楽しい木道歩き鳶山から五色ヶ原山荘
さてさて、ココまでくれば五色ヶ原山荘へ向かってまっしぐら!
鳶山を通過するとスグに現れる整備された木道を下っていきます。
あとはもう100m程下るだけ。
きっつい上りはもうない!
木道から周りのお花を見て…うっとり。
相変わらず誰もいない登山道で、今の自分の状況に酔いしれます。
その後、ちょっとだけ出てきた上りや…
岩場がしんどかったけれど、基本は木道。
地図を確認すると、ここから五色ヶ原山荘までの等高線もすっかりゆるやかになっているので、私もすっかり緩やか歩き。
上りはとにかくユックリ。
木道の上でもユックリ。
とにかくユックリとした時間を味わうことにしました。
予備知識なく見た五色ヶ原の美しさは、今まで頑張って歩いてきた頑張り効果もあって、
えー苗場山や栂海新道でも同じこと言ってただろって?
うん、その時その時が最高なんですよ!登山は。
あんなに憎らしかったガスが五色ヶ原をではすごく幻想的に五色ヶ原を演出してくれ、1人で歩いていると…
と、私を盛り立ててくれていますよ。
けれども木道がなければ、どこを歩いていいのかわからなくなりそう。
遭難事故もあったそうなので、木道から外れることなく歩いていきます。
どこまでも、どこまでも続いていく木道…。
でも、この幻想的な五色ヶ原なので、それすらも何だか魅惑的!
ガスの中、木道に導かれるように足は進んでいく。
ええ、たいぶ疲れていたので、脳もぼや〜っとしていたのもあったと思います。
僅かに残っている雪渓を遠くから見たり…
ひたすら続く木道とその周りの草原のコラボにうっとりしているウチに…
そろそろこの幻想的な五色ヶ原の木道歩きも終わり。
ハイマツ帯の中へ入り再び木道を歩いていたその時、とうとうポツポツと雨が降り始めた。
と、急に現実に引き戻され、急いで五色ヶ原山荘方面へ足をすすめると…建物が見えてきたよ!
ああ!恋い焦がれた五色ヶ原山荘だー!
10時47分五色ヶ原山荘に到着
五色ヶ原山荘に到着しました!
この写真の真ん中のぼかし、雨です。
さあ!急いでテント場の受付をして、テントを張らねば!
…ですが…五色ヶ原のテント場ですご〜〜〜くムカついた事と、すご〜〜〜く楽しかった事がありました。
次回「折立から室堂へ単独テント泊縦走(9)五色ヶ原でテント泊編」に続きます。