単独テント泊で巡る、上高地から槍ヶ岳そして双六岳へ(5/5)

タイトル双六小屋から双六岳

2泊3日の上高地から槍ヶ岳、そして双六岳を巡る山行も今日でお終い。最終日の今日は双六小屋から新穂高温泉へ下るだけのお気楽な下山…だったはずったんですが…。

ブログランキングにも参加しています。左が人気ブログランキング、右がにほんブログ村です。押していただけるととても嬉しいです。
  にほんブログ村 アウトドアブログへ

01双六小屋から鏡平山荘まで下る

地図双六から鏡平山荘まで

双六小屋テント場から見て池の左手の道に進み、鏡平方面へ向けて下山を開始することに。
早い時間の出発なのでまだまだ周りは薄暗く、ヘッドライトの灯りを頼りに進みます。
イラストヘッドライトをつけて歩く
先に出発された方がのヘッドライトの灯りは遠くからもハッキリわかるので、単独の私にとってはとても心強い
薄暗い道なので、躓いて転ばないよう、慎重に歩く。

周囲はどんどん明るくなり、歩き出して15分ぐらいでヘッドライトは必要がなくなった。
ふと槍、穂高方面を見ると太陽がこんにちわーと稜線から顔を出していました。
稜線から日の出を拝む
ここは花見平と言われている場所らしい…。
お花畑の脇を通る
ほんの僅かにのこった雪の間を歩き…弓折乗越に到着しました。
雪渓を横断
ここは笠ヶ岳と鏡平小屋経由で新穂高温泉へ下山する分岐点。
弓折乗越の看板
ちなみに私が通過した数日後にココで熊が出たとか…。ひー。
そしてテクテク下り続け…下り続け…そう、下山ってあまり書くことないんですよね…(-_-;)

5時45分鏡平小屋に到着

鏡平山荘
こちらの鏡平小屋にある沼は逆さ槍を撮影するのに絶好のポイントで有名だそうです。

こちらでお手洗いをお借りする。
なんだか…もうちょっとゆっくり借りたい気分だったけれど、人が多くて落ち着いてが厳しそうだったのでスグに出た。

鏡平山荘の上を通るヘリコプター

こちらのかき氷が有名だそうだが、朝の食事や出発でそれどころではない雰囲気だったので、食べませんでした。
トイレの並びでかなり待ったので、こちらに30分ほど滞在しました。

01鏡平山荘からわさび平小屋まで

地図鏡平山荘からわさび平小屋

鏡平山荘を出発しひたすら下ります。
この小池新道はメジャーコースだけあって、よく整備されています。
…あれ?鏡平を出てからなんだか…お腹が痛くなってきた。

あれ?どうしよう…?鏡平山荘に戻ろうかな…?

イラスト不安そう
ちょっと立ち止まって考えている間に腹痛は去っていったようだ。
雪渓を見ながら下る
次のポイントのイタドリヶ原を目指して小池新道をひたすら下ります。
鏡平山荘を出て、30分…再びお腹が痛くなってきた…!
今更登り返すなんて…正直嫌!
お腹をだましだまし下っていく…。
新穂高温泉方面へ下る
なんとかイタドリヶ原に着いた頃には、お腹の痛みは最高潮!
下りそうな痛み、腸を突き刺すような痛み…!
すっごいトイレへ行きたい!
イタドリヶ原の看板
鏡平山荘を出てすでに1時間近く下ってきたので、今更登るのはイヤだ〜!
えっと…次のトイレは…わさび平小屋…。

滅茶苦茶遠い!

イラスト痛そう
しばし止まっている間に、腹痛は治まったようなので再び歩き始める。
道は段々と大きい岩だらけの岩場へ…。
岩場へ来た時に再びビッグウェーブがやってきた!
岩場じゃ…木陰に隠れて…なんてゼッタイ無理!
岩場を下る
頑張って!頑張って!私の腸!
とりあえずここらの岩場を乗り切ったら…木陰と相談しよう!
腸が耐え切れなくなったら…この3日間ですっかり臭くなった私がこれ以上臭くなる…絶対に嫌!

いくら私でも漏らすことだけはダメ!

イラスト痛い
山でイライラするともったいないっていわれるけど、山でトイレのことばかり考えているのもかなりもったいないですね。
脂汗をかきながら下る…。もう、ひとりでなかったら…誰かに見張ってもらってココで…ぐらいの腹痛。

そ〜っとそ〜っと…優しく歩いて身体への刺激を控えてみる…

腸よ…私とアナタは一心同体でしょう?なぜそんなに暴れるの?

イラストそっと歩く
が、一度起こった腹痛はそんな簡単に収まってはくれず…痛みはクラッシク音楽のように、時にはピアニッシモ…そして突然フォルテシモで襲ってくる。

岩場と雪渓を振り返る
そんなときに限って団体さんが道を塞ぐ…!

お願いだから通して!!!

イラスト大泣きする
なんとか通してもらい、追い抜く時にオバサンの1人が

はいはい超特急〜しんかんせーん

イラスト大爆笑のオバサン

ですって!
ドッ!って笑っているオバハンども!

スゴイムカつく!バカバカバカー!

イラスト泣きながら走る

心の中でものすごい悪態をつきながら下ります。

沢を渡る
幾度、最後の砦を越えようかと悩んだか…ここは沢近く。汚してはならない!

もう…マジ…ヤバイ

イラスト痛みを堪える
なんとか秩父沢を通過!
秩父沢という沢
私も爽やかに沢で休憩したいけど…無理!と先を急ぐ…
沢を渡る2
この先は林の中を通る箇所もあるため、木々の間が私を誘惑するが…ダメダメ!頑張れ私!
沢を見る
こんな腹痛で転倒などしたら、目も当てられないことになるのはわかっている…この日の下山の岩場へ対する集中力はなかなかのものだったと思う。
平坦な道に出た
岩場の道も終わり、なんとか林道までたどり着いた。
意外とね、林道のほうが気を使うコトがなくなって…お腹の痛みとの戦いが激しい。
小池新道への看板
あとはこの平坦な道を「わさび平小屋」を目指して進むだけ。
小池新道入口の道標
ザックの重みが応えますが、トイレの為に小走りで進む。

ワッショイワッショイ♪ワッショイワッショイ♪そ〜れそれそれ〜オマツリだー!

イラスト焦る
と、腸がはしゃいでいます…。
林道を焦って歩く
ようやく、ようやく…!念願のトイわさび平小屋に到着しました。

8時24分わさび平小屋に到着

ザックをかなぐり捨てて、100円を投函したらトイレへゴー!
わさび平小屋についた
ふふ…ふふふ…

数時間ぶりにおとずれた心の平穏…。
木々がやさしくざわめいている。
ふふ。
無事に腹痛の原因とサヨウナラができました。

ありがとう!わさび平小屋!

イラスト満ち足りた笑顔
思えば鏡平山荘から2時間30分ぐらいで下山しちゃった…。
穏やかな心で新穂高温泉へ進みます。