毛無山、十二ヶ岳登山レポも今回でオシマイ。メインである12の岳を歩き終え、「後は下るだけかぁ…ふぅ…」と思っていたのですが、下山道もなかなか楽しいルートでした♪
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前回の記事は…
鎖場の下山
そういえば、十二ヶ岳山頂にあったこの物体… 何に見える?
これはキノコなんだよ。
近くにいたパーティーがそう話していたのをコッソリ聞き、彼らが去った後に近くに行ってみてみる。
間近で見てもキノコに見えない。
…どう見ても食べかけのパンじゃん
キノコって不思議だな。
さて、十二ヶ岳は山頂から下山を開始しよう。
時間は10時40分。
地図で見ると十二ヶ岳から下山口である桑巻尾までは下山で1時間45分で着く予定。
十二ヶ岳山頂から、まずは途中にあった桑巻尾分岐点まで戻ります。
十二ヶ岳から毛分岐点までは近い上に下り道だったのでものすごくあっという間すぎて…分岐点の写真も撮らずに通過してしまった。
なので、ここから先の写真は分岐点後の写真になります。
分岐点から桑留尾方面への下りは、ゆるやか。
緑の木と紫の花のビューティフルな風景と相まって穏やかな気持ちで下っていく。
チョット進んだ先の眼下には西湖の青と花の紫コラボな景色が広がる。
風景のおかげで心は華やぎ
このまま穏やかな気持ちで下山が続けられる
と思っていたら…なんだかロープが設置されている場所が出てきた。
ロープの先を辿っていくと…スラブとまでは言い切れないんですが、岩の下りが待ち受けていた。
とはいえ、ロープが必要なほどではない。
今日のような晴れている日は必要は無いかもしれませんが、雨だったりすると降るのに滑りやすいんですかね?
ここを下った先にあった、ちょっと急な場所にもロープが設置されています。
桑巻尾登山道って、このくらいの斜度でロープを設置しているなんて…
なんだか用心深い登山道だな…
と思って進んでいくと、ハシゴが出てきた。
上から見ると、たいしたことないハシゴに見えるんだけれども、設置場所がなかなかエグい。
ハシゴを足元がちょっと中に浮いている状態でハシゴが設置されているのよ。
こういうハシゴって、どのくらいの期間安定して設置できているんだろ?
その先には「1人づつわたれ」の看板が設置されている道が登場だ。
命令形なので、それなりに厳しい道。
道は細く、谷側が崩れ、トラロープが張ってある。
谷側に落ちたら…落ち続けていくこと間違いなし。
その道の先には富士山と西湖が広がってて、その美しい風景に足が止まる。
さすが富士山を愛でれる山!
そしてまたロープが設置された岩場を下っていく。
ここは結構急だったので、三点支持で降りました。
怖い…よりも楽しい!
桑留尾ルートって思ったよりワイルドな道
そうよね…十二ヶ岳近くの鎖場祭りを思い返せば…そこに繋がる登山道もワイルドで当たり前。
けれでも、鎖場祭りもココで終了。
あとは穏やかな道を下るだけ。
樹林帯を通って桑留尾へ下山
さて、道なりに降っていくと、西湖・桑巻尾方面への標識。
その先にも標識
またもや標識。
毛無山から十二ヶ岳間のピークも多かったが、ソレに負けず劣らず道標も多い山だこと。
登山道途中にあった真っ直ぐな杉がそびえる樹林帯も美しい。
斜面に大してまっすぐ伸びる広葉樹もキレイ。
あまり厳しくない登山道だったので、山の風景の美しさを噛み締めながら下山できました。
とはいえ、登山を開始して4時間。ちょっとだけ足も疲れてきた。
毛無山から十二ヶ岳、そして現場所まで休憩を一切取らずに歩き続けてきたので…そろそろ座りたい気分。
でも〜あとチョットで目的地だし…
こうして、休憩のタイミングを取れないまま疲労を脚に溜めまくってしまうのよ。
道標以外にも赤テープが木に付けられていた。
最後あたりに地べたに設置されていた道端には「通学路」の文字がうっすらと残っていた。
え?通学路?ここが?
いつの時代の通学路かしら?
ハゲているってことは、今はもう使われていない通学路なのかな?
通学路分岐点からすぐの場所から下山場所である桑留尾エリアが見下ろせる様になった。
あら、なんか大掛かりな工事をしているわね。
登山口(下山口)に設置されている道標が見えてきて、そこには「旧楓場通学路」と書いてあった。
今回の記事を書くためにチョット調べてみたら、この付近に住む児童が西湖小学校に通うための通学路として利用された。ですって。
桑巻尾登山口の入口は…とても地味で…
この道標がなかったら、桑留尾登山口を見つけられないだろうな〜
って思うほど。
登山道というよりは、プレハブ脇の道を下って
桑巻尾登山口へ無事下山しました。
私の脚で1時間20分ほどで下山。
この後は近くにある「いずみの湯」まで歩いて、車のダンナと合流し富士五湖観光を楽しみました。
十二ヶ岳は穏やかな登山道を1時間半ほど登れば、12の岳歩きに、岩場・鎖場満載のスリリングな山歩きの両方が楽しめできる、私好みの山でした。
ただ、吊り橋や連続して出てくる鎖場を怖いと思う方は避けられた方がいいのかもしれません。
また、世の十二ヶ岳レポを見ると今回の私のレポと同じ
毛無山→十二ヶ岳→桑巻尾で周回登山をされる方が多いように見受けられました。
やはり一ヶ岳から順番を追って歩きたくなるのでしょうか?
以上でレポを終わります。
お付き合いいただきありがとうございました。