雲ノ平・水晶岳を目指して単独テント泊で縦走(5)双六小屋

タイトル双六小屋

水も食事も豊富な居心地の良い双六小屋で過ごした思い出です。

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目次

01双六小屋を満喫する

双六小屋の受付で、幕営の申し込みをする。こちらの代金も1,000円。薬師峠キャンプ場も雲の平キャンプ場も止まらなかったけれど三俣山荘も全部1,000円だった。
北アルプスのテント場は均一1000円になったのかしら?

受付を済ませて小屋を出ると、双六小屋のテーブルでビールを飲んでいる人たちを見て、ああ今スグに飲みたい…と心がよろめくが…ビールはテントを張って、荷物を解いて、タイツなどを脱いで、全てを終わらせてからだ。

キャンプ場はさほど混んでなく、張れる場所はたくさんある。
昔、双六小屋のキャンプ場敷地の真ん中に張った時の失敗「単独テント泊で巡る、上高地から槍ヶ岳そして双六岳へ(4/5)」を思い出し、端っこ地区に張ってみる。
ちなみに隣も隣もカップル!普段はカップルに挟まれると寂しくなるが、女ひとりのテント泊の時は反対に心強い。

テントの中に入り込んだら、約12時間履き続けていたタイツと登山靴を脱ぐ。

あああ〜〜〜〜!!!!緩む〜〜〜!

緩みきったイラスト

最後の締め付けから解放されて、身も心も軽くなったら早速ビール!
双六小屋の前にあるテーブルに座って注文したビールを向かい合う。

この登山、初めての生ビール!

昨日は飲まなかったビール!

あーなんて美味しいんだ!

あっという間に飲み干しそうだが、まぁそれなりのお値段がするので半分飲んだら後はちびちびと飲むことに。

双六小屋のビール

すると…一日目の薬師峠キャンプ場であった山ガールちゃんと再会!
山ガールのイラスト

きゃ〜!
山で顔を知った人と会うなんて初めての経験。
こんな黄色い声を出したのは何年ぶりだ?

またお会いできましたね!

笑顔のイラスト

彼女も単独だったので、薬師峠キャンプ場出てから雲ノ平キャンプ場、水晶岳の道のりを地図を見ながら今までの思い出を一緒に共有しました。
この3日間に経験してきたピチピチの思い出を同じ状況下のだった人と語り合える幸せ…!

気がつけば時間は17時過ぎすっかり涼しくもなり、ガスでもきたので解散。
もちろんお互いの名前は聞かない…。

双六小屋から見た風景

別れた後は晩御飯はどうしようかな?
自炊もいいけど今日はよく頑張ったんだから…晩御飯はちゃんとしたものを食べよう。
そう決めて双六小屋の食堂でカレーを注文。
こちらの食堂は19時まで外食を提供してくれるということで本当にありがたい。

三俣山荘で食べたオムライス以来のご飯だ。

双六小屋のカレー

山を歩き、激しい空腹。そして山の上でこんな美味しそうなご飯を目の前にすると

いただきます!

頂きますのイラスト

の言葉が自然に出てくる。
普段カレールーばっかり食べている私は、いつもの癖でご飯とルーの配分を間違えてご飯があまりそうになったけど…白米のみになってもちゃんと最後まで食べましたよ

02双六小屋キャンプ場

ご飯を食べ終わった頃には、涼しくなったので水汲みとトイレを済ませてテントに戻る。
双六小屋も水が豊富なのが本当に助かります。
今日1日、汗でびっしょりに濡れた服は日が落ち始めているため、全然乾かない…。触ってみればジットリ。
そして…う〜ん…なんだか全体的にテント内がクサイ気がする。原因は明らかに私と私の着てきた服!

まぁ仕方がない…どうせあと1日だ

シュラフで気持が凹むイラスト

帰り用の着替え服にこの匂いが伝染らないことを願いながら、て今日も18時半にはシュラフの中に…。
こんな早い時間なので周りのテントが結構騒がしかったのだが、疲労のためかすぐに眠れました。

夜中にふと目が覚めると雨の音…雨!?
様子を伺うとシトシトとふっているようだ…明日は雨の中歩くの嫌だなぁ

でもまぁ…明日は最終日だから、まあいいか〜

シュラフで眠るイラスト

と開き直ってまた眠る。
明日でこの山行が終わるかと思うと、ま、いっかで全部済ませている気がします。
その気の抜けようが、下山時に事故などを引き起こしやすいんでしょうね…。

4日目の朝は目覚まし時計をセットしないで眠る。自然に目覚めた時間は4時半…今日も10時間近く眠ってしまったのか。この3泊4日、どの日もよく寝ている。

双六小屋のテント場の朝

テントから出てみると雨はすっかり止んでいて
どうやら雨に降られての下山と言う事はなさそうだ。よかった!

そしてトイレに行ったり、水を汲んだり、双六小屋で天気予報を見させてもらったり、テントに着いた結露を吹き取ったり…昨日までの空いた気持ちが嘘のようにゆっくりと下山準備をする。
…実は4日間履き続けたタイツを履くのがすっごく嫌で嫌で…昨日脱いだサポートタイツはテント内でカラッと乾くことはなく、ジメッとしていて…臭い

恐る恐る足を通していく
キツい、そして履いていると…なんとなく痒くなってそしてパンツまでしっとりしそうな程湿っていて不愉快指数100%!
これが…4日間、風呂に入らず着替えを持たずに山を歩いた結果か…。

でも履くしかないのー!

タイツを履くイラスト

いや〜きつかった。
履いた後、キツイさとジメッと感と精神的気持ち悪さが身に馴染むまでじっと我慢。
…5分ほど我慢していたら、慣れました。

その後はテントを撤収し、荷造り完了!

テントを張った場所

と、思ったけれど。
過去のトラウマが頭をよぎり…もう一度トイレへ。
もう、腹痛との戦いで小池新道を下るのは嫌なんです。

全ての準備を終え、忘れ物チェックをしたらいよいよ下山開始!

…すみません。今回はここまでで…今回でレポを終わらせたかったのですが、時間がなく…。
ということで、次回こそ最終回の「雲ノ平・水晶岳を目指して単独テント泊で縦走(6)双六小屋〜新穂高温泉編」に続きます。


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