歩いて登る宮島「弥山」登山(終)大聖院ルートで下山

歩いて登る宮島「弥山」登山(終)大聖院ルートで下山タイトル画面

弥山登山レポも今回でオシマイ。登山…というにはチョット物足りない感じの登山道ではありましたが、これは「観光ついでの登山」と、とらえれば…山を気軽に楽しめる登山だったと思います。


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目次

求聞持堂から御山神社へ

求聞持堂から御山神社へのイラストマップ

では、下山を開始します。
求聞持堂から大聖院方面への道の始まりはチョットだけ登山道の雰囲気で嬉しい。

求聞持堂から大聖院方面への道の始まりの写真と登山者のイラスト

ここら辺りには奇石な巨石が点在していた記憶が…。
ごめんなさい、あまり覚えていない。
適当に撮った写真の中には
山頂近くにありながら、潮の満ち引きに合わせて穴の中の水位が変わると言われる 「干満岩」

干満岩の写真と登山者のイラスト

とか
舟の形をした大きな岩の「舟岩」

舟岩の写真と登山者のイラスト

あったんだけど、まあ…山頂近くでたくさんの奇石・巨石を見過ぎたので…
おおおっ!
と思う気持ちもすっかり薄れモード。
そのまま道なりに進んでいくと、あった!

御山神社への道しるべの写真と登山者のイラスト

御山神社への道しるべ。
御山神社は昨年ダンナと来た時も参拝し、その美しさに「今回も行きたい!」って、思ってたのよ。
道しるべに沿って進む道は、まだまだ山道。

御山神社を目指す写真と登山者のイラスト

ロープウェイから獅子岩駅〜弥山で来た人には「ここを進んで良いのかしら?」と躊躇しちゃうかも?
で、道標に従って進んだ先に現れたのが
御山神社(みやまじんじゃ)
弥山の山頂周辺では唯一の神社になります。
そうなのよ…厳島神社で有名な宮島なんだけど、弥山はどちらかと言うと寺院の方が多いと感じられました。
もともとは平安時代の初期に弘法大師(空海)が三鬼堂とい呼ばれるお堂が建立されていたんだけど、平安時代後期に平清盛が厳島神社の社殿を整備した際に、三鬼堂から厳島神社の奥宮へ定められたとか。

御山神社一の鳥居の写真と登山者のイラスト

御祭神は市杵島姫命、 田心姫命、湍津姫命…宗像三女神
ところで…奥の院という文字を登山道で見かける事がありますよね?
三峯神社の奥の院は雲取山への登山道の近くにあるし、御岳神社の奥の院も大山へ行く途中にあった思い出が…。

山奥にひっそり鎮座する奥の院…素敵


山の奥の院…私は訪れてみたくなります。

御山神社の写真と登山者のイラスト

御山神社は厳島海峡を見渡すように建てられています。
緑と青に囲まれた中に「品」の字のように赤い三棟の社殿が並び立つ姿が美しい。

御山神社の拝殿の写真と登山者のイラスト

こちらの社殿…実は1991年の台風の被害によって社殿は全壊したそうで、現在鎮座する社殿は再建物ですって。

このブログを読んでくれている方は山歩きが好きな方が多いかと思われますので、弥山に登られる機会があれば、こちらの御山神社へ是非行ってみてみて〜。

さて、御山神社を後にして下山していこう。

登山道を歩く写真と登山者のイラスト

階段もあるんだけど、見ての通りチョットガタゴト気味なので、転ばないように。

御山神社二の鳥居の写真と登山者のイラスト

道を進んでくと、二の鳥居が立つ場所へ。
その近くには御山神社について書いてある看板も立っています。
ん?あれ?ええと…私

裏参道から参拝し、表参道で出てきました。

……それでイイのか?私の神社参拝…。

御山神社から大聖院ルート方面へ

御山神社から大聖院ルート方面へのイラストマップ

次は大聖院ルート方面を求め、道なりに進む。

大聖院ルート方面の写真と登山者のイラスト

その後、またも出てきた奇石「鯨岩」

鯨岩の写真と登山者のイラスト

その名の通り、形がクジラの頭に似ていることから名付けられたそうなんだけど…さすが私!鯨の形をカメラに納めていない
ブログに載っけるのを前提で写真を撮っているんだから、もうチョット良いアングル考えなさいってねぇ…。
この場所は周囲の視界が開けているので、ひと休みポイントにもなります。
そこからチョット歩くと、何やら建物が見えてきたよ。

仁王門の裏側の写真と登山者のイラスト

仁王門の裏側。
こちらの仁王門も2004年の台風で倒壊し、2012年10月に再建されました。

宮島はけっこう台風の被害にあっているね


コチラの仁王門、昔は14時を過ぎると門を閉じて登山を禁じていたそうです。シビア〜!

仁王門の写真と登山者のイラスト

それにしても、こういう資材はどうやって運んでくるのかしら?
空から運んでくる?登山道から見えない場所に車が通れる道が潜んでいる?

仁王門を抜ければいよいよ大聖院ルートへの分岐点だ。

大聖院ルートへの分岐点の写真と登山者のイラスト

下山進行方向は間違っていない、OK!
ちゃっちゃか下山するぞ!

大聖院ルートで下山

大聖院ルートで下山のイラストマップ

大聖院ルートは階段ルート。
なんてったって2000の石段が道を作り上げていますから。

大聖院ルートは階段ルートの写真と登山者のイラスト

見ての通り、階段が延々と続いていく。

大聖院ルートは階段ルートの写真と登山者のイラスト2

膝痛をもたない下りで利用するからいいけど、上りに使ったらチョット……飽きそう。
こうしてトントントンと下山してくと、なんかデカい岩がある。

大聖院ルートの大きな石の写真と登山者のイラスト

ええと…これはただの岩よね?「〇〇の石」とかじゃないよね?
その後も階段を降りていくと、なんだか開けた場所に出ました。

大聖院ルートは階段ルートの写真と登山者のイラスト3

下り階段の先には上り階段が見える。
一度階段を下って、また階段を登る…階段のコルですな。

大聖院ルートは階段ルートの写真と登山者のイラスト4

その階段のコル、下り方向左手には…

大聖院ルートは階段ルートの写真と登山者のイラスト5

このような壁があったんだけど、何?コレ?

防波堤?の写真と登山者のイラスト

ネットで調べたんだけど……正体はわからず。
人が作ったものは明らかなので、大雨降った時の対応場所なのかしら?
弥山には平成17年の台風でがけ崩れ、土石流、地すべりなどの被害が発生し、その影響によって通れなくなった旧道も大聖院ルート上にありました。

弥山…たいへん

賽の河原から大聖院ルート登山口まで

賽の河原から大聖院ルート登山口までのイラストマップ

ここまで降りてくると、登山道の合間から海が見えるようになってきた。

大聖院ルートから見る海の写真と登山者のイラスト

そして、まだまだ続く階段。

大聖院ルートの階段を下る写真と登山者のイラスト

ほんと〜に、よくも、まあ!これだけ階段を作ったと感心する。

大聖院ルートの階段を下る写真と登山者のイラスト2

反対に階段がなければ、相当ハードな登りになるのかしら?弥山。
途中にあったあずま屋。

里見茶屋跡の写真と登山者のイラスト

あずま屋には里見茶屋跡と書いてあった。
昔はココに茶店があったそうです。
この場所からは

里見茶屋跡から見る大鳥居の写真と登山者のイラスト

厳島神社の大鳥居が覗ける。
その後も階段を下っていき

大聖院ルートの階段を下る写真と登山者のイラスト3

瀧宮神社前に出ました。
この神社の奥に白糸の滝があるんですが…

滝宮神社の写真と登山者のイラスト

なんだか…気力がなくって

スルーしちゃった。

弱気な登山者のイラスト

その後、調べてみたら嚴島八景の一つで高さ約14mの美しい滝と書いてあったので、勿体ないことしちゃったな。

大聖院方面へ下っていく写真と登山者のイラスト

その後もひたすら下る。
途中に鎮座する祠の鈴を鳴らそうかどうか悩んで

大聖院方面へ下っていく写真と登山者のイラスト2

鳴らさずに通り過ぎた。
進行方向左に寺の屋根が見え始めたら

大聖院方面へ下っていく写真と登山者のイラスト3

大聖院ルートもいよいよオシマイ。

大聖院方面へ下っていく写真と登山者のイラスト4

登山口には鳥居があるわ。
奥の院の御山神社に由来する鳥居かしら?
こちらの鳥居をくぐって…

大聖院ルートの鳥居をくぐった写真と登山者のイラスト

弥山登山も無事終了!
弥山山頂から1時間程で下山しちゃいました。
この鳥居の川を挟んだ隣には、弥山で修行した空海が開基した大聖院。

大聖院ルートは弥生山頂まで約3km、登りなら片道約1時間半~2時間で、私が登りに歩いたもみじ谷ルートと時間差も難易度も変わりないルートになるかと思います。

昨年、登山嫌いのダンナと来た時も(帰りのロープウェイの営業時間が終わっていたので)下山には大聖院ルートを歩きました。
登山が心底、本当に大嫌いなダンナでも下山できるルートだったので難易度は低めのコースかと思います。
今回下山レポを書きながらコースを振り返ってみても…

登山番組みたいに下山ルートを省略してもいいぐらい

の、盛り上がりのない下山でしたものね…。

とは、言いつつ…ルート上には奇石や寺院、神社そして、見晴らしと奇石によって不思議な雰囲気の漂う弥山山頂を楽しむコトができたので、弥山は観光登山として楽しむには最適な山だと思います。

以上で弥山登山レポを終わります。
お付き合い頂きありがとうございました。

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