04燕岳山頂へ向かう
燕山荘から燕岳山頂までの道のりは砂地のなだらかな登りの稜線を歩きます。
出発したのは15時から結構遅い時間ですが天気が安定しているせいか?登山者が結構いました。
この記事を書くために5年前にとったこの写真を見返してみて思うのは…
晴天下の燕岳はとても美しかった!
こんな恵まれた日に行けた幸運を何とも思ってなかったの…この頃…なんて勿体無い。
この道も各々のペースで歩くことに…山頂近くの岩はざらざらした花崗岩です。
花崗岩
花崗岩(かこうがん、仏: 英: Granite、独: Granit)とは、火成岩の一種。流紋岩に対応する成分の深成岩である。石材としては御影石(みかげいし)とも呼ばれる。
花崗岩 ー ウィキペディアより
今回、この写真らを整理していて目に入った右上のモノは何でしょう?
私にはドラクエに出てきたこんなヤツに見えるのですが…
たぶん鳥ですよね?
ちょっとした登りが疲労がたまった身体にガツンと来るけれど、燕山荘から近いという友人の言葉を信じて歩きます。
登山道を見極めるのが下手な自分、変な道にぶち当たっては引き返すことをしばしば。
途中ちょっとルートを間違えかけ行き止まりの岩の前でどうしようかと思っていたら、岩の上で休んでいたオジサンにルートはよく見て進もうねとのお言葉を頂きました…。
近いって言う割には歩くよね…標高が高いせいか?疲労のせいか?息が切れやすくて歩くの嫌になってきた
…と思い始めた頃に向かう先に人がたむろっている場所が…
ようやく燕岳山頂に到着しました!
燕岳の山頂は賑わっており、記念撮影をしている人がたくさんいます。
友人らが記念撮影をしている中、私は端っこで待機…標識と撮りたい人が列をなしていたので結構待ったかも。
周囲には山々が広がっています。
5時間+α時間をかけて燕岳山頂に着いても考えていることは…
周りの風景はそっちのけで、ビールのことばかりを考えて皆が帰路につくのを待っていました。
さて、燕岳からの燕山荘へ向けての帰り道、友人から
との問いかけ。
う〜ん…? 燕山荘のすぐ南にイルカ岩と呼ばれる有名な奇石があるって聞いたかも…?
そして小屋近くまで戻ってきた時に友人から「ココだよコレ!」っていわれたその岩…
ほらほら!よく見て!
ほら!イルカなんだってば!
確かにイルカ…でした。
写真で見ればまあまあわかりやすいけれど現場でみると…分かりずらいよね?
絵を描くのが好きだったけれど決して美術センスがない私。美術の先生に媚びて美術は通知表の「4」を貰ったが、決して「5」が貰えないのが私。
そんな私にはイルカ岩を見つけるのは、けっこう厳しかった…。
あまのじゃくな性格ゆえ、もやもやした何かを抱える私ですがその思いは胸に秘めたまま燕山荘へ帰りました。
さて、こうして燕山荘へたどり着いた私たち。これから人気の宿燕山荘で楽しい一夜を過ごすはず…?
続きは燕山荘へ泊まろう(後編)で