単独テント泊で巡る、上高地から槍ヶ岳そして双六岳へ(5/5)

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03わさび平小屋から新穂高温泉へ

地図わさび平小屋から新穂高温泉
お腹の痛みとサヨナラした今。心穏やかに歩みを進めることができるのだが…いかんせん、今歩いている場所は…林道…。
できることなら小池新道の自然をゆっくり眺めて下山したかった…。
笠ヶ岳への分岐
だらだらと歩いていると…1350mの「笠新道」登山口に到着。
なんと、ここから笠ヶ岳までは約7時間も急登を登るらしい…キツそう…。だけどいつかチャレンジしてみたいかも…。

橋を渡る
どう「お助け」なんだろう?と思ったが、どうやらちょっと涼しい風が出てくるらしい。
さっきまでの私にとっての「お助け」はトイレなんだけど…へへ。
お助け風穴
看板デザインの可愛らしさと、実際のギャップが心にひっかかります…。
登山道の看板
笠ケ岳からの穴毛谷の巨大な砂防ダム群を過ぎれば新穂高温泉に到着します。
新穂高温泉手前の端
この橋を渡ったら…。
新穂高温泉ロープウェイ
わーお!新穂高ロープウェイ乗り場だ!
このブログを書いている2017年7月現在、未だ乗ったことがない…。
そうして、漏らすことなく…無事に新穂高温泉に到着しました!
その安心感で一気に身体はヨレヨレに…重い体を引きずって日帰り温泉施設に向かう。
うおいっこらしょ!とザックを降ろし、ムレムレの登山靴を脱いだら…ようやく…待望の風呂だ!
2泊3日の汚れをゴシゴシと洗い落とし、熱いお湯と冷たい風の吹く露天でしばしたそがれる。

青空を見ながら…ああ、私ってば槍ヶ岳を登っちゃったヨ!
今回の登山を企画した時「私にはまだまだ槍ヶ岳は登れない」と思っていたのに…。
で、槍ヶ岳を登ってみて何か心境の変化はありましたか?と言えば…ん〜何もない。
ハシゴはチョイ怖だったけど…落ち着いて登れば問題なかったし、遠くから見れば鋭くとんがっていた山頂も登ってみれば数人が立てるだけのスペースがあるので怖くないし…槍ヶ岳、一般的コース&晴天下&渋滞なしなら…それほど難易度は高くないかな。
※個人的感想です。

けれども、
槍ヶ岳を登った
という達成感は何かをクリアした感はあるかも。

新穂高温泉のバスターミナル
お風呂でかなりノンビリしたはずなのですが、腹痛のため、急いで下山した為14時半バス出発予定までの時間をかなり持て余すことになりました…。
休憩場にあった「岳」を読んでも、時間はまだまだ…。
かといって、休憩場で眠る気にもなれず…。
ひたすらバスを待ち、待ち…。

腹痛さえなければもっとゆっくり下山したのになーとか
3時間も持て余すなら、もうちょっと寄り道できたんじゃないかしら?
とたられば妄想がとまらない。

暇なのよ…やることないのよ

イラスト首を振る

そして、やっとお迎えに来てくれた毎日アルペン号に乗って新宿へと帰りました。

帰宅後、ダンナに「結局槍ヶ岳登っちゃた」と告白したら…

だと思った…

イラスト会話する夫婦
初日に10時間近く延々と歩いて、山頂に登らない訳がないと思っていたそうだ。
しかし、後日テレビで槍ヶ岳山頂を見てドン引きしていました。

こんな山頂だなんて聞いていないよ!

イラストビックリするダンナ
あの〜…説明したよね?槍ヶ岳…。
私のベースキャンプであるダンナ…今後も信頼していいのかしら?


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