03富士山山頂に到着
やっと、やっと、着いたよ~!富士山山頂!!!
顔も目元も口元も汗や涙やヨダレでダラダラドロドロしてますが、マスクで隠れているから連れにはバレない。
山頂は人気の富士宮ルートと同じ場所に出るらしく、にぎわってます。
まずは山頂にある郵便局に行ってKINGと一緒に家族に手紙をだしてみた。
ちなみにこのはがきは、投函してから自宅に届くまでに一週間以上かかった!
KINGは、まだまだ体力に余裕があるのか?
まで走っていっちゃった。
標高3,776m辺りなのになぜ走る…?
私と友人Xは落ち着ける場所を見つけて、座ってただただ、放心…!
しばらくすると携帯がなった。KINGから電話だ。出てみると
俺、剣ヶ峰のてっぺん見えるけどわかる~?
疲れて切っている時、ハイテンションな友人ってちょっと面倒くさくなりません…?まさにそんな気分でした(^_^;)
日本最高峰でなぜにそんなにハイテンション?これが富士山山頂マジック?
そして、富士山山頂の郵便局の脇の場所から15分ほどしかたってない気がするんだけど…そんな短時間で剣ヶ峰山頂にたどり着くって…彼の計り知れない体力に感心する。

1時間弱、昼食をとりながら休憩。
さあ!ダラダラしていても仕方ない、早く下山して、地元に帰ってビールを飲もうぜ!
のKINGの言葉にケツを上げ、今まで登ってきた御殿場ルートへ向かって下山を開始する。
04下山を開始する
日没までには下山しなければならないので、下山を開始する。
さっきまでヒイコラして登ってきた9合目をそそくさ降りる。わぁ!下りってなんて楽なんだろう!
富士山はご来光目的の登山者がいるので、午後になっても山に人が途切れることはない。
登りで3時間半近くもかかっていた道のりを1時間弱で降りてきた先は日の出館。
ここで、いよいよ登りに使った登山道と並列する下山道の大砂走りを通って下山します。
大砂走りはフカフカの砂路を小走りで降りれると聞いていたので、今回の登山で楽しみにしていた場所。
いざ、歩き出すとフカフカしていて膝へのダメージも少なく、楽しく走って降りれます。

その楽しい下りに降りる早さも倍増。
大砂走りは富士登山の中でも御殿場ルートでしか通れないんだって。ホント?
最初の内は砂礫も浅めでやや大きな岩も混じっていてつっかえることもあったけど、
大砂走りに入ると、岩も無くなり一面の深い砂礫。
もう、歩みが止まらない!
中年3人、ひたすら駆け下りる。
3人で脇目もふらずフカフカの大地を駆け抜けて行く…。ああ、青春みたい。
また、大砂走りから望む風景は異次元。
火星人とか出てきそう。
大砂走りに入ってからはずっと小走りのペースで降りたので下山タイムは早い早い。山頂からおそらく2時間台で下山し終えたと思います。
最後はだんだん平らになり、砂礫も浅くなってきたのでペースダウン。
気がつけば足の爪も痛い気がする…。
帰宅後ちゃんと見てみれば親指の爪がダメになってました。
午後3時過ぎぐらいに登山道入口近くにある大石茶屋についたのでカキ氷を食べて休憩。
冷たく甘いモノを摂取し、一息ついたので鼻をかんでみたら…真っ黒!
この大砂走りを歩く時はマスクをつけておいてもいいかもしれませんね。
その後大石茶屋からちょっと下り、無事下山しました。
駐車場から富士山を見返すと、あんなでかい山を今日一日かけて登って、そして降りてきたんだねえ~とちょっとだけ感慨深い。
このすんご~~~~~~~~~~~い長い道のりは1人じゃ登りきれなかったよ。
仲間がいるって素晴らしい!
ああ、もう富士山はとことん満喫した…今度で富士山登山は最後だ!…と思いつつも2016年の夏に吉田ルートで8合目までの散歩はしてきました…。
以上で御殿場ルートレポは終わります。
時間とか写真のデータが手元になかった為、伝わりにくいレポで申し訳ございません。
そういえば、御殿場ルートを登ることを当時のブチョーに雑談ついでに話したところ「落雷と強風には気をつけてね」と言われました。
ああ、あれだけ山小屋がなければイザという時に逃げ場がないですよね…。
なので登られる方、天気に関する情報収集だけはしっかりと!