唐松岳から五竜岳の楽しい稜線をテント泊の重みと共に歩む(1/3)

目次

04唐松岳への登山道を歩く

地図唐松岳までの登山道

ここから目的の唐松岳頂上山荘までは2時間半の登りになる。

14時26分唐松岳への登山道に入る

唐松岳登山道に入る

登山道に入っても、歩きやすい道が続く。

唐松岳登山道歩きやすい

この道は前に下山でも使って記憶に残っているが、最初から最後まで整備されているので登山初心者でも抵抗なく歩けるのではないのでしょうか?

唐松岳の登山道

登山道に入ると下山の人と次々すれ違う。

とても歩きやすい登山道

ここで…今更ながら気がついたのだが…この登山道に入ったのが14時30分近いよね…?
計算によるとあと2時間半は登るんだけど…そうなると…唐松岳頂上山荘テント場に着くのが…17時…?
それダメじゃん!
なんでこんな簡単な計算ができなかったんだろう?家で幾度も計算してきたはずなのに…。
そうだ!バスの遅れ1時間のことをすっかり忘れていた!
そのことがすっぱ抜けて16時にはテント場に作って思い込んで進んでいたよ!

だからといって…ここまで来て白馬の街に戻るわけにも…ちょっと頑張って、スピードを出して登ろう!

石階段を上る

扇雪渓の分岐まで来た。

扇雪渓の分岐点

雪渓のところでくつろいでいる人達が見えるが、そこに立ち寄って雪と戯れいる時間なんてない。

扇雪渓が見える

登山道ですれ違うのは下山の人ばかり…登りの人なんて全然いやしない!

ヤバイよヤバイよ!

イラスト泣く泣く

心が焦る。
けれども、1個だけ私の中に星があった。それは先程抜かせてもらった団体さん。彼らがいる、大丈夫。
なにが大丈夫なのか、訳がわからないですが…根拠の無い灯火にしがみついて先を進むことに。

登山道を急いで進む

どんどん進む、今日はテント場に着きさえすればその後の予定は一切ないので、久々にちょっとこれ早めじゃん?ってスピードを出して登る。
だからといって劇的に速く登れているわけではないのだが。

ピークが見える

ここまで来ても登山道で会うのは下山の人ばかり…

15時でこんな場所にいるなんて、遅いよね…遅すぎるよね…

泣いているイラスト

と。なんかめっちゃ後悔してきた。

人に迷惑かけない時間までに唐松岳頂上山荘へ着かないと思いながら歩く。
焦る気持が被害者意識を勝手に増長させて、下山してくる人たちが

え〜あのおばさん今から登ってんの!?

って思われている気がしてたまらない…。
このピークを越えたあたりで…やっと、やっとやっと!念願の上りの同志たちの姿が見えてきた!

石の登山道を進む

あーよかった!!!

振り返ると白馬の街並みが見える

振り返ると白馬村が見渡せる…ああ、いい景色だ。

唐松岳登山道をどんどん進む

だからと言って、のんびり行くわけにはいかない。

見晴らしの良い日

唐松岳頂上山荘に着いても、その先にテント場確保とテント設置が待っているんだ。
なので、ひたすら必死ペースで登る。

後でユックリ見ると決めて進む

ザックが重くてもバテることなく進めたのは、急登がなかったのと歩きやすい道のおかげなんでしょうね。

歩きやすい登山道が続く

この登山道は歩きやすい上に見える山々がとても綺麗なので、本当はゆっくり休憩を挟みながらマッタリ歩いたほうがいい登山道です。いつか…いつの日かもっとマッタリ登りに来るよ!うんダンナと!

え〜ヤダー。

嫌がるダンナのイラスト

困難な岩場や両手を使って登らなくていけない場所もなく、多分過去に歩きづらかったところには階段が作られている。

登山道の先に見える人々

所々にある開けた場所での風景もこれまたイイ!
ここでゆっくり…コーヒーでも飲めたらいいのに…と思いながらそのまま進む。

どんどん進む

いい風景はテントを設置してからゆっくり見るんだ!

整備された橋を渡る

ここまで来ると反対に下山の人はいなくなった。
八方尾根スキー場のリフト・ゴンドラの営業時間が決まっているので、皆さんそれに合わせて下山していくのだろう。

岩が多くなってきた登山道

進行方向先にポツポツと登りの人たちが見える。
遠くに歩く人を見てまだまだその先まで歩くのかと思うが、後ろにも何人かの登りの人がいることはわかっているので焦る気持がちょっとだけ落ち着いてきた。

まだまだ続く登山道

これだけ整備するのは大変だろうな〜と思いながら道を進む。

崩れそうなところは保護されている

見ての通り岩が不安定そうなところは崩れないように整備されている。

唐松岳登山道もそろそろ終わり

時計を見ればもう16時を過ぎている…あーもう!私が決めている、小屋に入るのは16時までにネ!ルールを破っている。
その時、後から足の速い人が来た。
道を譲るとなんと彼は…!

山岳警備隊の方でした!

あぁそうか!登山道の入り口にいたなんだか強そうなオーラを持った人この人だったんだ!

お一人ですかと聞かれ はい
テント泊ですかと聞かれ はい
この時間だとテント場はキツイかもしれませんねと言われショック!

…もしも…もしも…テント泊を断られたら…

嫌な予感を感じているイラスト

ショックを受けつつも、山岳警備隊の方背中を見ながら進むとやっと…唐松岳頂上山荘の建物が見えてきた…!
唐松岳頂上山荘が見えてきた
あーよかった!着いたよ!唐松岳頂上山荘!!!

16時06分唐松岳山頂山荘に到着

唐松岳頂上山荘に到着

約2時間40分で登った!こんなに急いで登ったの…ほんと久々…疲れた〜!
先にも書きましたが、今日はもうコレで行動しないって決めているからこそのハイペース登りでした。

05唐松岳頂上山荘テント場

ザックを唐松岳頂上山荘の外に置いたら、急いでい小屋に入る…向かって左が宿泊受付?右が売店?とにかく人がワラワラ…。
宿泊受付に並んで待つも…食事の時間や部屋のことでいつまでたっても進まない。
う〜ん、あとどれ程かかるかな?と思って並んでいたら、後ろで先ほどの山岳警備隊の人とどうやら小屋の人が話している。
あと25人ぐらいは来ますよ。テント泊の人もまだまだ。
あ、彼のお話の相手は小屋の方?話が途切れた時に勇気を出して…
テント泊はコチラの受付でいいんですよね?と聞いてみたら、テント泊の受付は売店側だって!
ひゃ〜!と思って急いで売店側へ並び直す。
受付用紙を渡されてたので急いで記入。

良かった、断られなくって…。

泣いている顔のイラスト

一通り個人情報記入し終わった時に、受付の男性が私の住んでいる市町村の名を口にした。
「○○からお越しの方」

へ?

何?私?と受付の方の顔を見て私ですか?聞くと
「○○の□□の方です」と受付の方の視線は私の後方に…彼が呼んだのは私じゃない後ろにいたお兄さんだ。
○○の□□は私の住んでいる所から歩いて10分程の場所…。思わず

ご近所さんですね!

喜んでいる顔のイラスト

と声をかけてしまいました…。もうやだ…オバサンだから思った途端に直ぐ口に出してしまう…。
だってさ〜、家から歩いて10分程の人と人が…遠く離れた長野県の山頂のしかもテント場受付で鉢合わせするなんて…なんかすごいじゃないですか!
私の住所を見て、そのお兄さんも。

あ、本当に近所ですね。

…そして人混みに消えていった。

テントの受付時にトイレの説明やこの後の行動予定などを聞かれます。

出発時間は4時で五竜岳、鹿島槍を越えて冷池山荘のテント場かエスケープルートとして五竜岳から遠見尾根で下山です

笑顔のイラスト

テント場の受付が済んだら、今度は急いで場所を探しに行く。
唐松岳頂上山荘テント場は山荘から下にぐぐぐっと下がって行った先にポツンポツンと存在する。
この下り…けっこう急で…トイレや買い物で山荘に戻ることを考えると、あまり下りたくない。どこもかしこもいっぱいで張れる場所がなかなか見つからない…。

下っている途中で、さっきの近所のお兄さんが無事テント場を確保して、張っている…。

いいなぁうらやましいなぁ

岩場急登を登るイラスト

テント場エリアの上から下までの中間位置ぐらいに、何とか私のエアライズ1を張れそうな場所を発見。
幸いなことに奥に張られているテントは女性ペア、その奥がカップルとご近所さん的にも好立地!
ちょっと風が強かったので張るのに少し手間取りましたが、なんとか設置。

唐松岳頂上山荘テント場にテント設置

テントを張り終え、脱ぐもの脱いだら、重たい足で唐松岳頂上山荘まで登る…。シンドイ。

唐松岳頂上山荘から見るから唐松岳頂上山荘のテント場

疲れもあるけど、この登り…きついなぁ…トイレは…極力行かないで済むようにしよう…。

けれども唐松岳頂上山荘からもそのテント場からも見える山は見事なものでした。
小屋にあった自販機でビールを買ってその風景をぼ〜っと見る。

ビールを飲みながら風景を見る

あれって剱岳ですかね?

目の前に広がる山々

小屋の前に置いてあるベンチに座って周りを見ると右手に唐松岳。

右手に唐松岳

左手にたぶん明日向かう方向の五竜岳???

左隣五竜岳

もうチョット山座同定ができるようになっておいた方が山の楽しみも増えそうなんですがね〜。

あと、参ったのがせっかく電波の立つ小屋にいるのにスマホの電源が入らなくって…最近私のスマホは冷えると、どんなにバッテリーがあっても電池切れマークが出て入らないんですよ。
お腹に入れたり、さすったり…して何とか電源を入れました。

そして、空を見れば雲がいろいろな形を形どっていて、とても面白い。

雲と飛行機雲

お天気に恵まれた1日で本当に良かった!明日もいい天気でありますように!

雲と飛行機雲が連なる

明日は4時にはここを出発したい!そう思って6時半にはシュラフに潜り込んで眠る。
外からは夕日がキレイだ〜!との声が聞こえますが…正直テントから出るのが面倒くさい…よって、空気穴からカメラだけだして撮影…。
テントの中から夕焼けを撮影

その後は周囲の楽しそうな声に包まれて、眠る…。

次の「唐松岳から五竜岳の楽しい稜線をテント泊の重みと共に歩む(2/3)」に続きます。


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