北アルプス・風吹岳登山(後編)

風吹岳タイトル後編

私の2019シーズン登山…「初」のパーティー登山!いつもひとり登山だったので1人では気が付かない、色々な山の楽しみを教えてもらった貴重な登山でした。

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池に沿って歩こう…風吹大池周回

風吹岳イラストマップ1

風吹山荘に着いたが、行動を開始してまだ2時間…休憩するにはチョット早い。
なので風吹大池をぐるりと回って周回散歩をすることに。
風吹山荘から伸びている木道は、向かって左手方向へ進むと風吹天狗原へ続いていく。

9時34分風吹大池周回開始

風吹天狗原のを周回1

標高1,775mにある風吹大池は長径約600m・幅約200mほどの大きな池で北アルプス地域で最大の池になるそうです。

ってことは、有名な栂池・白馬大池より大きいの?すごいね〜!

喜ぶ登山者のイラスト

周回を始めてスグ、天気が回復…?
すると風吹大池の全貌がよ〜く見えるようになった!

風吹大池

リーダー曰く、この風吹大池を周回して風吹岳山頂までの所要時間は30分とのこと。
30分…?
目の前に広がる風吹大池の対面上に見えるあの山々まで
30分…?
ホントに?

風吹岳

対面上に見える風吹岳方面の峰にはとても30分で到着できる距離には見えない。
が、とりあえず…進む。
風吹大池周回コースは…完全な平らなコースではなく、ちょっと山道も含めた散策コース。

風吹天狗原のを周回2

なので、けっこうシンドい。
風吹山荘から歩きだしてすぐに風吹天狗原の湿原が現れた。

風吹天狗原のを周回3

これが、まあ…ガスっている中でも一面が黄金色〜!
なんてキレイ!
ちょっと現れた湿原なのですが、すぐに湿原は消え…樹林帯と木道…

滑りやすい木道

チェ〜っと思ったその時に、再び湿原が広がる原に出ます。
そう!ココこそ!今回のメインエリアの風吹天狗原〜!

風吹天狗原へ伸びていく木道

この天狗原は蓮華温泉栂池へ向かっていく道なのです。

道標

蓮華、栂池方面を見ると天狗原の草原がどこまでも広がっている。

風吹天狗原のを周回4

この湿原の広いことと言ったら…!

風吹天狗原のを周回5

湿原も広いが、同場所から見える風吹大池も広い…!
広いものに囲まれて…こころも広々…。

風吹大池が見える

風吹大池は北アルプスの中でも訪れる人も少ないそうで、繁忙期でも静かな山行を楽しめるそうです。
今回記事を書くにあったってチョット調べてみたら…「山に閉ざされた北アルプス最大の静かな大池」って書いてあって…あら〜なんかその言い回し…カッコいいじゃない!

風吹天狗原のを周回6

その後は湿原祭り!
見える世界、全て湿原。

風吹天狗原のを周回7

パーティーのリーダー曰く、
こんなにキレイな池塘が広がる地域は滅多に無い。
へーえ〜!

風吹天狗原の池塘

湿原&池塘エリアを抜けると、今度は樹林帯と祭り。

風吹大池を周回

まず現れたのは科鉢池。

科鉢池

科鉢池には水辺まで行く道はないので遠くからコンニチハ。
で…ここで…私がずっと抱えていた気持ちををリーダーにぶつけてみることにした。

周回30分って言っていたけど…絶対に無理でしょ!

不満そうな登山者のイラスト2
だって…風吹山荘からココまですでに30分近く経過しているよ?
リーダーが参考にしたサイトには確かに周回30分って書いてあるけど…。

近づかない風吹岳

実は…私…風吹山荘の前にあった看板に90分と書いてあったのを記憶していました…。見返してみますか?
ほら!

風吹大池の周回時間

リーダーが参考にしたサイト…ダメダメ〜!

更に進むとさらなる分岐点が現れた。
向かって左手に行けば神の田園、右手へ行けば風吹岳、風吹山荘。

神ノ田園への分かれ道

もう…湿原も池塘もたくさん見たから…先を進むか…で神の田園は満場一致で無言スルー。

風吹岳へ向かって歩く

しかし…歩くペースが早い。
でも、早すぎるペースではないので、1人で歩いていると自分のだらけられるペースで歩きすぎているとチョット反省。

風吹大池

更に小敷池の分岐。

…もう池を見るのもいいかな…

不満そうな登山者のイラスト
多分他のメンバーも同じ気持ちで…小敷池を見に行こうという言葉もなく…

風吹大池を周回3

先へ進む!

風吹大池を周回4

こうして4人ガツガツ進んでいると、またもや標識が…

風吹岳への分岐

あら!やっと現れた!風吹岳への分岐点だ!

ちょっと急な登り…風吹岳山頂

風吹岳イラストマップ2

風吹岳分岐点から急な上りが始まった。

風吹岳を登る1

登る人が少ないせいか?道は…ちょっとワイルドよ。

風吹岳を登る2

しかも雨のおかげで滑りやすい!

風吹岳を登る3

リーダーが参考にしたサイトでは分岐点から風吹岳山頂まではコースタイム10分とあったが…
15分ほど経っても着かない。
皆の中に「山頂マダかよ〜」な空気が蔓延し始めた頃…

風吹岳を登る4

あら!なんか小屋が見えてきた!

10時44分風吹岳山頂に到着

風吹岳山頂の東屋

周回を始めて1時間が経過しています。
30分なんて…全然違うじゃん!

風吹岳山頂には東屋がぽつんとあるだけ。
展望は…ない。
悪天候とは関係なく、木々に囲まれていて…周りの風景が見えないのだ。

そして…山頂の証の標識を探したが…ないぞ?

ナイナイナイな〜?

下る登山者のイラスト
と思っていたら…東屋に…

風吹岳山頂の標識

えー!コレでいいの?
山頂よ…。

ここで休憩をとることに。
前日に握ってきたおにぎりやポットに入れてきたお湯で暖を取る。
すると…天候は再び悪くなってきて、雨がジャンジャン降ってきた〜!
東屋があって本当に良かった…。

風吹岳山頂の東屋で休憩

1人だったら、休憩を取らなかった。
やっぱり仲間が居るって、休憩を取るのも楽しい。
皆で持ち寄った食べ物を交換しながら食べるのっていいねえ〜。

ただ…歩いている間は寒さを感じないんですが…休憩時間の間に身体がどんどん冷えていく。

風吹岳から下山

あまり長いをして身体を冷やし切るのはよろしくないので、サッサと食べてサッサと退散!

登りに手こずった道は、下りもハード!
転ばないように…足元に集中して降りる。

風吹大池と風吹岳の分岐点

周遊路分岐へ戻りました。

雨と落ち葉で滑りやすい…風吹山荘から下山

風吹岳イラストマップ3

風吹岳分岐点まで戻ってきたら再び風吹大池の縁沿いを歩く。

風吹大池の周りを歩く1

土と木道が入り交じる道を進むが…ときおり現れる木道がとにかく滑る!
下の写真…右手は

風吹大池の周りを歩く2

うっかり右手に転んだら池ポチャ!になりそうで怖い〜!

風吹大池の周りを歩く3

滑らないように用心して歩く。
流石にココは喋りも控えめでしたね。

そろそろ湿原も終わる

写真を見てもらえればお分かりの通り、相変わらず雨は降り…カメラに付いた水滴を何度も何度も拭いたが…この有様で…見苦しくて申し訳ない。

周回開始位置まで戻ってきた

ああ!小屋の屋根が見えてきた!
これで90分に及ぶ風吹大池の周回も終了!

11時42分風吹大池の周回終了

風吹山荘が見えてきた

さあ!周回は終わった!
下山だ!下山!

今回はピストンなので、登ってきた道と同じ道をそのまま戻る。
だが、ほんの数時間前に通過した道なのに…覚えていないもんですね…。

ピストンで道を戻る

帰り道で

こんなトコロを通ったっけ?

悩む登山者のイラスト
と幾度も問うたが…リーダー、サブリーダー共に

通ったよ

ああ、こんな場所でもキャリアの差が…。

道標

下山時も雨は降り続け、ヌチョヌチョになった土道は足に絡みついて嫌だし…落ち葉も足裏にくっついて歩き辛い…。
私は転ばないように下るだけで精一杯なのに…みんなサッサか下っていく…

下りはさらに早い

そう、ここでも登山のキャリアがハッキリ出ました。
リーダーもサブリーダーは土も落ち葉もなんのそので、サッサか降りる降りる。
登山のキャリアはそれほどでもない初心者・ホトケもスキー場ではコブを滑るので降りるのが苦ではないようだ。

膝痛さえ出なければね

私は…けっこうたいへん!
とにかく転びそう〜!

落ち葉で滑りやすい

あと…今回の4人パーティーの中で…私の歩き方が一番ひどかった。
グチョグチョの道を下ると…泥はねが激しく…4人の中で私のレインウェアだけケツまで泥はねしている。
まさに歩き方の基礎がなっていない証拠だ。
足裏全体を使って足を着いていないので、濡れた木道の上でも何度も転びそうになった…。

ああ…もっと歩き方を考えよう

しんどい顔の登山者のイラスト

ひとりで歩くのは気楽な反面、独りよがりな歩きになっていたことをプチ反省。

行きに手こずった倒木は帰りも乗り越えるのに一苦労。

倒木を越えて行く

先に通過したメンバーがこうやって乗り越えて、
ココらへんに足を着けばいいよ〜!
とアドバイスをくれるのが嬉しい。

風吹大池周囲にも紅葉がなかったので、下山途中にある紅葉した木を撮っておこう!
そう思いカメラを構えると…なぜか立ち止まってこちらを見上げる仲間…
いやいや、早くソコからどいてよ!

紅葉

って言っているのに、なぜか伝わらないので仕方なく紅葉とおじさんを同時に撮影…。

その後もハイペースで下山。

もうすぐ登山口

登り2時間の道のりを1時間チョイで下り…駐車場にもどってきました。

13時10分北野登山口に到着

北野登山口に戻ってきた

リーダーが皆に「おつかれハイタッチ」をしている。
私も…したが…
普段は1人で地味に終えるので、ハイタッチってちょっと小恥ずかしいの…。

いまさらながら、今回登ったエリアは昔は北アルプスの秘境といわれたこの山域になります。
集落に車道ができ、車で標高1300mまで行くことができるようになった今、手軽に登れるようになったんですよね。う〜ん、文明の利器は素晴らしい…。

そうそう…帰りの車でホトケに

で、いつ頃北アルプス登山デビューするの?

笑う登山者のイラスト

って聞いたら…車内から…
風吹岳、風吹大池は北アルプスエリアだから!
の声が…。
は!そうでした!北アルプスエリアでした…!
すっかり里山の気分でいたよ!コレまた失礼!

北アルプスというと、ついつい高い場所・それを堪能できる壮大な山行を計画してしまいがちですが、こうして日帰りでも楽しめるエリアがたくさんあるんですね!
1人だったら思いつきもしない登山に誘ってくれた仲間に感謝!

以上で風吹大池のレポはオシマイです。

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