雲ノ平・水晶岳を目指して単独テント泊で縦走(4)鷺羽岳〜双六小屋編

タイトル雲ノ平・水晶岳ワリモ分岐〜ワリモ岳〜鷲羽岳〜三俣山荘〜双六小屋編

念願の水晶岳を登り終えて何だか今日の一大イベントが終わった気になった私…しかし、今日の山行はまだ中盤です。いいえ、ここからが長丁場!テントを張る地を求めて延々と歩く後半部分が始まります。

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01鷲羽岳へ向かってひたすら登る

地図ワリモ岳から鷺羽岳
再び背負ったテント泊装備のザックの重みに心まで重たくなっていますが、鷲羽岳に向かって歩き出すことに。
ふと岩苔乗越の方を見ると、朝居た雲ノ平は近辺が遠い…。

雲ノ平が遠くなった

ここから鷲羽岳へは、見ての通りの登り。

ワリモ岳に向かって登り始める

はじめの1歩を歩き出す前から足が重たい。でも大丈夫!私だって伊達に経験を積んでいませんよ…足をゆっくりゆっくりそして小さすぎる歩幅で歩き始める。
よく聞く牛歩歩きってやつですね。

山本★郎議員です…

牛歩モノマネイラスト
この人…案外顔に特徴がなくって…むずかしい。

ワリモ岳山頂を目指す

先に歩く女性3人組はどんどん遠くなっていくし、後から来たシニアのおじさまにも抜かれる…

ワリモ岳登る

でもそれがなんだってんだいいじゃないか!
今年の私はゆっくり進むよ。

鷲羽岳に向かうが足が進まない

ワリモ岳山頂付近は岩。
岩をエッチオッチラ乗り越えた先には
鷲羽岳山頂へ通じる登り道がドカンと広がっている!

目の前に広がる鷲羽岳山頂

ここまで登るのにしんどかったのに…この先にある登りがあまりにもでかすぎて…さらに辛うで…ちょっと心が萎える。

ドラクエ3で言えば大魔王を倒した後に更に敵が居た時の気持ち

疲れきった顔のイラスト

やっぱ楽ちんルートをとればよかったかなぁ…と、ちょっと弱気になる。でもここまで来たんだから進むんだ

ワリモ岳から鷲羽岳間の鞍部は、ほんのちょびっとだけ降る、ほんのちょびっとで、よかった!
がっつり降った後にがっつり登ることになる風景が目の前に広がっていると、ほんと精神的ダメージが強いんだよね…。
鷺羽岳を、さっきよりもさらに小さい歩幅…まるで足踏みをしているような足の動きで地味に登ることに。

だってこれ以上の体の動きができないんだもん!

岩場急登を登るイラスト2
でもね…これ以外に進むんですよ。

なかなか着かない鷲羽岳

足元を見れば高山植物がちらほら咲いている
白だの黄色だと紫だの…花に目覚めていない私には、よくわからないんだけど…登りに疲れた思考が花のおかげで気分転換できます。
また、上りは確かに辛いんだけど、水晶岳の時と違って、あまり危険が無い道なので無心になってただただ、登る!

そして…亀の歩みでも…なんとか…鷲羽岳山頂に着いた!

11時20分鷲羽岳山頂に到着

鷲羽岳山頂の標識

鷲羽岳山頂ではオジさま、オバさま達がキャッ!キャッ!キャッー!ってしている…ああ、なんて元気なんだろう…シニア世代。

鷲羽岳山頂に着いた

実はこの時すごくお腹が空いていたのですが…ここは何だか落ち着かないし…今日の昼ごはんは三俣山荘でちゃんとした食事を取ろうと思っていたので、食べずにそのまま三俣山荘に向けて降ることにした。

02近づかない三俣山荘

地図鷺羽岳から三俣山荘
下り始めてすぐ左手に池なのか?沼なのか??水たまりなのか???よくわからない水の塊がある、後々みると地図にも書いてあるので池?

鷲羽岳山頂直下にある水たまり

下り道からは常に三俣山荘の赤い屋根が見える。

鷲羽岳から下りはガレ場

鷲羽岳から三俣山荘への下りは急な坂をジグザグに降りる、足元はガレ場。よって大変歩きづらい…。
すでに足は疲労がかかっていてガクガク…転ばないように気をつけながら下る。

辛い鷲羽岳からの下り

下っても、下っても…なかなか近くかない三俣山荘が憎い。
ほんと焦らしプレイだ。

そしてこの頃から日差しがあたる皮膚がチリチリと痛くなってきた。
ああそうだ、初日の折立から昨日まで曇りが多かったこともあり、油断していてフェイスマスクなど一切していなかった。
ここで持っていたタオルを顔に巻いたが時既に遅し…現在私の顔へ真っ黒。

焼けてるよ〜

松崎しげるのモノマネイラスト
手腕は長袖で隠していた部分、腕時計をはめていた部分、ストックの紐を持っていた部分、その他の部分で4段階に分けて日焼けしています。
ほんとUV対策は気を抜くとだめですね…。

暑さと疲労で、下りなのに水も結構飲んだ。
そして本当にお腹がすいた、よく考えると私の登山てお腹空いてることが多い。ダメだな。

その後も延々と下るのだが、見えているのに全く近づかない三俣山荘にイライラするし、昨日まであんなに恋焦がれていた太陽が暑くて憎いです。

三俣山荘につながる分岐点

下って下って、そして鷲羽岳を下りきっただが…下りきった先からもしばらく歩く。

暑いしお腹がすいた

もうこんな平坦な道が心底辛い位に疲れているし…本当にお腹が減って減って仕方がない、足取りどころか全体的にフラフラしている。

1人なのに腹の虫がグーグーうるさいわ。

イラスト痛そう

とにかくお腹がすいた

三俣山荘が近くに見えて来ても、ハイマツ道を回り込んでから行くので…こんなに近いのに触れられない、そんな焦燥感に取り憑かれて距離がやたら長く感じ…

なかなかつかない三俣山荘

ああ、もう私ダメ…なにか食べたい…そんなギリギリのラインでやっと三俣山荘に着いた!

12時25分三俣山荘に到着

三俣山荘に着いた

03三俣山荘で体力回復

テント泊装備のザックを降ろしたら、まずは水場の水をゴクゴク飲む。
まずは水で腹を埋めるんだ!
そして向かったその先は…三俣山荘がランチを提供している食堂!

食堂で何を食べようかなとメニューを見る

やっぱりカレー?
と思ったのだが…そうだ!私としたことがここ数日、私の主食のを食べてないじゃないか!

ここはやはりオムライスでしょう!

喜んでいる顔のイラスト

と言うことでオムライス1,300円を注文。

メニューが出来上がる間、壁に貼ってあった黒部の山賊の記事を読む…昔の人たちって超人的ですよね。
今日私通ってきた道を、私が背負ってきた何倍もの重さを担いてスタスタ歩いたんだろうな〜と思いを馳せる。

ああ、家に黒部の山賊があるから帰ったら読もう。

キラキラしている顔のイラスト
と本棚の飾りになっている本を思い出す。

オムライスが出来たのでカウンターまで取けとりに行って、オムライスを目の前に置く。
Mと書いてある気がしますが、三俣山荘のMかしら。

三俣山荘のオムライス

ああ、水曜日の夜に家を出て以来の食卓についてのご飯は久しぶり!
椅子に座って手を合わせ「いただきます」と言って食べる。いや、自然に口からその言葉でちゃうんです。めっちゃ食べ物に感謝していました。

オムライス口に入れると…よくある味なのだが…美味しい。
うわっ!涙が出てきた!
いやあ〜ホントお腹が空いている時に食べると涙って出てくるんですね…。

一口一口じっくりいただく。食べるたびに、なんだか涙が出そうになる。

ご飯って本当にありがたい!

泣いている顔のイラスト
涙をこらえながらオムライスを食べている…変わった人になっていた私。

米の一粒も残さないで食べる。
じわじわ、じわじわ
米の神様のパワーが体内を巡っている。
そういえば、子どもの頃に読んだ身体の仕組みでバテた男の子がキャラメルを食べると、そのキャラメルが分解され体内に巡るマンガがあった。
もうね、そんな感じ!

食べ初めて、20分も経った頃には元気が湧いてきた。

これは双六小屋までいける!行こう!

笑顔のイラスト
食後の水を飲みながら地図を再確認。三俣蓮華岳経由で行くか…巻道経由でいくかどうしよう?
もう時間は午後になるし…時間的・体力的に無理をしない「巻道」で行くことにしました。

あと余談なんですが、バテすぎるとご飯が食べられなくなると聞きますが、私はどんなに疲れても、食事の期間が空きすぎても、なんだかご飯が食べられないと言う事は未だかってないんです。
これも生まれ持って身に付いたワイルドな体質のおかげでしょうか?
がっしりした身体にイライラする事も多けど、こんな時だけ親に感謝。

三俣山荘の水場

食事を終えて、食堂を出たら水を補給しトイレもお借りする。
三俣山荘の水はタダで汲ませてもらえました。
トイレに関しては小屋の中のみ。よって、テント場の人もトイレの為に小屋まで来なければならない。