バテバテ山ガールと北岳の肩の小屋でテント泊(後編)

目次

03下山、そして思うこと

下りは夫婦Kちゃん友人Xそして私の順で歩きはじめた。

7時10分下山開始

北岳肩の小屋のテント場に別れを告げる
今日もとっても良い天気!こんな日に北岳にこれて本当に良かった!
小太郎尾根の稜線から山々を望む
帰りはひたすら下るだけ、下るだけだがその距離は長い。
そしていつものごとくハイペースで下山する。もちろん会話はない!
よって…写真もあまり撮れません…。
木漏れ日が眩しい
登りは辛そうだったKちゃんも、下りはしっかりついていっているぞ!
遅れを取ることなく
行きに休んだ雪渓ポイント
下山する山ガールのイラスト
二俣分岐
下山する山ガールのイラスト
全部ついていけている!
沢がゴウゴウと音を立てている場所まで降りてきた。
二樺沢の沢
あともうチョットで広河原山荘だね!
広河原手前の森林
と…思ったら…もうちょっとで、本当に後もうチョットで広河原山荘に着く手前でKちゃんが…

気持ちが悪い…ちょっと休ませて下さい

暗くなっている山ガールと困った女
で、全く動けなくなった。
下山時もそうとうオーバーペースで歩いていたようだ…。
何でしょう?疲労が溜まりすぎると体調不良になるのかしら?
この症状は私もまだ経験していないのでよくわかりません。

どうしたらいいのかしら?

凹む山ガールと動揺する女
先に行ってしまた夫婦に現状を伝える為に友人XKちゃんのザックも抱えて一足先に行くことに。
誰もいない静かな森林
10分ほど座り休憩をしたら、なんとか復活してきたようなので、後ちょっとの距離をゆるゆると下山。
広河原山荘に着いたら、先に降りていた夫婦友人Xがベンチに座っていた。
凹むKちゃん夫婦・夫が初めて

ま、無事に北岳登山できてよかったじゃん!

会話する面々
ほ〜っ…うん、最後は優しいじゃ~んと思っていたら
あ!バスの時間が来る!早く広河原の駐車場へ移動だ!
ああ〜!最後の最後もセカセカ!
広河原の橋をわたる
この川を渡ったら
大きな沢を越える
広河原のバス停に到着です。
橋を渡り終えて、広河原のバス停につくまでのほんのチョットの道のり間に再び北岳を振り返ってみる。
北岳を振り返る
お前の遠さを実感するとなかなか足が近づかない…。

11時15分広河原ビジターセンターに到着

そうして、広河原ビジターセンターに戻ってきました。
広河原ビジターセンター
その後、タクシーに乗って芦安駐車場へ戻り、夫婦と解散。

こうして、日本で2番目の高さを誇る北岳テント泊登山はこうして終わりました。
Kちゃんのおかげでキツイさをさほど感じず終わった北岳でしたが…数年後に単独で登った時はきつかったー!その話はまた別の投稿で…。
その後もいくどかKちゃんと登山へ行ったのですが…そのテント泊登山も辛そうで…彼女にとって、私たちとのテント泊は楽しいことが少なく、むしろ苦行なんじゃないかしら?と思うように…。
また彼女はバス酔いしやすいとのことで、深夜バスを使っての公共機関de登山は選択肢にないらしく、単独登山では主に深夜バスを利用する私とは一緒に行くことは叶わず…疎遠になり…今は交流も途絶えました。
山ガールは過去の人になった
Kちゃんは体力がないわけではない、むしろ普通よりはある方だ。
ただ、今回のメンバーが通常よりも体力と経験がありすぎるだけなので、普段そこらの女子より体力あるはずの私が…なんで〜!と、彼女の中で精神的にも体力的にも無理をさせすぎたのかもしれなせんね…。

この登山で思ったのが30代女性がテント泊をするなら、自分の基礎体力だけに頼らず、日々のトレーニングは行っておいたほうがいいかな〜と思うのと、シーズン初のテント泊でいきなりの高山テント泊は無謀だったねの2点ですね。

以上で、初の北岳登山のレポは終了です。
2017年7月13日に公開しましたが、ちょっと時間がなく地図とか文章を端折ったところが多いので、休日に修正・加筆します…。
なんてったって…待ちに待った、7月の3連休…天気が悪いらしいですからね!(T_T)


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