03そして下山
写真を撮ったらそそくさと下山。
下山は小屋の後ろ側を通って帰ります。
ふと振り返ると…頂上は相変わらず混んでいる…。
でも、心なしか自分たちが並んだ時より列が減っている気がして
でもさ。そういうのあるよね?
スーパーのレジ待ちで長蛇の列に並んだのに、自分の後に誰も並ばないと…なんか悔しいというか…なんというか…。
まあ、それはタイミングの問題だから仕方ない!今日は下山後に風呂に入ってから東京まで帰るので急いで帰ろう。
下山を始めた時間になっても登りの人は多い。
個人的には登り時より下山時の時の方がトラブルが多いと思っているので、ダンナに急がなくていいからユックリ降りなよ〜と幾度も言う。
そんなユックリと降りている中、赤ちゃんを手で抱っこしたまま下山をする明らかに初心者っぽい歩きの人がいて…見ていてハラハラ。
下り始めて20分ほど膝が痛くなってきたなんて言い出すダンナ…まじかよ!
とりあえず、段差の少ない道を選んで降りるようにと促すけけれど…膝が痛くない降り方って…コレでいいんだよね?
そして剣ヶ峰の山頂から30分ほどで肩の小屋に着いた。
ダンナも一緒なので、肩の小屋前のベンチでランチ休憩。
いつもはダンナを待たせているから〜!と急ぐ登山も、今日は急ぐ必要が全く無い。
バーナーを出して、ラーメンを食べたり、コーヒーを飲んだりと…1時間も休憩しちゃったよ!
ご飯を食べ終えて、肩の小屋を出発して一般道的道まで帰ってくると、雪渓辺りに人が…おお…あれは…!
スキーをしている方々!
やだ〜〜〜!超!うらやましい!!!
私のスキー仲間は本当に居なくなったので…スキーをする仲間を切実募集中なのですが…見つからない…。
このブログを読んでくださっている中に…パウダー好きのゲレンデスキーヤーいるかしら?
私はバックカントリースキーもするのですが、さすがに単独は技術不足のため自粛しているのでもっぱらゲレンデスキーヤーです…。
それにしても天気に恵まれた登山で良かった!
帰り道から見える長野側の風景が素晴らしい〜!
だが、ダンナはやはり登山にときめかないらしい…。チッ!
歩いていると、目の前にこんもりとした頂きが…
富士見岳への登りだ。
10分歩けば富士見岳に着くらしく、今日の全体的運動不足のボディがあの頂に登りたいと訴える。
ここから10分で登れるし、富士見岳へ登る道は下の一般道とほぼ並列なため、下を歩くダンナの姿は上から見れるので…ここだけは登ってきます!とちょっとだけ別行動をすることに。
登り始めるとムラムラと野心が湧いてきて
で、かなりのハイペースで登りましたよ!
今回の登山で唯一はぁはぁできた場所でした。
さて、辿り着いた富士見岳…う〜ん見える景色は畳平からも剣ヶ峰山頂からもさほど変らないです。
山頂をそそくさと後にして、平坦な道を歩くダンナに追いつこうと急いだけれど…。
富士見岳から畳平へ向けて下る人たちが前を歩いていて無理でした。
県境ゲートバス停付近でダンナに合流して…登山は終わった…。
14時20分畳平に戻った
すごすごとバス停に行くと、バスの来る時間の30分前なのに既にバス待ちの行列が…!
仕方がないので並ぶ。30分近いバス待ちの間にトイレへ行く途中で仕入れた情報
その1
そりゃあ寒かったわけだよ!
そして風は…弱?あれで弱?え〜!じゃあ強の時はどれだけ風がスゴイんだろう?乗鞍岳。
その2
乗鞍岳は熊が多いという情報はあったが…本当に多いんですね…。
そういえば肩の小屋から剣ヶ峰までの登山道でも熊鈴を鳴らす人が…。
ワタシ的にはこんなに人が居る登山道で鳴らす必要があるのかどうかはかなり謎…と思っていたのですが、このように書いてあると
熊鈴をウルサイとは言えないですね…。
でも…あの人だらけの道に現れるのかしら…?熊。
そしてひたすらバスを待つのですが…バスを待つ列は建物の日陰ゾーンとなっていて…寒いです!
日光が当たらないとこんなにも寒いのかと、ありったけの服を着込んで待っていましたが…近くにいた観光ファッションの方々が寒そう…。中には半袖のお嬢さんまで…。
そして定刻通りに来たバスに乗って平湯温泉に帰りました。
これで乗鞍岳登山は終了です。
で、肝心のダンナはというと…相変わらずの登山嫌いで…。
今回の記事を描きながらダンナに「乗鞍岳って知ってる?」と聞いたら「オレ、その山は登ってないよね?」って言われちゃったよ…。
乗鞍岳の登山では飲料水・食料・バーナー類の全てを私が背負い、ダンナが背負ったのは彼の防寒着のみという…この高待遇でもだめですか…。
はぁ…道は厳しい。
この後もう一回ぐらい単独で北アルプスでテント泊でも…と思っていたのですが、2017年の10月の天気は雨ばかりで…。
これで2017年の高山登山は終わってしまいまいました。
来シーズンは…もっと、もっと!登山へ行きたい!