03百尋ノ滝から分岐点まで
滝を十分に見たので、川苔山方面への登山道へ戻ります。
登り返していると、次々と登山者が百尋ノ滝を目指してやってくる。
人気だね〜百尋ノ滝!
此処から先もずっと登り。
警告の看板も出てきたよ。
5年前に来た時、百尋ノ滝を見た後に道迷いをしたんだよね…どこだったっけ…?
そのポイントを覚えていないため、ここから先はかなり注意深く歩く。
再びこのような看板が!
このコースに、そんな危険な道なんてあったかしら?
この先に広がっている道はこんな感じ。
気が抜けたら、右手の斜面に転がっちゃう人が多いのかしら?
あ!もしかしたら、川苔山山頂→百尋ノ滝方面のコトを指していたのかしら>
百尋ノ滝付近は確かに岩場がチョロチョロってあったので、下りの人はチョット危ない箇所かも。
ここらでは地図を手に持ち、以前道迷いをしたポイントかどこだったかしら?と考えながら歩きます。
道標が出てくるとホッとしますね。
でーもー…こんなわかりやすい登山道のどこで道迷いしたのよ?私???
う〜ん?と歩いていくと…んん?ん?
真っ直ぐに伸びる道と、ココで右手に折り返して下っていく道がある。
そう!この真っ直ぐに伸びる道は違うんですよ!
あ〜!そうかー!ココだよ!ここ!
地図を見て確認すると…うん!ココで間違いない!
あの時は友人と2人でこの道をぐんぐん進んじゃって…。
途中で道が消えたのに…目の前にある斜面を登っちゃってさ〜…。
登山道…ではない道にでちゃって…。
それでもしつこく道なき斜面を登っていったら…いかにも林業の人の手が入っている道に出て…。
友人がスマホで現在地を確認してくれて、多分あっちだよ〜って場所へ向かって歩き…ようやく会えた道標にホット胸をなでおろした思い出がありありと蘇ってきた…。
つまりこんな感じで間違えたんですね〜!
前に間違えたポイントを見つけられると、ホント嬉しい!
ドラクエのレベルが上った曲チャララ チャッ チャッ チャ〜!が脳内に流れ…
とご満悦!
あの頃は間違えたら道を戻る!という登山のルールを無視して突っ走ってしまった…。
ダメダメだったなぁ。
多分、一人じゃないという気の大きさと上に向かって歩けばなんとかなるよ!という考えなしが招いた道迷いでした。
なので今回はシツコイぐらい、地図と目で進行方向を確認して歩きます。
04分岐点から川苔山まで
地図にある、沢を越えた先に登山道は続いていきます。
歩きながら思う…
実際、その時の登山も私達以外にも数名迷い込んでたし…と、当時の私を自己弁護。
その後もひたすら登る。
道標に癒やされ…。
登る!登る!
川苔山って初心者コースみたいに書かれていることも多いけど…そんなに初心者な山とも思えないよね〜と思う…。
歩き続けていると、一本道だった登山道が開ける。
一本の道をひたすらたどれば良かった道がなくなるでしょ?これは…初心者だったらチョット迷うと思うな。
ココらへんを登っていると、セミ?かなんかが奏でる音が聞こえてきました。
ちょっと懐かしさを覚える音だったので、つい動画も撮ってしまったんですが…
今回記事を書いていて、再生してみたところ…私のハァハァという苦しい声まで入っていたので割愛…。
写真もとるの下手だけど、それ以上に動画はもっと下手だった。
だいぶ登ってきた気がするけれど、樹林帯はまだまだ抜けれない。
ここで合っているのよね?と思う気持ちに優しい道標…。
登る先に、空とそろそろ終わりそうな風景が広がっている…
の願いは、そのポイントに到着する度に裏切られる…。
ソレを幾度繰り返したことでしょうか…?
今度こそ、今度こそと思いつつ…見えたその先。
お〜!やっと尾根に出たよ!
と思った途端にめっちゃ日差しがギラギラと照りつけてきた!
さあ、後もうチョットで川苔山山頂だ!と足取りを早めて歩く。
後チョットで飛ばすと大体途中で歩みが止まる…。
でも、ああ…見えてきたよ…。
10時35分川苔山山頂に到着
やっと川苔山山頂に着いた〜!
以外にハードだったよ川苔山。
山頂にはあまり人もおらず、のんびりと休憩できそう!
ザックをベンチに降ろしてホッと一息つくことに…。
このまま下山レポに入ってもいいのですが、せっかくなら過去に川苔山に登った時のエピソードも混ぜたいな〜と思ったので…
次回…「川苔山での道迷い経験を単独周回登山でリベンジ!(中編)」に続きます。