…雷鳥荘の名前が間違っていますね…すみません。

雷鳥沢キャンプ場へ

さあ!ここまで着たら雷鳥沢キャンプ場まで下るだけ!

テント場がかなり近くなってきた

雷鳥荘を過ぎてすぐに真っ白な岩肌が見えるエリアへ。
ここが地獄谷?

硫黄で白くなった山

このエリアだけ灰色の荒涼とした風景、さらに噴煙が上がり、硫黄の匂いがムンムン。
まさに地獄谷ですね。

あるきの遅いダンナ

そのまま下っていった先には宿泊施設のロッジ立山連峰が見えてきた。

ホテル立山が見えてきた

こちらも日帰り温泉が利用できます。
私も過去の登山で利用させていただきました。

雷鳥沢キャンプ場へ続く人の列

ここまで来ると、テント場がすっごくよく見える場所まで来たよ!
結構な数のテントが設置されているので、早く場所を確保したい!
だが…ダンナの歩みは下り一辺倒になっても遅い。

どのくらい遅いかと言うと…

歩くのが遅い登山者が次々と抜かれて行く漫画1歩くのが遅い登山者が次々と抜かれて行く漫画2

歩くのが遅い登山者が次々と抜かれて行く漫画3

歩くのが遅い登山者が次々と抜かれて行く漫画4

杖をついた…ストックじゃないよ!おばあちゃんにも抜かれた時…気が遠くなりました。

道標

これは…明日の雷鳥沢キャンプ場から室堂駅までの帰りが…大変だ…。

行動がバラけないように待つ

本当は明日は私は立山をぐるっと歩いて室堂駅でダンナと合流!を企んでいたのですが…こんなヨレヨレの人を1人で歩かせて…大丈夫な気がしない…。
仕方がない、連れてきたのは私だ。
明日の行動予定は今夜立て直して…雷鳥沢キャンプ場から室堂駅への帰り道も…最後の最後まで私が責任持って付き合おう。

近くに見える雷鳥沢キャンプ場

目の前にテント場があるのに、着けない焦燥感とザックの重さがとことん辛い。
でも…心穏やかに…穏やかに…。

もう目と鼻の前の雷鳥沢キャンプ場

それでも…それでも…人間はいつしか目的ににたどり着きます。
そう…こうしてやっと着いたよ!雷鳥沢キャンプ場!

10時23分雷鳥沢キャンプ場へ到着

雷鳥沢キャンプ場へ着いた

朝…3時半に起きて…。
朝6時半に扇沢駅から出発して…。
4時間かけて…やっと着いたよ…雷鳥沢キャンプ場!
この後はテントを設置して…いよいよ登山だよ!
ようやく山レポできるよ!

次回「室堂・雷鳥沢キャンプ場でテント泊登山(07)奥大日岳」に続きます。