雲ノ平・水晶岳を目指して単独テント泊で縦走(6)双六小屋〜新穂高温泉編

タイトル双六から新穂高

さて、長々と続いた3泊4日のテント泊縦走もこれでお終いになります。後は知った道を下るだけの4日目ですが…記憶以上の道の長さにマイッタ…。

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01双六小屋から鏡平山荘まで

地図双六小屋から鏡平山荘

準備も整い、テント撤収後の跡地を忘れ物・落とし物がないか指差しで確認し終えたら、新穂高温泉までの下山が始まります。

05時30分双六小屋テント場を出発

新穂高温泉に向かって下山開始

この双六小屋から新穂高温泉までは約10キロ…平地で走っても65分はかかる距離…。

まずは弓折乗越が第一の目標地。

離れて見える双六小屋のテント場

歩きだしてすぐ振り返れば、もう双六小屋があんな遠くに…。
のろりのろりと歩いていても進むんだな。

さて、弓折乗越までは上り道が多め。

双六小屋から弓折乗越への上り

ゆるい上りなんですが、寝起きと疲労が相まってしんどいです。

槍ヶ岳が左手に見える

ああ、4年ほど前に通った道だ〜と思いながら歩く。
ひとりで歩くと道とか思い出をけっこう覚えているもんですね。

双六小屋から弓折乗越への上り2

あの道も、この道も…何となく覚えています。

双六小屋から弓折乗越間にある雪渓

こんな大したことない登りがシンドイなんて…ショックだわ。

鏡平山荘までの距離を示す看板

鏡平山荘まで2.5km…まあ、たいしたことのない距離に感じますが、山の中の2.5kmって結構ありますよね。

クロユリベンチの看板

このベンチも懐かしい〜。
クロユリも…実は知らない。山で見かける黄色いユリかしら?

クロユリベンチ

ベンチを過ぎるとまた上り。

双六小屋から弓折乗越への上り3

ああ、ココを楽しんで歩けるだけの体力が欲しいな…いや、数年前はあったハズなのに…トホホ…年をとるって残酷だな〜と思いながら歩く。

双六小屋から弓折乗越への上り4

一度通った道は記憶を辿りながら歩けるので心強いです。
そして次に現れるのは雪渓横断。ちゃんとわかってましたよ、そろそろ雪渓がくるって。

花見平に到着

雪渓には横断する目印として、テープを巻き付けた石が道に沿って置かれています。もちろんアイゼン無しで歩ける雪渓です。
渡り終えた先の花見平も覚えていました。

少し長めの雪渓

こちらの上りを上りきれば…後は下るだけ…頑張れ自分!

弓折乗越までの最後の上り

そして、やっと着きました!弓折乗越に!

06時34分弓折乗越に到着

弓折乗越に到着

予報によると、今日の昼過ぎから天気が崩れるそうですが…その前に現れるキレイな雲!

きれいな空と槍ヶ岳

コチラは笠ヶ岳との分岐になります。
新穂高温泉へ向かうので鏡平山荘方面へ進む。
そして…双六小屋を出て以来、ひとりになる度に鳴らしていた熊よけ鈴を更に握りしめる。
人もチラホラと居るし、クマは出ないでしょ〜?な雰囲気なのですが、数年前にこのルートを通って下山した数日後にこの弓折辺りでクマが出て怪我をした人がいたという記事を読んだ記憶が…。

熊鈴は一人になると手から放してチリンチリン。
誰か人が見えた時には手で握れば音がしなくなるので、ひとりハンドベル状態で下山していきます。

鏡平山荘へのルートを下る

こういう細かい道標は登りの人にとっては心強いですよね?

弓折中段

だって新穂高温泉から双六小屋までの小池新道って長いもの…私が新穂高温泉から登山を開始して、ここらまで登って到達する頃には疲労度MAXなはず、そんな時の道標はあともうチョット…と思うか?え〜まだ中段!?と思うか?

木道が現れると鏡平山荘も近い

どんどん下って、下って…木道が見えてきたら…鏡平山荘に到着です。

07時05分鏡平山荘に到着

鏡平山荘が見えた

02鏡平山荘から小池新道登山口まで

地図鏡平山荘から小池新道登山口

前回より到着時間が遅いので、鏡平山荘はすっかり落ち着いた雰囲気。
名物のかき氷を食べている人も多いです。

鏡平山荘の前

そういえば、前回見逃した鏡池に映る逆さ槍ヶ岳が見えるのはどこかしら?とウロチョロ。
木道を辿って行った先に大きめの池があったので、きっとココだとカメラを取り出して逆さ槍ヶ岳を撮ろうと思うのですが…なかなか映らない。
背伸びしたり、手だけ上に上げて撮ってみるが、どれもいまいち。

鏡平池に映る逆さ槍

もういいや

高山植物をとる姿のイラスト

どうせ頑張って撮ったってダンナも見ないだろうと思い、早々に鏡平山荘を後にした。

鏡平山荘を出発

鏡平山荘を出れば、前に腹痛で駆け下りた岩場の道がやってくる。
今日はお腹も痛くないからゆっくり行こう。

小池新道を下る1

てかゆっくりとしか降りられない。
今シーズン2回目の高山、北アルプス、身体は岩のゴツゴツ道の降り方のタイミングをすっかり忘れきっています。

そして「熊の踊り場」に到着…。
名前のおかげで陽気な場所に見えますが…クマがいたら怖いんですが。

熊の踊り場

どんどん下る。
今日はお腹が痛くないから…だんだん飽きてきた…。集中力が散漫なので岩道の降り方も下手くそだ。

小池新道を下る2

脚もだいぶだるくなってきたな〜と思った頃にシシドウが原に到着。
コチラには雪渓が望めるベンチがあって、休憩には良いポイント。
ただ…そんな場所には必ず休憩されている方がいるので、なんとなくお邪魔するのもなんなのなので写真だけ撮ってそのまま素通り。

シシドウヶ原に到着

こうやって見ると、山の頂は全く見えなくなっていてかなり降りてきたんですが…。
小池新道はまだまだ先は長いよ!

けっこう降りてきた

どんどん下って、イタドリヶ原に到着。

イタドリヶ原に到着

ココで幾度も抜いてもらっては、その先で休憩されているので私が抜いてしまって…のペアにまた追いつかれる。
幾度も繰り返していい加減気まずいので、携帯の電波が通じないかな〜?と立ち休憩しながらスマホの電源を入れてみたら…

電波が入った!

笑顔のイラスト

昨日の水晶岳以来の電波獲得!急いでダンナに電話をする。
実は帰りの交通手段を確保していなかったので、家でゴロゴロしているダンナに帰る方法を調べてほしかったの!
4日ぶりに聞くダンナの声は…懐かしくもなんとも無く、お願い事だけ伝え…先に進む。
ちなみにこの後、小池新道登山口とわさび平小屋でも電源を入れましたが、電波は立ちませんでした。

小池新道の岩場1

どんどん岩が大きくなってきた。

小池新道の大きい岩

お腹が痛かった時はこの岩場をピョンピョンと軽快に進んだが、何のトラブルもない…だらけきった今の私の足取りは重い。
あの時の私は颯爽と駆け抜けられたのにね…スゴイな腹痛とトイレへ行きたい為への集中力。

秩父沢を通過

かなり脚がだる〜い!と思いながら下っていると、登ってくる人たちと幾度もすれ違う…。
これから先に待ち受ける上り道の長さを考えると頑張ってとしか思えない。

小池新道の橋

ひんやりした空気が気持ちよく。沢沿いで休憩している人も多い。
あ、さっきのペアがまた休憩している…。

小池新道の土の道

もういい加減下るのが嫌になった頃に…土の道っぽくなってきた?足の裏の柔らかさが嬉しい…。
ここらで疲れた雰囲気の老夫婦を抜かさせてもらう。

いや〜!長いですね!下り!

頭を掻いているイラスト
って言ってみたが…反応があまりなかった…。雲ノ平や三俣山荘の頃はすれ違うだけの人とでも心が共有できたのに…あ!だいぶ下山した=都会のドライな付き合いに戻ってきたってことかしら?

そしてドンドン下るとまたもや岩場!

もういいよ…岩場…。

小池新道の岩場2

ここらでもまだまだ上りの人がいる…もううんざりするほどの岩場を下ってきた私には、これからあれらの岩場を登っていく彼らの今後が気になる。
最後の双六小屋までヒョイヒョイ登るのかな〜?鏡平山荘までかな〜?

09時10分小池新道登山口に到着

小池新道の最後の道
そうして…やっと小池新道登山口までたどり着きましたよ!長かった〜!!!